平成27年12月11日(金)
体育館で人権教育講演会を行いました。
演題 『新たな未来へ ~平和の種になりたい』
講師 NPO法人国際地雷処理・地域振興支援の会(IMCC)理事長兼現地代表
高山 良二 氏
高山さんは、自衛官として36年勤務し、カンボジアPKOに参加して、カンボジアに特別な思いを
抱いたそうです。
定年退官と同時に、「日本地雷処理を支援する(JMAS)」に参加し、不発弾処理活動を行っています。
現在は、カムリエン郡・プノンプラ郡・サンパウルーン郡の3個郡15人及び、バイエリン州の安全を確保
する活動と、地域の復興支援活動を行っています。
子ども達に、支援されているカンボジアのタサエン村の現状を写真やビデオでわかりやすく教えてくれました。
カンボジアでは、30年前から約20年続いた内戦で約400万~600万個の地雷が埋められています。
村人を教育して少しずつ地雷を処理して、今までに約1700個の地雷を処理したそうです。
地雷を処理することで、村の収入源である畑で作物が作れるようになり、村人の生活が少しずつ
豊かになってきているそうです。
講演を通して、聞いてくれた人の『心の風船』に「優しい心」「他人を思いやる心」などを増やしていってほしい
そうです。
NPO法人 国際地雷処理・地域復興支援の会 http://www.imccd.org/Profile.html