5月31日朝礼。オリンピックの関係で例年より早く、
6月19日から始まる運動部の尼崎市総体。
その壮行会をおこないました。中体連の阪神・県・
近畿・全国大会までつながる大会です。
コロナでいろいろな制限下の中でのクラブ活動、
悔しい思いをした3年生もたくさんいると思います。
もちろん1試合でも多く試合をしてほしいと思うのと同時に
総体までの短い日々、今までの中で最高の練習をしてほしいと思います。
壮行会では、各運動部ごとに3年生が立ち、全校生徒で、
拍手によるエールを送りました。そして、運動部キャプテンを代表して
女子バスケットボール部キャプテン 上唐湊さんより
決意の言葉を、みんなの前で話してもらいました。
話を聴いていると「ジーン」ときました。
今までよく頑張ってきた3年生、このメンバーで共に活動できる
最後の時です。期末テストもあり忙しいけれど
勉強にクラブ活動に夢中になる6月にしてください。
下記に、上唐湊さんの話してくれた決意の言葉を載せます。
★ ★ ★
コロナの影響で緊急事態宣言が出ている中、私たち3年生にとって
最後の大会となる総合体育大会が迫ってきました。
この1年間コロナの影響で練習が思うようにできず、
おこなわれるはずだった大会も、多くの部活で中止。
おこなわれて当たり前だと思っていた大会が、いつのまにか
おこなわれることが珍しくなってしまいました。私が所属している
女子バスケットボール部は、私たちの代になって1度しか大会が行われていません。
多くの部活が、多くの人が、希望や夢を失ってしまった1年だったと思います。
しかし、折れそうになる気持ちを押し殺し、約3ヶ月という長い休校期間の間にも
各自で自主練習に取り組み努力し続けた人も多いと思います。
そして、この1年があったからこそ、普段当たり前に練習ができていることのありがたさ
大会が行われることのありがたさを、今まで以上に感じることができたと思います。
私たちがここまで来ることができたのは、多くの人の支えがあったからです。
先輩、部活の仲間、ライバルとして、仲間として、私たちについてきてくれた後輩、
同級生、顧問の先生、担任の先生、そして、何より家族。この2年半は、
けっして一人では乗り越えることができず、様々なことに立ち向かうことが
できなかったと思います。
最後となる総合体育大会では、たくさんの制限がかかる中での開催となります。
仲間と切磋琢磨し、厳しい練習を乗り越えてきた成果を、精一杯発揮できるよう
引退までの残り少ない日々を大切に過ごしましょう。そして、この1年間の
悔しい思いを、今まで支えてくださった方々への感謝の気持ちとともに
チーム一丸となって、大庄中一丸となって、
後悔なくやりきったと「心の底」から言える大会にしましょう。
私たちは、試合終了の合図がなるまで決して足を止めず、
1試合でも多く勝ち、全力で対戦相手に立ち向かうことを
ここに誓います!
大庄中学校 運動部代表
女子バスケットボール部主将 上唐湊 南沙