校長室より92

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「心強い味方」 5月はこどもの日など祝祭日がありましたが、「図書館振興の月」でもあります。明治の作家【樋口一葉(女性)】は 幼少期 満足に教育を受けることができませんでした。 彼女にとって「心強い味方」が図書館。 彼女が残した語録の中に「よむとよむほど長き日も はや夕暮れに なりぬるべし(本を読んでいたら もう夕暮れになってしまったのか 日がたつのは はやいものだ)」と、時を忘れ読書に没頭した様子が綴られています。当時図書館は 数えるほどしか無く、閲覧室も男女別々で その利用者のほとんどが男性であったそうです。文部科学省の調査によれば、全国の公立図書館数は過去最高を記録したそうで、全国の小学校には 必ず図書室が設置されています。秋ばかりが読書に向いている時期ではありません。ちょっとテレビの電源を切って本を読んでみてはいかがですか?(写真は図書室で「読み聞かせ」をしてもらっている4年生)