2024年6月アーカイブ

公益財団法人尼崎市文化振興財団主催の「おでかけアルカイック アウトリーチ事業」を5・6年生対象に実施しました。

オーボエ奏者の大島弥州夫さんとピアニストの大西隆弘さんが、成文小学校まで来てくださって音楽室でミニコンサートが行われました。

DSCF7971_R.JPG DSCF7972_R.JPG

演奏曲は『オーボエ・ソナタ 第1楽章 K.374d/モーツァルト』、『エリーゼのために/ベートーヴェン』、『ミュージカル「レ・ミゼラブル」より「夢やぶれて」/シェーンベルク』、『涙そうそう/BEGIN』、『オーボエ・ソナタ 第1楽章 K.13/モーツァルト』の5曲でした。

DSCF7967_R.JPG DSCF7952_R.JPG

コンサート後半は、質問コーナーがあり、子どもたちからのさまざまな質問におふたりが答えてくださいました。

授業後の子どもたちからの感想には「演奏しているピアノ、オーボエのきれいな音、迫力のある音が混ざり、とってもきれいだったのが印象に残っています」「ピアノとオーボエだけでとても美しい音楽が演奏できることに感動しました。それから2人のタイミングとかも合っていて、すごいと思いました」ということばが見られました。

演奏が始まると音楽室の空気が変わりました。

普段の授業でも、子どもたちに感動を与えられるような授業ができたらいいなと感じる時間でした。

靴を描く(ひとり一授業)

学校の先生は「教育基本法」という法律で「絶えず研究と修養に励み、その職責の遂行に努めなければならない」と明確に規定されています。

つまり先生とは、常に学び続ける人でなければなりません。

そう固く考えると、教育は非常に難しいものですが、要は子どもを育てるということはそれだけ重い責任を伴っているということです。

成文小学校では研究授業に力を入れています。

すべての先生が1年に1回は授業を公開し、他の先生から意見をもらっています。

今回は図工の授業「靴を描く」が先生方に公開されました。

DSCF7944_R.JPG DSCF7943_R.JPG
DSCF7949_R.JPG DSCF7945_R.JPG

「身近にある靴を描くことで、材質の特徴を捉え、自分の思いを表現していくことの楽しさを味わうことができる」ことを目標にした授業でした。

ただ靴を描くだけでなく、靴になったつもりで想いを詩のように表現することも併せて行われていました。

DSCF7947_R.JPG DSCF7941_R.JPG

ある児童の詩

「このまま ずっとはいてくれ 

 ボロボロになるまで はいてくれ

 小さくなるまで はいてくれ」

この詩が、描かれた靴の横に書いてあると、何とも言えない想いを抱きます。

図工とは、ただ作品を作るだけの教科ではないということを強く感じた授業でした。 

大きく育て!(1年生)

今年は少し遅れているようですが、いよいよ梅雨の季節が近づいてきています。

雨が降り続く前に、苗植えなどをしておかなければなりません。

園芸ボランティアの方に支援していただいて、1年生のみんなが農園にひまわりの苗を植えました。

DSCF7934_R.JPG DSCF7939_R.JPG

「先生、ポットから出ません」とか「うわぁ、虫おった~」などと言いながら楽しそうに植えていました。

DSCF7935_R.JPG DSCF7937_R.JPG

小さい手で懸命に苗を植え付けている姿は、それだけで愛おしく感じます。

さぁ、梅雨が明ければ夏本番。今年のひまわりはどこまで大きく育つでしょうか?

尼崎市教育委員会が実施する、情報モラルについて学ぶ出前授業を3年生向けに行ってもらいました。

ソーシャルメディア研究会から講師の方が2人来校して授業をしてくださいました。

DSCF7895_R.JPG DSCF7898_R.JPG

個人情報流出の危険性や、子どもたちに身近な課金制のゲームを話題にしてもらったことで、子どもたちが普段使っている携帯ゲーム機器等によっても、被害者にも加害者にもなる可能性があることが学習できました。

授業後には「何か困ったことが起こったら、絶対に家族に相談する」という声が子どもたちからも上がっており、ネットの危険性を学ぶよい機会になったようです。

それにしても3年生で情報モラルについて学ばなければならない状況になってきているのだなと改めて感じました。

大庄地域課の地域力創生事業のひとつに、生き方探求キャリア教育支援事業というものがあります。

その事業を活用して、5年生を対象に出前授業をしてもらいました。

内容は福祉落語家の壽 文寿(ことぶき もんじゅ)さんに来てもらってお話を聞かせてもらうというものです。

DSCF7893_R.JPG DSCF7892_R.JPG

壽文寿さんは、もの心ついた頃から吃音で、ひどいいじめにあっていたそうです。

吃音を治したいと考えた文寿さんは、ラジオで聞いた落語に感動したことから落語の世界に飛び込み、落語に打ち込んだ結果、吃音を完全に克服したそうです。

今回、文寿さんが自分の半生を語り、そのあと楽しい落語を聞かせてくださったことで、子どもたちは多くのことを学んだようです。

子どもの感想(一部抜粋)

・しゃべるのがはずかしかったのに、しゃべることが仕事になっているということが本当に強いなと思いました。

・いやなことがあっても自分の道を歩んで、やればできるということを教えてくれて、自分もがんばろうと深く思いました。

子どもたちの感想を読むと、『人は、他者から多くのことを学ぶ』ということを改めて感じました。

今後もこのような機会を持ちたいと思えるすばらしい出前授業でした。

令和6年度 6月行事予定

曜日 行  事
1 体育大会(午前中)
2 体育大会予備日
3 代休日 
4 5年出前授業(人権落語) 生活アンケート
5 研究全体会 (模範授業) 諸費引落① 
6
7 歯科検診(4-1・5年)
8
9
10 教職員向け心肺蘇生法講習
11
12 クラブ活動
13
14 歯科検診(さくら 2・3・6年)
15
曜日 行  事
16
17 朝会 諸費引落②
18 歯科検診(1年・4-2)
19 委員会活動 プール準備(体育委員会)
20 代表委員会
21
22
23
24
25 水泳指導開始 6年出前授業(音楽鑑賞)
26 5年 6校時まで授業 脊柱側わん症検診(5年14:00)
27
28 オープンスクール(2~5校時 5年のみ5校時終了後下校) 自然学校説明会14:45~
29
30

令和6年度 6月学校通信

R6 6月学校通信

  ↑ クリックをお願いします。