声楽家 青野浩美 さん
[1月17日 福祉講演会]
声楽家の青野様に来校していただき、お話や歌をききました。
青野浩美さん
20代で車いすの生活となり、気管切開の手術をうけました。
お医者さんから、「声楽家はむずかしい。」と言われたそうです。
スピーチができるための気管切開の種類(バルブ)を装着しました。
歌を歌うという前例がないので、諦めましょう ということだったそうです。
みんなと私とちがうところに気がつくかな?
子どもたちは、「車いすにのっている」ということを一番に発表しました。
20代のころ 車いすにのることになったことをお話されました。
そして、チューブのこと。
「ものを食べて、水を飲んで ゴホゴホってむせたことはないかな?」
水分をとるとむせてしまう。このチューブは体の中の胃のところまではいっているよ。
それから、気管切開のこと。
「前例がないから、できない」 チャレンジしていないのに諦めるなんて・・・
子どもたちに、諦めないでチャレンジすることの大切さを伝えてくださいました。
気管切開をしていて、声楽をしているのは、青野さん 一人だそうです。
こんなふうに車いすに乗って 気管切開をして・・・ その時はいっぱい泣いたけれど。
今は、こうしてみなさんに会える機会をもらう。 全国のいろいろなところでお話して
歌を歌うことができる。だから、今を大事に考えているそうです。
もう一つの夢 言語聴覚士。資格をとったので、来年から仕事を進めていくそうです。
一番の応援団長は、今日ピアノを担当している「お母様」です。
今日、最後の曲は『Believe ~ビリーヴ~』です。
私の大好きな曲で、とてもうれしかったです。
教頭先生 おわりのことば