大庄地域課の地域力創生事業のひとつに、生き方探求キャリア教育支援事業というものがあります。
その事業を活用して、5年生を対象に出前授業をしてもらいました。
内容は福祉落語家の壽 文寿(ことぶき もんじゅ)さんに来てもらってお話を聞かせてもらうというものです。
壽文寿さんは、もの心ついた頃から吃音で、ひどいいじめにあっていたそうです。
吃音を治したいと考えた文寿さんは、ラジオで聞いた落語に感動したことから落語の世界に飛び込み、落語に打ち込んだ結果、吃音を完全に克服したそうです。
今回、文寿さんが自分の半生を語り、そのあと楽しい落語を聞かせてくださったことで、子どもたちは多くのことを学んだようです。
子どもの感想(一部抜粋)
・しゃべるのがはずかしかったのに、しゃべることが仕事になっているということが本当に強いなと思いました。
・いやなことがあっても自分の道を歩んで、やればできるということを教えてくれて、自分もがんばろうと深く思いました。
子どもたちの感想を読むと、『人は、他者から多くのことを学ぶ』ということを改めて感じました。
今後もこのような機会を持ちたいと思えるすばらしい出前授業でした。