日本の伝統 塚口の菰樽

全国の菰樽(こもだる)を製造している、株式会社岸本吉二商店の皆さんにお越しいただき、お話を伺いました。

「菰樽(こもだる)」とは、日本酒を入れる杉樽に藁(わら)でできた「菰(こも)」を巻いて「菰縄(こもなわ)」で縛った樽のことです。「菰」は、運送時に杉樽を守る役目をしているそうです。

菰を巻く職人さんを「荷師(にし)」というそうです。

今日は、ものづくりが好きという、お二人の荷師さんが来て下さって、実際に菰を巻くところの実演をして下さいました。

いろいろな道具を使い、樽の上に乗りながら、全身を使って巻いていきます。

日本の伝統文化を守り、未来へ引き継いでいくことを誇りに、昔ながらの製法で職人さんがひとつひとつ丁寧に作ります。

子どもたちの代表が「日本の伝統を守っている会社が私たちの近くにあるということは、とてもすごいことなんだと思いました。」と感想を伝えました。

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