6年生が、JR東西線と地下鉄を乗り継いで、大阪の日本橋にある国立文楽劇場に社会見学に行ってきました。
10月に広済寺で行われていた近松門左衛門の法要に国立文楽劇場の方が来られていたのがご縁で、見学に行かせていただくことになりました。
国立文楽劇場はその名の通り人形浄瑠璃・文楽を中心に、演劇・舞踊などが上演されています。
今回は、人形浄瑠璃・文楽についてのお話をお聞きした後、舞台に上がらせていただいて間近で舞台の大道具や背景の絵を見せていただいたり、舞台裏にある衣装のお部屋や首(かしら)のお部屋に入らせていただいたりしました。
舞台では、お人形が実際の人の三分の二ほどなので人形浄瑠璃の大道具もそれに合わせて小さめに作られていることや、上演するお芝居に合わせた背景の絵がたくさんあって、お芝居に合わせて天井から降りてくる仕掛けになっていることなどを、実物を見せてもらいながら説明してもらいました。
舞台裏でも、お部屋いっぱいの衣装や首(かしら)について、とても分かりやすく丁寧に説明していただきました。
ふだん、下坂部小学校で学んだり活動したりしている近松門左衛門にまつわる伝統芸能が、こんな立派な形で国の文化として受け継がれていることを肌で感じることができました。
国立文楽劇場のみなさん、本当にありがとうございました。