6年生

情報化が進む現代社会において、デジタル技術を活用した新しい教育が求められるようになりました。

そこで文部科学省が2019年から「GIGAスクール構想」として、ICT教育を推進しています。

尼崎市でも全ての小中学校でタブレット端末が配備され、日々の学習で活用されています。

なくてはならない便利な道具となっていますが、インターネット等を活用するとリスクも伴います。

そこで今回はNTTドコモに依頼してスマホ・ネット安全教室をオンラインで実施してもらいました。

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画面を通して、講師の先生が教室の様子を見ながら話をしてくれました。

ワークシートも準備してくれていて、子ども同士の話し合い活動も交えながら、情報技術の上手な活用方法とリスクについて教えてくれました。

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オンライン授業でしたので、4年生から6年生までが同時に授業を受けることができました。

これもICTを活用する利点だなと感じました。

ご家庭でもこれまでにお話をしてくださっているかもしれませんが、この出前授業をきっかけにお子さんとインターネットの使い方などについて話をしてくださると助かります。どうぞよろしくお願いします。

尼崎城と歴史博物館を見学し、尼崎の歴史を知るとともに、自分たちの住んでいる町に対する誇りや、愛着の心を育むことを目的に、今年度から尼崎歴史探検(AMATAN)事業が開始されました。

成文小学校では、この事業を6年生で実施しました。

観光バスに乗って、まずは歴史博物館へ。

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常設展示を見学し、学芸員さんから尼崎市の歴史などについてお話を聞くことができました。

お弁当を食べた後、寺町も散策しました。

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最後は尼崎城へ。

尼崎城は明治維新とともに取り壊されましたが、平成30年に約2年の工事期間を経て、当時の姿そっくりのお城が完成しました。「平成最後の築城」と言われているそうです。

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歴史を学んでいる6年生たちは、今回の尼崎歴史探検によって、より知識を深められたのではないかと思います。

まさに「故きを温ねて新しきを知る」ですね。

6年生にとって、待ちに待った行事である修学旅行が実施されました。

朝早くに子どもたちが集まってくる様子からも、今日の日を楽しみにしていたことが伝わってきました。

集合完了後、出発式が行われました。

多くの保護者の方が見送りに来てくださいました。ありがとうございました。

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バスに乗って一路『リトルワールド』へ。

リトルワールドは、その名の通り『小さな世界』です。世界の衣・食・住について、体験的に学ぶことができます。

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子どもたちにとっては、やはり食体験が一番人気。美味しそうに食べてますね。

しっかり学んだあとは、『鈴鹿サーキットホテル』へ。子どもたちはきれいなホテルに大喜びでした。

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修学旅行2日目。

ホテルから歩いて行ける距離に『鈴鹿サーキット』があります。

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『鈴鹿サーキット』では、とにかく全力で楽しんで、いい思い出をたくさんつくることがめあてです。

子どもたちはめあてを達成できたようです。

大きなけがや、病気になることもなく、元気に行って帰ってくることができました。

何年経っても記憶に残る思い出になったことでしょう。

4~6年出前授業(歌舞伎)

俳優との演技体験、実演や解説等を視聴することで、古典芸能「歌舞伎」について楽しく体験学習することをめあてに、出前授業を実施しました。

大阪松竹座から片岡りき彌(かたおかりきや)さん、中村翫政(なかむらかんせい)さんが来校されました。

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お二人が映像を交えながら、歌舞伎の隈取りなどについて説明してくださいました。

そのあと実際に舞台の上で動きを実演し、子どもたちも一緒に動きを体験しました。

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続いて『歌舞伎舞踊』を実演してくださいました。

流れるような動き。すばらしい!

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最後はお二人に子どもたちから質問する時間がありました。

「どうして顔を白く塗るの?」など子どもたちから素直な質問が出され、それに対して丁寧に回答してもらいました。

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伝統芸能である歌舞伎は、演じる人も見る人も減ってきているようです。

