2013 塚口中学校 文化発表会 合唱コンクール

  

2013 塚口中学校 文化発表会 

  合唱コンクール 10月23日 講評

さて、今年度最後の全校行事である合唱コンクールも終わりました。
今日まで重ねてきた練習の成果が出せたでしょうか。
 「真剣に向き合う」という言葉があります。私たちはどうしても日常の中で、飽きてしまったり、疲れてしまったりして最後まで真剣に向き合うのは難しいことがあります。 君たちの合唱練習でも中だるみのころが合ったと思います。姿勢が崩れていたり、表情に勢いがなかったり、ただ何となく歌っているな、という印象を受けることがしばしばあったと思います。しかし、合唱リハーサル以降、取り組みが変わったクラスもありました。一方、クラスのみんなが真剣に歌っているのに、うろうろして真剣に向き合えない人もいました。同じ50分間、同じ9日間練習してきても、真剣に向き合った人と、向き合えなかった人の得られるものは随分違います。
  
 コンクールなので点数をつけ、順位をつけることになります。
しかし、自分がこの曲に、クラスの仲間に真剣に向き合ってきたとしたらそれに点数をつけることは不可能です誰が何点と評価しようが、自分にとってこの練習してきた期間はかけがえのない時間であったはずです。
 せっかく今日まで一生懸命練習してきたのだからどうせなら賞を取りたい。それは当然です。でも上手に歌えたとか、他のクラスに勝てたのではないか等、いろいろな思いはこちらへ置いておいて、曲に、仲間に真剣に全力で向き合えたかどうか考えてみて下さい。
 たとえ結果として賞を取れなくても、自分も聞く人も幸せな気持ちになれる合唱になったかどうか。この中から上位2クラスは、学年代表として25日の全体発表会に出演してもらいます。どのクラスが代表になっても、大きな拍手で健闘をたたえ合って欲しいと思います。 

 

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