2015年9月

第2回GLT校内研修会

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その瞬間を見逃すな

今年度第2回のGLT校内研修会が9月28日、開かれました。

GLTとは本校が教科の枠を越えて取り組んでいるグループ学習(Group Learning Time)の略称です。

各学年の1クラスで公開授業を行いました。1年1組では、盛實先生が「物質が溶けるとはどういうことか」をテーマに理科の授業を行いました。生徒たちは「固体から液体に変わる」「水と混ざって、目に見えなくなる」などと、積極的に意見を交わします。盛實先生は水の入ったビーカーに砂糖を入れ、確かめていきました。

そのあと、図書室で研修会です。

今回は、神戸市の指定を受け、協同学習に取り組んでいる神戸市立福田中学校から研究主任・松本将喜先生に来ていただきました。授業見学の方法について「生徒がその授業でどう変化したか、グループのそばで見守って」「生徒に質問されても答えず、授業のじゃまをしないで」などとアドバイスをいただきました。

参加した先生は「自分の授業とはちがった生徒の姿が見られた」「グループにすることで、自分の考えをみんなに言ったり、確認できるところが良かった」などと、振り返っていました。

大庄北中学校では、今回の研修を生かしてさらなる授業改善を進めていきます。

平成27年度第2回 GLT校内研修会

 
 
次の内容で、GLT校内研修会を開きます。興味のある方はぜひお越しください。
 
GLTとは本校で取り組んでいるGruop Learning Timeの略です。教科のわくを越えて、グループ学習を推進しています。
 
日時 平成27年9月28日(月)
 
授業者  1年1組 理科 盛實 祐希 先生

        2年4組 理科 西村 歩樹 先生

          3年4組 数学科 田中 智恵子 先生

 

テーマ「その瞬間を見逃すな」

生徒はどんなときに意欲的になるのか。どんなときに集中力をなくすのか。どこでがんばり、どこでつまづくのか。一斉授業で取り残されている生徒は、GLTでどうなっているのか。「その瞬間」に注目して、生徒の動きを記録し、研修会でふりかえります
 
アドバイザー 神戸市立福田中学校研究主任 松本将喜先生
         福田中学校は神戸市から指定を受け、協働学習に取り組んでいます。
 
流れ   9月28日(月)6校時 
 
 

 

13:55~14:45 公開授業(50分間) 
            
 
14:55~15:40 図書室で研修会(45分間) 
           15分間4~6人程度のグループで討議。
           その後、1グループ約3分間のプレゼンをする。 
 
 
注意事項  見学する授業を決め、50分間通して見学する。
       つまづいた瞬間や、意欲的になった瞬間など、生徒の言動をできるだけ  細かくメモする。
 
         ※研修会では積極的に取り組んでいる先生と、まだ躊躇している先生との意見交換もできたらと思っています。

アイマスク体験(第3学年)

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アイマスク体験

3年生はアイマスク体験をしました。

視覚障害の方の話やアイマスク体験を通して、「ともに生きる」ということについて考えるのが目的です。

体育館にはミニコーンが並べられ、生徒たちは2人1組に。「ヘルパー役の人は半歩前を歩いてリードして」とヘルパーさんのアドバイスを聞きながら、アイマスク体験をしました。

参加した男子生徒は「人の目になるヘルパーさんの仕事は責任が重いなと思った」と話していました。

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↑原版はこちら
 
2学期の目標
 1.友と学び合い学力を向上させる
2.ルールを守り学びやすい学校生活の確立
 夏休みが終わり、新学期が始まりました。夏休みに体験したことや経験したことを生かし、二学期の学校生活を充実させるために、友だちと協力して学校生活を充実させましょう。 
 
市長賞受賞
   「チームプレー 必殺技は 思いやり」
 今年で第39回目になる青少年健全育成・非行防止標語表彰式で、1年3組の出本陽巳くんが尼崎市の小学校から一般の対象者12,000人以上の募集者の中から市長賞に選ばれ、9月1日に尼崎中央公民館で稲村市長から表彰状と記念品を授賞しました。また、今後この標語は、ポスター等として尼崎市の公共の場に掲示されることになりました。「チームプレー 必殺技は 思いや」を合い言葉として地域での活動や学校生活で思いやりを持って人に接することのできる人に成長しましょう。  
    
宮城県亘理郡長瀞小学校訪問
 尼崎市の社会力育成事業の指定を受け、生徒会の担当教員と生徒会役員が4東日本大震災で多大な被害を受けた宮城県亘理郡の長瀞小学校に8月26・27日と訪問しました。
 この4年間、長瀞小学校には、募金活動で集まった義援金を送付したり交流を持っていました。しかし、実際に現地を訪問し心温まる交流会を行ってもらいましたが、現地の状態や人々の心に刻まれた思いの凄さに言葉を失うほどでした。この様子は、文化発表会で生徒会企画として発表させて頂きます。是非、文化発表会にご来場下さい。
 
