【学校長挨拶】
小原 靖(第7代校長)
尼崎市立琴ノ浦高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
本校は昭和24年創設の尼崎市立城内高等学校と昭和47年創設の尼崎市立尼崎工業高等学校の定時制課程の2校との再編により、平成25年4月1日に尼崎市立琴ノ浦高等学校として開校され、今年で13年目を迎える定時制・普通科の高等学校です。
さて、本校では、Agency~自ら考え、行動し、未来を拓く「人」を育てる~「一人一人の夢や目標を実現する学校」をスクール・ミッションとして、開校より受け継いできた校訓「自立・創造・協力」の精神のもと、地域に根ざした学校づくり、地域社会に貢献できる生徒の育成に向けて、学校と保護者、そして地域の皆様のご理解を得ながら三者が協力した教育を日々実践しております。
本校の大きな特徴は、県下で唯一の定時制・単独校であることに加え、卒業後に必要な基礎的・基本的な知識・技能の定着を図るとともに、それぞれの生徒に応じた「学び直し」をあらゆる教育活動を通して行っております。また、基本的生活習慣と規範意識の確立、将来を見据えた豊かな自己実現を図れるよう、積極的な生徒指導を推進しております。1年生の「総合的な探求の時間」では、2年生からはじまる自らの興味・関心等に応じて学びを進める4系列⦅普通・商業・工業(機械)・工業(電気)⦆すべての内容について理解を深めた上で、将来設計を立て、進路希望に沿った学びに意欲的に取り組んでおります。
このほかにも、本校では「他人(ひと)とのつながりを」大切にした教育を推進しています。私たちは誰もが一人だけでは生きていくことができません。また、身近な変化として感じられる日常的な国際化やAIに代表されるICT技術の進展等、日進月歩で目まぐるしく変革を続ける開かれた社会が、今後も待ち受けていることが容易に想像できるからこそ、誰かを助け、誰かに助けてもらいながら、周囲の人たちとの繋がりの中で協働していくことが、より一層不可欠になることでしょう。そのような状況を踏まえて、本校はこれからも垣根を超えた「人と人とのつながり」を大切にする「学び舎(や)」として、教職員が一丸となって、将来にわたって、自らの力で力強く歩みを進めるとともに、地域に貢献できる生徒の育成に努めて参りたいと思います。
こちらのホームページでは、本校の教育内容や年間を通じた学校行事、部活動、進路状況等の生徒たちの生き生きとした学校生活や学習活動の成果を順次掲載していきます。在校生はもちろん、本校に入学を希望されているみなさん、保護者や学校関係者、同窓生、そして地域の皆様、今年で13年目を迎える琴ノ浦高等学校の生徒たちの活躍と躍動する姿を、今後とも是非ともご覧いただきたく思います。