いつもは学校単独で訓練を行いますが、今回は、学校と地域が連携して行う形での実施です。
大庄地区の地域の方が約120名と、いるか保育園の園児と先生32名が参加されました。
大庄地区の地域の方が約120名と、いるか保育園の園児と先生32名が参加されました。
まず、地震が発生し、揺れが収まったらグラウンドヘ【水平避難】。
次に、津波発生を想定し、グラウンドにいた、全校生徒と地域の方全員が、北校舎の3階に【垂直避難】をしました。
その後、体育館に集合。
物干し竿と毛布が置いてあります。いったい何に使うのでしょう?
消防隊の方から、
● 顔面を怪我したら?
● 頭のてっぺんを怪我したら?
● 腕が骨折したら?
● 多くの部位を怪我していたら?
というシチュエーションで、応急手当の講習がありました。
地域の方と北中の全校生徒が、体育館の真ん中に注目しています!
北中を代表して、1年生男子3名と、教員2名も参加。
スーパーでもらうビニール袋が、骨折時の三角巾の代わりになることを教えていただきました。
そして、さっきの物干し竿と毛布は、即席の担架に!
いろいろなアイデアに、地域のみなさんも、「おぉ~」と声を上げて感心されていました。
心肺蘇生とAEDの使い方も、デモンストレーションをしていただきました。
消防隊の方に、「AEDって、どんなときに使えるのかな?」と質問を受けた2年生男子2名。
「心臓が止まったとき」「呼吸をしていないとき」と答えましたが・・・・・・?おしい!
正解は、「心臓がけいれんしているとき」でした。
AEDは、血液を送れなくなる重い不整脈(心室細動)の患者に電気ショックを与えて救命する装置。
心臓が止まっている状態では、電気ショックを行えないそうです。
勉強になりましたね。
最後に、校長先生と共に黙祷をささげ、尼崎市副市長さんからの総評がありました。
みなさん、自分のこととしてとらえ、訓練をすることができましたか?
【1.17】の教訓を活かし、防災に努めていきましょう。