検定合格者及びクラブ成績
漢検合格者
     準2級 2名  3級 3名  4級 1名  5級 5名 
[水泳部]
 県新人大会 女子400MR B決勝 1位 梅村・梶原・葛井・大園
 県・阪神新人 女子バタフライ100m 2位  大園 珠菜
 市民選手権 女子100m平泳ぎ 2位 背泳ぎ 3位 葛井あすか
       女子バタフライ200m 1位  大園珠菜
       女子FR 3位 女子MR 1位 梅村・梶原・葛井・大園
[剣道]
 青少年大会  女子団体 2位 個人 優勝 根占夢占 3位 山本珠彩
 新人前哨戦  女子団体 2位 
[体操]     県大会・阪神大会  跳馬  優勝 井上楓梨
[バスケット男子] 西宮近隣大会  第2位
      ~ 9月行事予定 ~
1日(火)始業式 2日(水)課題テスト 3日(木)ブラッシング指導(1年)
8日(火)専門委員会 14日(月)~18日(金)トライやる(2年)

18日(金)実力テスト(3年)  ※  10/1・2 中間テスト

健康とは何か?

2年2組の保健の授業は、GLTで行われていました。1441856658002[1].jpg

あなたにとって健康とはどんな状態ですか?この問いかけに、生徒たちは次のように答えます。1441856701857[1].jpgすると、久保先生が次の写真で、乙武洋匡さんを紹介します。

「乙武さんは、生まれつき手、足がない。でも、学校の先生やスポーツライターとして活躍してきている。先生は、乙武さんを『健康な人』だと思います。さて、もう1度考えてみてください。健康とはどのような状態ですか?」1441856583534[1].jpg

生徒たちは、久保先生の問題提起にハッとさせられたのか、再び活発に話し合い始めました。そして、次のように意見をまとめていきます。

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「健康とはどんな状態か?」を深く考えさせられる授業でした。

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尼崎市の教育広報紙に「GLT」が紹介されました。

本校で、教科の枠を越えて取り組んでいるGLTが、尼崎の教育広報紙「あまっ子ぐんぐん」に紹介されました。

広報紙には、「コミュニケーション能力と自己肯定感を育てることを目的」として「仲間と共に学び合う良さが生かされている授業ですね」とほめていただいています。

2学期からは全クラスの机といすにテニスボール約4000個をつけました。夏休み中に、先生たちが穴を開け、テニス部、剣道部の生徒が地道に取りつけました。これで机の移動が、静かにできるようになりました。

9月28日には、今年度第2回のGLT校内研修会が開かれます。

大庄北のGLT、加速中です。

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2学期が始まりました。

2学期が始まりました。始業式では、中校長先生が2つの目標を掲げました。

1.友達と協力して学力を高める。

2.友達のことを考え、みんなが安心して学べる学校をつくる。

 

 続いて、生徒会長の小村歩さんが8月25~26日、宮城亘理町立長瀞(ながとろ)小学校に訪問したことを報告しました。長瀞小学校のみなさんは、大庄北中の校歌を歌うという「サプライズ」でむかえてくれたそうです。内容は次のとおりです。

 みなさんおはようございます。みなさんはこの夏休み、勉強をしたり、遊んだり、旅行に行ったり、それぞれの夏休みを楽しんだと思います。私たち生徒会執行部は今年、この夏休みを使って毎年募金を寄付している長瀞小学校へ1泊2日で行ってきました。長瀞小学校は、宮城県仙台市の近くで、亘理町というまちにあります。長瀞小につくと、先生方がとても歓迎してくださいました。校舎は復興していてピカピカで、とても広い体育館には驚かされました。
 しかし、以前は住宅も多くあり、子どももたくさんいたという長瀞小の周りは草が生え、家も何一つない平地になっていました。1日目は、そんな風になってしまったまちと長瀞小の新しくなった校舎を、向こうの先生の案内で見学しました。北中の募金は、新しい図書室の本を買うお金、陸上のユニフォームを買うお金、その他備品に使っていただき、特に本は、大庄北中文庫という名前で児童たちに楽しまれていました。
 そして2日目は、長瀞小の児童たちが「大庄北中学校の皆さんを迎える会」を開いてくれました。(旗と手紙を見せる)これは、そのときサプライズでもらった寄せ書きとお手紙です。そして、なんと長瀞小の児童のみんなが、サプライズで北中の校歌を歌ってくれました。私たちはとても感動して、涙が出そうになりました。
 色々なことを学び、新しいことを知れた濃い内容の2日間でした。詳しい内容は、文化発表会で発表するので楽しみにしていてください。
震災からもう4年。復興ができているかというとそうではありません。そして、建物や環境が復興していても、人々の心にはまだ深い傷が残っていて、未だに海が見られない方もたくさんいらっしゃいます。私は、その人々の心の傷も癒やすことができてはじめて本当の復興といえると思います。

これからも北中は長瀞小学校と交流を続ける予定です。第13回目の募金活動を文化発表会直後の10月末から11月上旬に予定していますので、みなさんのたくさんの参加を楽しみにしています。みんなで東北に力を届けましょう。

 

 

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