10月11日(金) 子育て講演会  

 

 テーマ  「発達特性の理解と関わりについて」

 講師   兵庫県立尼崎総合医療センター 小児科  石原 剛広 先生 

 本校での保護者向けのご講演は、3年目。教職員はティーチャートレーニングを加えると7回目となります。今回は、本校以外の教育関係者や保護者の方もたくさん参加されたので、本校の保護者と合わせると、合計53名、教職員を加えると65名参加の講演会となりました。

 ・歴史上の偉人には、発達特性のある人がいる。家族の支えや周りの理解があり偉業は達成された。

 ・全てのことができなくていい。その子の好きなこと、得意なことを認めて褒めてのばす。

 ・こつこつと頑張っていることは、見過ごされがち。当たり前のことも褒めてあげる。

 ・「きっとできる時がくるから、今できなくてもいいよ」などの言葉で、安心感を与える。

 ・できたことより、「こんなところがいいね」「こういうところもあるね」と、自分の内面に気づかせ、自尊感情を高める。

 ・不登校になるのは、ギリギリまで我慢している。気づいてあげる、聴いてあげることが大切。

 ・もし、不登校になっても、じっくりこつこつと努力できることがみつかればよい。

など、具体的な例をあげて、わかりやすくお話してくださいました。

 どこまでも、子どもの健やかな成長を願い、保護者や教職員の立場に立って、ご指導してくださる石原先生の言葉には、いつも励まされます。

 石原先生、本当にありがとうございました。

 

(写真:兵庫県立尼崎総合医療センター HPより)
(写真の掲載について許可をいただいています)