多くの体験をした広島修学旅行

3年生は9月12日(月)~14日(水)に広島県へ修学旅行に行ってきました。修学旅行で目的とするテーマは、「自然体験」・「平和学習」・「民泊体験」の3本柱です。

1日目は「自然体験」として瀬戸内海でカッターボート訓練をしました。

大自然の中での活動を通して、自然に恵まれていることの良さや自然との共存を体感することができました。また、クラスのみんなと一致団結してボートを漕ぎ、仲間との絆を深めることができました。体験時間の後半ではレースを行い、とても盛り上がりました。

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2日目は「平和学習」として、広島市の平和記念公園で平和セレモニーを行ったり、資料館で被爆体験講話を聞いたりしました。

公園内にある「原爆の子の像」の前で、戦争を過去のものと考えず、戦争や平和について深く関心を持ち、たくさんのことを学習すると宣言しました。さらにみんなで折った千羽鶴を捧げました。資料館での前半時間は貴重な被爆体験のお話を聞き、当時のすさまじい状態を知ることができました。そのお話を通して、「命の大切さ」を心に感じることができました。後半時間は資料館を見学し、広島の原爆について主体的に学ぶことができました。

昼食に広島名物のお好み焼きを食べました。関西とは違い、麺が入っているお好み焼きで、生徒は熱々のできたてをおいしそうに食べていました。

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2日目午後から3日目午前までは、「民泊体験」フェリーに乗り、瀬戸内海にある大崎上島で行いました。

生徒たちは46軒の民家に分かれ、尼崎では味わえない自然の中で農業体験、漁業体験、島観光などをしました。最初の入島式では緊張していた生徒たちですが、様々な楽しい体験活動や民泊先の方の優しさに触れ、島の生活で大きく成長することができました。体験を通して、自然との共存、自然の恵みと食、命の大切さを学びました。また、働くことの尊さや大変さも学びました。短い間でしたが良い思い出をつくることができました。

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 3日間の修学旅行では大きな問題が起こることなく、行程通り進めることができました。みんなが「集団行動」という意識を持って取り組めた成果です。そして、被爆体験のお話をしてくださった鳥越さんをはじめ、カッターのインストラクターさん、民泊先のおじさん、おばさん、バスのガイドさん、運転手さん、付き添って下さった添乗員さん、写真屋さんなど多くの人たちの支えで素晴らしい修学旅行ができました。本当にありがとうございました。

修学旅行で気付いた大切なことをこれからの学校生活、家庭生活に活かしていきたいと思います。

 

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