7月13日(火)、5・6年生を対象に、セントラルスポーツの方に講師をお願いして「着衣水泳講習会」を行いました。3時間目は6年生、4時間目は5年生が講習を受けました。
いざという時、自分の命を守るために、とても大切なお話をしていただきました。下の写真は、講習会の様子です。皆さん、真剣にお話を聞いていました。
6年生 | 5年生 |
講師の方に教えていただいた合言葉は「UITEMATE(浮いて待て)」でしたね。
万が一の時、着衣のまま無理に泳ごうとせず、浮いて救助を待つのが一番良いとのお話でした。浮いて待つためのポイントは「大きく息を吸い、空気を肺にためる。あごを上げて、上を見ると呼吸しやすい。」「手は水面より下に。ペットボトルやかばんがあれば、胸に抱える。」「手足を大の字に広げる。」「靴ははいたまま。軽い靴は浮き具代わりに。」というものでした。
校長先生が、6年生の講習会の様子を見に行った時には、児童の皆さんが講師の先生に次々と質問をしているところでした。どの質問も、万が一のことを想定した、具体的な良い質問でした。
講習会が終わってから、校長先生が講師の方とお話をしていると、講師の方が「着衣水泳は、一度、実際に経験してみるのが一番よくわかります。服を着たままでは、思っているようには絶対に泳げません。」と、おっしゃっていました。
校長先生もインターネットで調べてみたところ、2019年9月に愛知県で、海岸で遊んでいた高校生が着衣のまま約200メートル沖合いまで流されたそうですが、授業で学んだ「浮いて待て」を思い出して実践し、約15分後に漁船に救助されたという新聞記事を見つけました。
まずは、水の事故にあわないように気をつけることが一番大切ですが、万が一の時には、今日の講習会を思い出して、落ち着いて「浮いて待て」を実践してください。