今回の出前授業を機に見たい、やってみたいと思う子もいるかもしれませんね。

なかなかふれることのできない文化にふれられる貴重な時間となりました。

大規模災害はいつ起こるかわかりません。

今年も1月1日に能登半島で大きな地震がありました。備えていても対応は難しいかもしれませんが、やはり「備えあれば患いなし」を信じて行動するしかありません。

成文小学校には、万が一に備え『災害用緊急トイレ』と『応急給水栓』が設置されています。

ただ、緊急時に使う設備なので、普段目にすることがありません。

そこで尼崎市公営企業局上下水道部の方に来ていただいて、6年生向けに出前授業をしてもらいました。

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上の画像にもあるように、6年生の子どもたちが『災害用緊急トイレ』や『応急給水栓』を出して、担当の方と一緒に設置してみました。

災害時にいつもと同じように行動できるかわかりませんが、平時に設備に触れておくことは重要だと感じます。

災害が発生した際に、まず成文小学校の近くに住む人たちが避難してくることになるでしょう。そんな時に子どもたちが率先して行動できるといいなと思います。

公益財団法人尼崎市文化振興財団主催の「おでかけアルカイック アウトリーチ事業」を5・6年生対象に実施しました。

オーボエ奏者の大島弥州夫さんとピアニストの大西隆弘さんが、成文小学校まで来てくださって音楽室でミニコンサートが行われました。

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演奏曲は『オーボエ・ソナタ 第1楽章 K.374d/モーツァルト』、『エリーゼのために/ベートーヴェン』、『ミュージカル「レ・ミゼラブル」より「夢やぶれて」/シェーンベルク』、『涙そうそう/BEGIN』、『オーボエ・ソナタ 第1楽章 K.13/モーツァルト』の5曲でした。

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コンサート後半は、質問コーナーがあり、子どもたちからのさまざまな質問におふたりが答えてくださいました。

授業後の子どもたちからの感想には「演奏しているピアノ、オーボエのきれいな音、迫力のある音が混ざり、とってもきれいだったのが印象に残っています」「ピアノとオーボエだけでとても美しい音楽が演奏できることに感動しました。それから2人のタイミングとかも合っていて、すごいと思いました」ということばが見られました。

演奏が始まると音楽室の空気が変わりました。

普段の授業でも、子どもたちに感動を与えられるような授業ができたらいいなと感じる時間でした。

新体力テスト

文部科学省が昭和39年以来、「体力・運動能力調査」を開始し、国民の体力・運動能力の現状を明らかにしようとしてきました。

平成11年度から「新体力テスト」となり、これまでのテストを全面的に見直して、現状に合ったものになったそうです。

そんな歴史ある調査が、今年度も成文小学校で実施されました。

3~6年生を対象に記録を取りました。

種目は「長座体前屈」・「反復横跳び」・「立ち幅跳び」・「上体おこし」・「50m走」・「ソフトボール投げ」の6つでした。

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尼崎市スポーツ振興事業団からサポートに来てもらい、スムーズに測定が進められました。

今日以降、「握力」・「20mシャトルラン」も記録を取る予定です。

どの子も真剣に、楽しそうに取り組んでいました。

4月19日に4年生から6年生までの、今年度初めてとなる授業参観と懇談会が行われました。
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画像ではすべてをお伝えすることが難しいのですが、どの学年、学級も担任の先生の得意なことを活かしながら、工夫した授業を展開していました。

4月17日の1~3年生の参観日に引き続き、多くの保護者の方にご来校いただきうれしい気持ちでいっぱいです。

令和6年度も素晴らしいスタートがきれています。

この調子で子どもたちの可能性をグングン引き出せるようにがんばってまいります。

4月18日(木)に6年生が全国学力・学習状況調査に挑戦しました。

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全国学力・学習状況調査の内容は国語と算数(数学)で、全国の6年生と中学3年生が取り組みます。

調査結果は集計・分析され文部科学省及び国立教育政策研究所から公表されます。

小中ふれあいフェスタ

2月21日(水)、大庄中学校区にある小学校の6年生児童が中学校を訪問し、授業体験やクラブ紹介をしてもらいました。

成文小学校の子どもたちは社会の授業を受けさせてもらいました。

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グループでユニバーサルデザインを意識した商品開発を行い、プレゼンを行う授業でした。

6年生が中学校に上がると、これまでの環境が大きく変化し『中1ギャップ』と呼ばれる状況に陥る場合があります。

そのギャップを少しでも埋められるよう様々な取り組みが行われています。

今回の小中ふれあいフェスタもその一環です。

今回の体験で子どもたちが少しでも中学校生活をイメージし、来年度スムーズに移行できたらと期待しています。