東北に行ってきました(生徒会活動)

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2学期が始まりました。

2学期が始まりました。始業式では、中校長先生が2つの目標を掲げました。

1.友達と協力して学力を高める。

2.友達のことを考え、みんなが安心して学べる学校をつくる。

 

 続いて、生徒会長の小村歩さんが8月25~26日、宮城亘理町立長瀞(ながとろ)小学校に訪問したことを報告しました。長瀞小学校のみなさんは、大庄北中の校歌を歌うという「サプライズ」でむかえてくれたそうです。内容は次のとおりです。

 みなさんおはようございます。みなさんはこの夏休み、勉強をしたり、遊んだり、旅行に行ったり、それぞれの夏休みを楽しんだと思います。私たち生徒会執行部は今年、この夏休みを使って毎年募金を寄付している長瀞小学校へ1泊2日で行ってきました。長瀞小学校は、宮城県仙台市の近くで、亘理町というまちにあります。長瀞小につくと、先生方がとても歓迎してくださいました。校舎は復興していてピカピカで、とても広い体育館には驚かされました。
 しかし、以前は住宅も多くあり、子どももたくさんいたという長瀞小の周りは草が生え、家も何一つない平地になっていました。1日目は、そんな風になってしまったまちと長瀞小の新しくなった校舎を、向こうの先生の案内で見学しました。北中の募金は、新しい図書室の本を買うお金、陸上のユニフォームを買うお金、その他備品に使っていただき、特に本は、大庄北中文庫という名前で児童たちに楽しまれていました。
 そして2日目は、長瀞小の児童たちが「大庄北中学校の皆さんを迎える会」を開いてくれました。(旗と手紙を見せる)これは、そのときサプライズでもらった寄せ書きとお手紙です。そして、なんと長瀞小の児童のみんなが、サプライズで北中の校歌を歌ってくれました。私たちはとても感動して、涙が出そうになりました。
 色々なことを学び、新しいことを知れた濃い内容の2日間でした。詳しい内容は、文化発表会で発表するので楽しみにしていてください。
震災からもう4年。復興ができているかというとそうではありません。そして、建物や環境が復興していても、人々の心にはまだ深い傷が残っていて、未だに海が見られない方もたくさんいらっしゃいます。私は、その人々の心の傷も癒やすことができてはじめて本当の復興といえると思います。

これからも北中は長瀞小学校と交流を続ける予定です。第13回目の募金活動を文化発表会直後の10月末から11月上旬に予定していますので、みなさんのたくさんの参加を楽しみにしています。みんなで東北に力を届けましょう。

 

 

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