5月10日(水)~12日(金)、2泊3日の修学旅行に行ってきました。
生徒会のスローガン『北中の大三角形』にちなんだ『修学旅行の大三角形~協力・学ぶ・楽しむ~』のスローガンのもと、【修学旅行実行委員会】を中心に準備を進めてきました。
また、「ただの観光旅行にならないようにしよう」と、2年生の3学期から、沖縄戦についてのさまざまな資料・映像を用いて学習もしました。
その準備や学習の甲斐あって、素晴らしい修学旅行となりました。3日間の様子をご紹介します。
~1日目~
飛行場では手荷物検査にみんな緊張。検査を通過しホッとしたら、次は離陸に緊張。飛行機がゆっくりと動き出すと、「動いた!」「もう飛ぶ!?」とドキドキワクワク。
窓から見える雲の上から下を見下ろす景色に感動している人もいました。
那覇空港から美ら海水族館に行く途中、「道の駅・嘉手納(かでな)」に立ち寄りました。
ここは、米軍基地の中が見える観光スポットにもなっています。展示スペースもあり、学習もできます。
戦闘機が飛んでいるときの、大きな大きな音もきくことができ、「沖縄の人は毎日聞いているのか・・・」と、基地問題について考えることができました。
美ら海水族館に到着すると、ここからは班別行動。館内を自由に見てまわりました。
水槽の中の大きな魚に見入ったり、記念のスタンプを押したり写真を撮ったりと、楽しい時間を過ごしました。
夕方からは伊江島の民泊です。入村式では、伊江島のみなさんの歓迎を受けて、少し緊張がほぐれたのか、笑顔でそれぞれの家庭に分かれていきました。
楽しい夜を過ごしたようです。
~2日目~
午前中はそれぞれの家庭で活動です。山、海、「ガマ」など様々な場所で体験活動をしたり、食事作りで沖縄の文化に触れることができました。
退村式では、体験発表として、ダンス、三線と大正琴の披露がありました。そして各家庭でのお別れの時には、涙を流す生徒も多数おり、とても充実した時間だったことが伝わってきました。
午後はひめゆり資料館見学、平和祈念公園で平和集会を行いました。千羽鶴を献呈し、黙祷をささげているときの静けさに、「平和に感謝しよう」という気持ちが自然と沸いてきました。
ホテルで夕食を取った後は、戦争を経験した語り部さんに講話をしていただき、“平和のバトン”を受け取りました。戦争と平和について深く学び・感じることのできた1日でした。
~3日目~
朝食を食べたら、早速国際通りに出発。班ごとに自由行動。
まずは「牧志市場」からスタートです。沖縄ならではのいろとりどりの魚をはじめとする様々な食材が売られているのを見てまわりました。
やはり沖縄は暑く、アイスを食べている人もたくさんいました。お土産やさんもいろいろとまわり、楽しい買い物ができたようです。
再集合の場所は、那覇空港。「ゆいレール」に乗って現地集合です。きちんと時間を守って活動を終えることができ、無事に伊丹空港まで帰ってくることができました。
修学旅行でたくさんの思い出ができました。
いちばんのお土産は、体験から学び、成長して帰ってくる一人ひとりの姿です。
今後の生活に大いに生かしてください。
楽しい修学旅行は、いろんな人の協力によって支えられていることに気が付いたでしょうか。
実行委員の皆さん、長期間にわたる準備、ご苦労様でした。
保護者の皆様、出発時は早朝からの準備やお見送り、帰りのお迎えなど、様々な面でサポートいただき、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。