12月11日(金)5,6校時、平和学習会がありました。カンボジアで地雷の除去に取り組んでおられる高山良二さん(NPO法人国際地雷処理・地域復興支援の会理事)の講演でした。カンボジアをはじめ、世界中にはまだたくさんの地雷が埋まっています。高山さんは、カンボジアのようすを目の当たりにし、同じ「人」としていてもたってもいられなくなり地雷の除去活動を始めたそうです。今までに1700個の地雷を除去してきたそうですが、自分の命さえも危険にさらさなければならない活動に、子どもたちは驚きと尊敬の心で聞き入っていました。「平和の種になりたい」と願う高山さんの意志が子どもたちに響いてくれたことと思います。
教室に戻ってすぐに感想を書きました。
「高山良二さんはとても勇気がある人だなあ。みんなが命が助かって平和になってくれたらいいなあ。」「日本には地雷がないと聞いて安心しました。平和っていいなあと思いました。」「ぼくも平和のために少しでも何かをしなければと思いました。」「自分が平和の種になるためにはどうしたらいいのかを考えていきたいです。」(5年生の作文より)