今年も富松の鬼が塚口小学校に来てくれました。 はじめに、小学生と幼稚園保育園の園児のみんなで、おにのパンツの曲に合わせて一緒に踊り、楽しく過ごしました。 そこに、富松の鬼が登場!!1年生も園児たちも、驚き、用意していた豆のかわりの玉を鬼に投げました。中には、どきどきして先生の後ろに隠れる子どもたちもいました。 |
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「茨木童子」富松の鬼は、親孝行の鬼といわれています。 「茨木童子」という鬼が富松の里で生まれたと伝えられています。昔、富松の里の村人夫婦に子どもが生まれました。 ところがこの赤ん坊は生まれたばかりなのに毛は生え揃い、目は鋭く光り、口には牙までありました。両親はこの異様な姿を恐れて、考え悩んだ末、大阪の茨木で子どもを捨てることにしました。この子を拾い育てたのが京都で大暴れしていた鬼「酒吞童子」で、我が子のように育て、一番の子分にしました。ある時、茨木童子は故郷の両親が病気にふせっていることを知り、見舞いに富松の里へ戻りました。両親は驚きのあまり病気も治り「よく帰ってきてくれた」と童子を引き入れダンゴを食べさせてもてなしました。(1701年『摂陽群談』より) この昔話から茨木童子は親孝行の心優しい鬼と言われています。富松の鬼 茨木童子が「親子の絆」の強さ、子・親のありがたさや周りの友だちを大切にすることを現代にも伝えてくれているそうです。ています。富松の鬼 茨木童子が「親子の絆」の強さ、子・親のありがたさや周りの友だちを大切にすることを現代にも伝えてくれているそうです。 |