「念のため、シリツのヘイガンをしたほうがいいですよ」
こんな話を、これからの個人懇談でも担任の先生から聞くと思います。理解していますか。「私立の併願」。「万が一、第一志望の公立高校が不合格だった場合を考え、あらかじめ私立高校も受験して合格しておくこと」です。受験は、
① 第一志望校に向けて全力を尽くすこと
② 万が一(不合格)に備えておくこと
この2つが鉄則です。学区の拡大にともない、これまでなら想定されなかった「万が一」が、昨年度は何件か起きてしまいました。「私立の併願」をしていた人は救われましたが、公立一本勝負の人は、そこから進路先を探すのが大変でした。具体的には、定時制の二次募集や通信制高校でした。
第一志望が公立高校で、「どんな高校を併願したらいいかわからない」というあなたへ。これまでの先輩が受験した併願校の例を紹介します。これから私立高校のオープンハイスクールの情報もどんどん入ってきます。私立の併願校を選ぶのも、大切なことです。「念のため」をしっかり考えておいてください。
では、センガンとは?専願、つまり「私立一本勝負」という意味です。
Mくんは言います。「私立って公立に行かれへん人が行くんやろ」
残念ながら、まちがいです。昨年度は学年トップクラスの生徒が何人も私立専願でした。
「でもなぁ、私立はお金がかかるしなぁ」
という人へ。私立高校には特待生制度がある学校がほとんどで、ある程度の成績があれば、授業料を免除してくれるところもあります。「ある程度」が気になりますが、例えば「オール3」の成績で適用される高校もあります。興味がある人は、早めに尾之内まで相談してください。
昨年度受験した私立併願校の一例
私立高校(共学) | 私立高校(男子) | 私立高校(女子) |
仁川学院 大阪 大商学園 三田松聖 英真学園 星翔 | 興国 神戸村野工 | 甲子園学院 園田学園 好文学園女子 |
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