科学や自然の不思議や巧みな仕組みにふれることで,子ども達の理科への興味関心を高めるため,理科朝会を行いました。第1回目は「シャボン玉」でした。
水をばしゃばしゃとするとあわにはなりますが,シャボン玉にはなりません。それが石鹸や洗剤を入れるとシャボン玉になります。当たり前のようですが,なんだか不思議ですね。
子ども達は,いろんなシャボン玉を見て楽しみました。シャボン玉を手でついたり,身近にあるいろいろな道具を使ってシャボン玉を作ったりしました。
フラフープを使って,人が中に入れるような大きなシャボン玉作りに挑戦しました。しかしながら・・・この日は,うまくできませんでした。ちょっとした液の配合やその日の湿度によっても,シャボン玉のできやすさが違ってきます。 シャボン玉液をさらに改良し,再挑戦します。 |
水には,集まって一つになろうとする力があり,あわができてもすぐに集まってしまい,しずくになります。シャボン玉ができるのは,洗剤などに含まれる界面活性剤というものが,水が集まる力を弱めてしまうためです。
理科朝会で使ったシャボン玉液は,さらに粘りを高めたりするため,砂糖や洗濯のり(PVA)などを入れた学校特製の液でした。(化粧水を入れたものも作って試してみました→うまくいきました。)
(注)こわれにくいシャボン玉や大きなシャボン玉の作り方はいろいろあります。でも,体に害のあるものもあるので自分たちだけで試さないようにしましょう。