【全学年】 上坂部小学校で《新時代『Society5.0』の教育講演会》

 2月10日の5時間目に、ICTを活用した人権教育講演会を開催しました!5,6年生176人が「東京パラリンピック柔道日本代表選手の北薗新光さん」のお話を聴きました。自分たちの教室に居ながら、「Zoom」を使い、東京にいる北薗新光さんとリアルタイムで話をしました。

 北薗さんの講演を聴いた後、大型テレビに映っている北薗さんに『ぜひ、質問がしたい!』という子が手を挙げ、クラスごとにどんどん質問していきます。

 「試合前のルーティーンはありますか?」

 「大学生の時に目が見えなくなって差別を受けたことはありますか?」

 「結婚している奥さんとの出会いやお付き合いのきっかけは?」

 「柔道の《練習日記》は、今も欠かさず書いていますか?」

 「目が見えなくて、日常生活で困ることは、どんなことですか?」

 「柔道の試合中は、何を考えていますか?」

 「後悔したことはありますか?」等々。

 どの質問に対しても、北薗さんは真摯に、時にはユーモアを交えながら答えてくれました。

 子ども達の講演会後の感想を読んだ時、コロナ禍で「講演会の形」は変わりましたが、「今日の講演会をやって良かったなぁ!」と、私は強く思いました。

 来校していた「教育委員会・学び支援課」の谷口先生が、この《『Society5.0時代』の教育講演会》の様子を見て、すごく感心されていました。

 「山谷教頭先生、これはすごいね!こんな講演会の形もいいですね。」

 「これなら、世界中の人とリアルタイムで話しができる。はるか遠い国にいる人でも講師に招き、講演会をすることができる。しかも、参加者の人数制限もいらないね。」

 「講師さんの交通費も節約できるし、移動時間もカットできる。すごい時代になったなぁ。」

 私も、そう感じています!

 今後、ICTを活用し「学びのあり方」も、どんどん進化していきます。

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