あと54回「おはよう」を言うと(進路通信image24-25号)

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「あー、あと卒業式までどのぐらいあるのかなぁ」 

ふと思い、進路カレンダーを見て、3月11日まで数えてみると、登校する日は、残り54日。
「え!みんなで『おはようございます』をいえるのは、あと54回しかないのか!」
 あまりにびっくりしたので、あるクラスでそのことを話すと、私と同じようにびっくりしてくれた人と、そうでもない人と分かれた。
ちなみに、きょうから「おはよう」の50回前は何をしていたのか。さかのぼってみると、9月30日。2学期中間テストの前日、私立高校の先生に来ていただき、説明会を開いた日だった。あの日からきょうまでの時間と同じだけ過ごすと、あなたたちはこのメンバーで暮らすことはなくなる。卒業である。
あと、8「おはよう」で、2学期の終業式
あと、19「おはよう」で、私学出願
あと、32「おはよう」で、私学入試(多くの人)
あと、33「おはよう」で、公立推薦・特色入試
あと、54「おはよう」で公立一般入試(卒業式の翌日)
3年生になった4月の学年集会で、山崎先生が掲げた「分」。「1分にこだわろう」「分かち合おう」。そんなことができる時間は、あと少ししかない。カウントダウンは、もう始まっているよ。
 
保護者の方へ 期末懇談が始まります
12月16日より、希望進路先を決める期末懇談が始まります。それに先立ち、3年生全員の進路について、これまでのデータを参考に検討する会議と推薦委員会を開きました。懇談ではその会議の結果をもとに担任の先生が話をします。おうちでもお子様としっかり話し合いをした上で、懇談にのぞんでください。
 
 

 

ゲゲゲのゲ

 

「ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲー」 

だれもが知っている、この歌。その次のフレーズに、少年時代のぼくは、かすかなあこがれを抱いていた。

「朝は寝床でグーグーグー。楽しいな、楽しいな、おばけにゃ学校もー、試験もなんにもない」

「学校も試験もないなんて、うらやましいなぁ」。少し不気味な外見だが、愛きょうのある鬼太郎や目玉おやじの世界に、思いをはせたものである。「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげるさんは、どれだけのんきな暮らしをしていたのかというと、そういうわけではない。

 

 

21歳で太平洋戦争に召集され、南太平洋の激戦地に送られた。仲間が次々に死んでいく場面を目の当たりにし、敵からの爆撃で左腕に重傷を負った。麻酔を使わず、左腕を切断する手術をしたという。あるインタビューで、「くさってきた傷口のにおいをかいでみると、なぜか赤ちゃんのにおいがした。それで『助かった』と思った。あれは、何かが復活するにおいだった」と振り返っている。

 

言葉がない。壮絶としか、いいようがない。

「鬼太郎」がヒットするのは、水木さんが40代になってから。それまでの貧しい生活でも、あきらめなかった。左腕を失ったことについて「命を失うより、片腕をなくしても、生きている方が価値がある」と述べている。

水木さんは11月30日、93歳で亡くなった。学校も試験もあるぼくたちに、どんな声をかけてくれるだろうか。「平和なくらしが、うらやましいな」。そんな声が聞こえてきそうな気がした。

面接練習をしました

ほとんどの人が人生のどこかで面接試験を経験します。先日の総合でマナーを勉強しましたが、よく聞かれる4つの質問を紹介します。はっきりと答えられますか?年明けからは校長先生による面接特訓が始まります。

絶対に備えるべき4つの質問

1.なぜ、この学校を希望したのですか?

2.中学時代にがんばったことを教えてください。

3.高校でがんばりたいことを教えてください。

 4.将来の夢を教えてください。

 

 

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