1 生徒の現状と課題
「人権に対する正しい理解と認識のもとに、日常の教育活動を通じて、人権尊重の精神を
培い、差別や偏見を解消する実践力の育成に努める」という基本方針の下、年間計画に基づ
き人権教育を推進している。しかし、いじめ事件は発生し、その中には携帯電話を使ったもの
も散見される。また、校内でいじめによる暴力行為や侮蔑発言も見られる。
これらの課題に対して、人権教育を一層推進していく必要がある。
2 研究テーマ
「いじめや児童虐待の予防・解決に向けた取組」
3 ねらい
お互いを認め合う多様性教育を推進し、ともに生きる「共生社会」の実現に主体的に取り組
む実践力を育てる。
児童虐待やセクシャル・ハラスメント、ドメスティック・バイオレンスの予防のための家庭や地
域、校種間の連携を構築する。
4 具体的な取組
(1)研究の概要(様式1)
(2)各領域における取組
ア 教科における取組
・取組の概要(様式2) ・指導案 ・生徒の感想
イ 道徳における取組
・取組の概要(様式2) ・指導案 ・生徒の感想
ウ 特別活動における取組
・取組の概要(様式2) ・読み物資料 ・生徒の感想
エ 総合的な学習の時間における取組
・取組の概要(様式2) ・指導案 ・事前学習資料 ・生徒の感想 ・DV理解度調査結果
5 成果と課題
(1)成果
・職員の共通理解の上に立った指導を行った結果、生徒たちはお互いを認め合いいじめ
を根絶する意識が醸成された。
・今後は自ら積極的に行動していく力を高める必要がある。
・校種間の連携については、情報を共有することや指導の統一性を構築するようになっ
た。
(2)課題
・保護者や地域とのさらなる連携が課題である。