靴を描く(ひとり一授業)

学校の先生は「教育基本法」という法律で「絶えず研究と修養に励み、その職責の遂行に努めなければならない」と明確に規定されています。

つまり先生とは、常に学び続ける人でなければなりません。

そう固く考えると、教育は非常に難しいものですが、要は子どもを育てるということはそれだけ重い責任を伴っているということです。

成文小学校では研究授業に力を入れています。

すべての先生が1年に1回は授業を公開し、他の先生から意見をもらっています。

今回は図工の授業「靴を描く」が先生方に公開されました。

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「身近にある靴を描くことで、材質の特徴を捉え、自分の思いを表現していくことの楽しさを味わうことができる」ことを目標にした授業でした。

ただ靴を描くだけでなく、靴になったつもりで想いを詩のように表現することも併せて行われていました。

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ある児童の詩

「このまま ずっとはいてくれ 

 ボロボロになるまで はいてくれ

 小さくなるまで はいてくれ」

この詩が、描かれた靴の横に書いてあると、何とも言えない想いを抱きます。

図工とは、ただ作品を作るだけの教科ではないということを強く感じた授業でした。