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尼崎市 兵庫県
尼崎市立尼崎双星高等学校普通科
TEL.
06-6491-7000
〒661-0983 兵庫県尼崎市口田中2-8-1
卒業生からのメッセージ
GRADUATION
メッセージ
○平成22~24年度卒業生
平成24年度卒業生(自然科学類型)
岡本大介さん
中学生の時はそれほど勉強に力を入れておらず、部活にも入っていなかった私は、この高校入学を契機に勉強と部活に専念しようと意気込んでいました。私たちは東高校最後の卒業生となるので、東高校の最後の3年間を私たちの手ですばらしいものにしたいと思い勉強と部活の両立を目指し、また様々な行事にも取り組みました。その結果、二度と体験できない貴重な3年間を過ごすことができました。
勉強については中学時代から苦手だった英語に苦労しましたが、授業でわかりやすく教えていただいたおかげで徐々に苦手意識が薄れてきました。また、科学者を目指している私は化学にこだわり、得意分野とすべく自然類型クラスに進み積極的に授業にも取り組みました。夏休みにある補習は、いつもの授業よりさらにレベルの高い内容だったので、普段の授業で習ったことが定着したと思います。特に3年生の夏休みには1、2名の少人数でも補習授業をしていただきとても感謝しています。
部活では1年生時から筝曲部に入部し、いろんな場所で琴を演奏させていただきました。最初はとても緊張していましたが、演奏を重ねるうちにしだいに慣れていき、一人での演奏もできるようになりました。こうした経験のおかげで入学前の自分よりも積極的に物事に取り組む精神が養われたと実感しています。
今、3年間を振り返ると、勉強と部活を両立できただけでなくさまざまな行事を通して一生の思い出を手に入れることができました。入学時の目標どおり、とても充実した高校生活を送ることができたと思っています。
大学では、高校の化学ではただ覚えるような部分を深く追究でき、研究施設も充実しているので、実験を通して積極的に勉強していきたいと考えています。英語についても論文を読むために必要な知識なので、大学でもさらに勉強を続けていきます。また、人とのつながりもより一層深め、大学生活も充実させて、科学者になるという夢を実現したいと思います。
平成24年度卒業生(人文類型)
一瀬 結己さん
私が尼崎東高校に入学して良かったことは、4つあります。
1つ目は、学校施設が充実していることです。 私たち東高生は、2年生に進級すると同時に今の双星高校の校舎へと移転しましたが、初めて校舎見学をした時は驚きました。各教室に冷暖房完備はもちろんのこと、広い駐輪スペースや使い勝手のよい食堂、空中庭園などがあり、施設だけを見れば、公立高校ではなく私立高校のようです。特に嬉しかったことは、図書館が広いことです。蔵書量も多く、検索機能つきのパソコンが完備されているので、読みたい本がすぐに見つかります。
2つ目は、生徒数が多いことです。 尼崎東高校と尼崎産業高校が合併し、さまざまな類型がある普通科と専門学科の両方があるので、バラエティに富んだクラスが揃っています。その上、生徒数が多いので、文化祭や体育祭などの学校行事がとても盛り上がります。クラブもたくさんあるので、これから入学する皆さんもきっと自分の入りたい部が見つかると思います。
3つ目は、授業が丁寧なことです。 私は人文類型のクラスでしたが、授業では基礎からしっかり、繰り返し教えて頂けます。 文系なので、3年生では国語表現や国語総合など、国語の授業の種類や時間数が増えました。国語が好きな私には、凄く魅力的な授業が多かったです。私の3年生の時の時間割は、金曜日の6時間の内、4時間が国語関連の授業でした。授業時間が多かったおかげで、力もついたと思っています。
4つ目は、進路指導が熱心なことです。 将来、進学や就職を考えている人、または、進路希望が未定の人でも、先生方がいつでも親身に相談にのってくださるので、3年間安心して学業や部活に打ち込むことができます。
以上のことから、私は尼崎東高校に入学して良かったと思います。この4つの良かった点は双星高校に引き継がれていますので、これから双星高校に入学する人にも、きっと卒業時にはこの高校に入学して良かったと思ってもらえると思います。
私は、卒業後は大学で児童心理学を専攻し、将来はいじめや不登校で悩んでいる生徒の支えになりたいと思っています。そのためにこれからも学業に励みたいと思います。
平成22年度卒業生(国際コミュニケーション類型)
久保田 慎一郎さん
私は自由な校風にあこがれ尼崎東高校に入学し、大学進学を目指していたので迷わず国際コミュニケーション類型に入りました。
中学生の時は英語が全くできず、高校に進学した当時は大変不安でした。しかし、授業では基礎的な文法から丁寧に教えていただき、英語に対する苦手意識も徐々に無くなっていきました。
