3学期 始業式 温かい言葉 全学年 

 

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3学期 始業式  のお話 (要旨)

リオ五輪で、バドミントン女子ダブルスの高橋・松友ペア(タカマツペア)が16-19の窮地から逆転し、日本バドミントン史上初の金メダルを獲得したことは、よく知られるところです。最後は5連続ポイントを奪う劇的な逆転勝利を収め、日本中が大きな感動に包まれました。
この試合2人が放ったショットは698本。その中のたった1本が奇跡への伏線となりました。その1本とは最終第3ゲーム。16対17と1点リードを許した直後、ネットにかかってしまった。相手の立ち位置を見ると、手前に落とすドロップショットという選択肢もありました。しかし、松友さんが強い打球を返そうとしてミス。2点差となり状況は更に厳しくなりました。この瞬間、コートサイドのコーチが大声を上げていました。しかし、直後すかさず声をかけた高橋さんの言葉は…。

「ドンマイドンマイ」

でした。それはこの試合に限らず、松友さんがミスが多くなった時は、逆にいっぱい声をかけるんじゃなくて、ドンマイ、ドンマイ大丈夫だよぐらいの 感じで…だそうです。あえてミスを意識させなかった高橋さん。一方、ミスにも前向きな気持ちを失わなかった松友さん。それぞれ思いを抱いた1本のミスショットとドンマイの声が、奇跡への伏線となったようです。

皆さんも温かい言葉、声かけを大事として、3学期もがんばってくださいね。