令和元年度 第51回卒業証書授与式

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3月19日 晴天の最高の日に

6年生98人の門出を祝う 第51回卒業証書授与式が挙行されました。

臨時休業で、ほとんど練習ができませんでしたが

特別な卒業式に向けて

朝早くから、6年生、元気に登校!

体育館では、卒業生を待つ間、保護者の方に

練習で合唱した「旅立ちの日に」を、スクリーンで

見ていただきました。

 

大きな拍手で迎えられた卒業生。

一人ひとり担任の先生から名前を呼ばれ

「はい!」と大きな返事をして、6年間の思いのこもった

卒業証書を受け取りました。

感染予防で、ひな壇ではなく、保護者の方の周りを

間隔をあけながらかこみ、「卒業生のことば」を伝えました。

短いながらも思いのこもった心に残る

特別な卒業式を、主役の6年生が創ってくれました。

在校生も、違う場所で同じ時間に、きっと感謝の拍手を送ってくれていたと思います。

 

保護者の皆様、本当におめでとうございます。

 

98名の卒業生、いままでありがとう!

そして、おめでとう!!立花西小学校の卒業生としての「誇り」をもって

これから活躍してくれることを、祈っています。

 

校長式辞           

校庭の木々にも新芽が伸び、春の息吹が感じられます。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、心配もしていましたが、簡素ながらも、このよき日に、卒業式を挙行できますことを、心から感謝したいと思います。

 

立花西小学校を巣立つ98名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとう。6年間本当によく頑張りました。臨時休校で皆に会えない、つらいこと、苦しいことは、これから生きていく中でたくさん押し寄せてきます。負けそうになる時もあるかもしれませんが、一生懸命生きていたら必ず、今日のように春は来ます。

その一生懸命の想い出について、校長室で給食を食べながらみんなは話してくれました。自然学校、修学旅行で、友達と過ごせた、友達と協力できたが多かったです。校長先生も同じです。自然学校で雨降る中の登山、無理と思ってましたが、見事皆が裏切ってくれました。互いに声を掛け合い励まし合う姿を見て、感動しました。友達との対話、協力、励まし、何よりの力、一生懸命の原動力です。励まし合う友達は大切です。また、将来の夢も話してくれました。そのなかに「皆を笑顔にできる仕事」がありました。一年生に優しい力を発揮していた6年生。私たちが努力して学ぶことは、学んで得た力を、人のために使うからでしょう。ぜひ、大きな夢を持ってください。そして、いつの日か、自分がしてもらったのと同じように、大切な人の足に靴を履かせることのできる人になってください。

 

 

さて、保護者の皆様、おめでとうございます。感慨もひとしおかと存じます。お子様を支えてこられたご苦労に敬意を表しますとともに、学校へのご協力に心より感謝申し上げます。思春期になり難しくもなり、でも、頼れる存在にもなりつつあります。「手は離しても、目と心は離さない」親子の絆をさらに深めてほしいと思います。

 

最後に卒業生のみんなへ、中学校への不安や恐れを吹き飛ばす言葉、昨日君たちに渡した、もっていたらいいことがあるカードを読み、エールを送ります。

 

Yes,I can!  

できるという心のどこかに、無理かもしれないという心があると、

次から次に無理が出てくる。負けるかもしれないという心があると、

そこであなたは負ける。

もうダメかなという心があると、あなたはダメになる。

失敗しそうだなという心があると、確かに失敗する。

成功している人を見なさい。最後まで成功を願い続けた人だけが、成功しているではないか。

    すべては、「あなたの心が決めるのだ。」

もし、あなたがそうしたいのなら、あなたはそのとおりのことができる。

 

 さあ、出発だ!     強い人が必ず勝つとは限らない。

すばしっこい人が勝つとは限らない。  頭のよい人が勝つとは限らない。

Yes,I can. わたしはできる!   そう信じてる人が、結局は勝つのだ!!

 

 

卒業生の皆さん、おめでとう! 君達のこれからの活躍を祈って、

校長式辞といたします。

 

令和2319日 尼崎市立立花西小学校 校長 佐々野 俊弥