国際コミュニケーション類型では週に2回7時間目に授業があり、放課後には問題集の解説やリスニング対策などの補習がありました。難関大学進学を目指しているだけあり内容が難しく、ついて行くのに悪戦苦闘しましたが、それも今では良い思い出です。
先生方には放課後も勉強を教えていただき、夏休みには補習だけでなく、マンツーマンで指導していただきました。先生方のご指導のおかげで、受験勉強にも前向きに取り組むことができました。
部活動では3年間柔道部に所属し部長を務めていました。高校生活が充実していたと感じられるのも勉強と部活動の両立ができていたからだと思います。
これらの高校生活での経験を活かし、大学でも何事にも能動的に取り組み、大学生活を充実したものにしていこうと考えています。私がこのように考えられるようになったのも尼崎東高校の国際コミュニケーション類型に入り、3年間続けてきたという自信があるからだと思います。
中学生の皆さんも双星高校の国際コミュニケーション類型に入り、勉強と部活動を両立させて高校生活を充実させていただければ幸いです。
平成21年度卒業生(自然科学類型)
堤 優子さん
私は入学前から尼崎東高校でソフトボール部に入ろうと思っていました。入学後すぐに入部し、3年生の夏の総体で引退するまで全力で取り組みました。入部当時、部員はひとつ上の先輩が2人いらっしゃるだけでした。顧問の先生方と私たち部員とで一からチームを創り上げることは、とても難しいことでしたが、これからの人生に活かせるとても貴重な経験になったと思っています。
入学した時から卒業後は大学に進学したいと思っていましたので、日常の授業を大切に受けたのはもちろんですが、定期試験前には部活の勉強会や自宅できっちり復習しました。勉強会には顧問以外の先生方も来てくださり、親切に教えていただきました。また、大学受験に向けて早朝補習を開いてくださったので、放課後の部活の練習と受験勉強を両立することができました。おかげで徐々に実力も付いてきました。
部活引退後に本格的な受験勉強を始めたのですが、先生に志望校について相談したところ関西大学のAO入試を紹介していただき受験することにしました。一次試験はレポート、二次試験はプレゼンテーションとグループディスカッションの実技、という内容でしたが、大勢の先生方がサポートしてくださり、無事に合格することができました。
私は現在関西大学総合情報学部で様々なメディアについて勉強しています。来年からは情報通信技術やメディアの教育的活用について学ぶゼミへの所属が決まり、新しい情報教育について学んで行く予定です。将来は高校・大学での経験を活かして教育に関わる仕事に就きたいと思っています。
平成22年度卒業生(音楽類型)
西野 文香さん
小中学生の頃、いろいろな習い事を経験しましたが、最終的にどれも飽きてしまい、結局、何もかもが中途半端な状態でした。でもそんな私が唯一、好きで集中できたのが音楽で、中学3年間続けた吹奏楽やクラシック音楽をもっと深く学びたいと思い、当時新設の尼崎東高校の音楽類型を受験しました。
入学してからは、周りの友達に刺激を受け、中学の時よりも断然、部活と勉強の両立が捗りました。負けず嫌いの私は、毎日、朝練や、放課後の練習を3年間続け、常に「絶対に尼崎で一番のオーボエ吹きになる!」と強く思うようになり、運良く目標も達成できました。
しかしその裏側にあったのは、いつも応援して支えて下さった、東高の諸先輩や先生方。そして、なによりも、毎日行動を共にし、励ましてくれたり、笑顔の絶えない仲間がいたからでした。いろいろな賞を頂く度に、『私は《見えない力》に助けられているな。』と思うようになりました。演奏をする時には、もちろん緊張やプレッシャーもありますが、それよりもやはり、応援して下さる周りの方々の期待に応えられるように、自分自身が最大限の努力をする事を心がけるようになりました。
また、音楽類型の授業では、週1回のパートレッスン、合奏レッスンで基礎から音楽的表現などを学び、充実した時間がある事はとても魅力的でした。パートレッスンでは、講師の方々は細部まで、一人一人の技量に合った指導をして下さり、私がこの学校で一回り大きく成長できたのも、このレッスンのおかげだと思っています。また、3年生からは演奏法や音楽理論、ソルフェージュといった、音大受験には欠かせない授業も増え、一日の内で音楽に浸る時間が多くなり、受験に対して一層、真剣に取り組めるようになりました。
今では、更に音楽に対して刺激を追い求めるようになり、西洋音楽の本場であるヨーロッパの先生方に御指導して頂いたり、お話を伺ったり、本当に貴重な体験をさせて頂いています。
いずれは私も、自分でヨーロッパの地を踏み、いろんな方との出会いを大切にして、幅広い経験を積みたいと思っています。
(注)西野さんは第20回日本クラッシック音楽コンクール全国大会において、木管楽器部門(オーボエ演奏)高校の部第3位を受賞されました。1位2位該当者なしだったため実質的には日本一となります。
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