人権講演会... シン チャオ ベトナム(全学年)

 

多文化共生サポーターのトラン・ト・クィンさんをお招きして「  シン チャオ ベトナム(ベトナムと日本の生活の違い)」について、お話していただきました。
 

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ベトナムの食べ物といえば、フォー、生春巻き、バインミー(サンドイッチ)などがよく知られるところです。他にはベトナムのソウルフードとして「ホビロン」があげられます。ホビロンは、孵化前のアヒルの卵をゆでたものですが、栄養価はとても高く、妊婦さんが食べたりもします。 卵は生んでから2週間ぐらいのものを用いますが、中の成長は個体差があります。外見は普通の卵ですが、割ってみるともう羽が生えているものもあります。
 
 ベトナムのお金(お札)は、ポリマー紙幣(プラスチック紙幣)という合成樹脂でできています。日本のようにコインは、使用されていません。通過の単位は「ドン」で3万ドンとか5万ドン、10万ドン、20万ドン札があるなど、桁数が多いのが特徴です。お金がプラスチックなんで、びっくりです。

ベトナムでは生活の足となっているのはバイクです。道路を走る8割がバイクと言われています。横断歩道や信号が少なく、車の間を縫って道路を横断することが多いそうです。ホンダ、ヤマハ、スズキなど日本製のバイクは大人気です。私たちがあまり知らないところで、ベトナムと日本の結びつきがあります。

日本で当たり前のことが、世界でも当たり前とは限らない。暮らしや習慣、文化の違いがある。子どもたちは、ベトナムと日本の生活や文化の違いを知って視野が広がったようです。よい学びの機会となりました。