6月21日学校に花を生けて下さる、地域の田川さんが、4年生対象にお話をしてくださいました。田川さんは工場にお勤めされていた時に、左手を失うという大きな事故に遭われました。当時娘さんは4歳で、義手をつけて育児や仕事、家事にとがんばってこられました。今ではお孫さんも2人おられます。事故当時のこと、娘さんとのやり取り、生活上のご苦労など、子ども達からのたくさんの質問に、丁寧にお答えいただきました。最後は、一人ひとり義手の重みを体感し、義手をはずした左手と握手させていただきました。教室に帰った子ども達は口々に「田川さんは『事故にあったことよりも、事故のお蔭で今の自分がある。人の気持ちがわかるようになった。』と言われていたことがすごい。」と言っていました。響き合う大切な授業となりました。田川さん、ありがとうございました。