「心の強さ」の秘訣は、逆境を乗り越え、今を全力で生きようと考えること。
12 月10 日(月)に北京パラリンピック平泳ぎ100m4 位・100mバタフライ8位、ロンドンパラリンピック100m平泳ぎ8 位に入賞された伊藤真波さんを講師にお招きして講演をしていただきました。
伊藤さんは、20 歳のときにバイク事故で右腕を失われました。とても大きなハンディキャップを背負われ、心に大きな不安を抱かれた当時でしたが、前向きな努力で幼いころからの夢であった看護師になることを実現されました。そして、幼いころから習い事にしておられた水泳を一生懸命練習して、パラリンピックにも出場されました。それだけに留まらず、ヴァイオリン専用の義手を使い、演奏もみんなの前で披露してくださいました。
話をお聞きして感じたことは、伊藤さんには逆境に負けない強い意志とたくさんの感謝の気持ちを持っておられることでした。伊藤さんの講演は、心の気持ちを素直に表現され、とても引き込まれるお話でした。生徒の皆さんにも今の生活や将来を考える上でたいへん参考になりました。
伊藤さん、ありがとうございました。