1995年1月17日の5時46分に兵庫県南部を中心にとてつもない大地震が起こりました。阪神地区や神戸市を中心に大きな被害をもたらし、建物の倒壊や火災などで多くの命が失われました。
23年前のことなので、今の1年生は阪神淡路大震災の実体験がありません。そこで、今月5日(火)に当時の震災時のことを知るためと、命について考えるために神戸新聞阪神総局長の金居光由さんに講演をしていただきました。
金居さん自身も被災された中、記者という仕事を全うするために震災当日から神戸新聞を発行するために尽力をされました。現場を撮影するときは、人命救助を優先するのか、記録を残すことを優先するのかなど大きな葛藤があったようです。また、避難所生活をされている人々の様子や、遺体安置所となっている学校などの心痛む現場の様子も実際の写真も見せて頂きながらお話を聞きました。
震災直後は震災の悲惨な現状を伝えることが中心だったようですが、徐々に被災者の方々がまた一から新しい生活を送るために頑張る姿を伝えるようになったということもお話されていました。
今回の講演で阪神淡路大震災の様子、その中での記者の仕事、命の大切さ、今後発生すると言われている南海トラフ地震のことなど多くのことを学びました。お忙しい中、講演していただいた金居さんありがとうございました。
命の大切さ、これからも考えていきましょう!