教育総合センターで第62回尼崎市中学校読書感想文発表会が行われました。これは読書感想文の市内準特選以上の入選者の表彰と特選作品の朗読を行う会です。本校から3年生2名の女子生徒が出席しました。教育長賞と準特選を受賞しました。特選の4名の朗読がとても素晴らしく感動しました。読書感想文は本を読んで感想をまとめるものと思っていましたが、特選の4名の朗読はそんなものではありませんでした。今の社会での問題や課題を実生活から見つけ出し、読書内容を絡めながら、問題提起し、解決についての自らの意見表明するとうスタイルでした。青年の主張のような内容でとてもぴっくりしました。認識不足でした。教育長賞を頂いた本校3年生女子生徒の作品は「誰かのために」という作品名で、バルセロナオリンピックの卓球観戦から始まり、読書で感動したこと、そして、理解したことから自分としてどのように生きていくかを決意表明するという内容でした。とても感動しました。準特選の作品名は「音のない世界」でした。また、表彰式後に講演がありましたが、知りあいの方でした。学生時代をしっている方でしたが、今は大学の職員として学生の就職支援を行っているとのことで、マジックを披露しながら、生徒達に自分の可能性を信じて精一杯行動してくださいという生徒への応援メッセージいっぱいの講演でした。学生時代を知っている方が活躍している姿を見るのはうれしいものです。