リンゴ

昭和33年に尼崎養護学校の第1回体育祭で飛ばした風船が、長野県にある現・上田東高校に辿り着き、

風船のお返事として実習で栽培していたリンゴを送ってきて下さいました。その交流が今も続いています。

今年も上田東高校からリンゴが送られてきました。一人一つずつ持ち帰りますので、ご賞味くださいね。

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リンゴに同封されていたお手紙を一部紹介します。

「リンゴを送るきっかけとなった出来事を聞き、遠く離れた尼崎から届いたメッセージが紡ぐ絆に心が温かく

なりました。今年のリンゴは長野県の北部中野市で作られた「ふじ」です。私の親戚のリンゴ農家より分けて

いただいたリンゴになります。機会があれば、長野県へ遊びに来てください。ちなみに来年度の2年生は令和

8年の1月に修学旅行で関西方面に行きます。」(生徒会顧問)

「1つの風船が紡いだこの縁を絶やしてはいけないと思いました。またそのような歴史を知り、生徒会長とし

て身が引き締まる思いです。ぜひこれからも交流や情報交換を通じて共に学び合えればと願っております。」

(生徒会長)

「たった1日で割れることなく長野まで飛んできた風船や、それを見つけたのが上田東高校の先生だという

奇跡に驚いています。長年にわたり続くこの歴史に上田東高校の生徒として関われて嬉しいです。」

(JRC班(ボランティアなどを行っている部活) 班長)

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