毎年12月6日の創立記念日にちなんで、近松デーをしています。
今年は創立145周年目ということで、少し特別な近松デーになりました。
まずは、浄瑠璃クラブ・和文化クラブの発表。
「寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)」は舞も三味線も10月の大近松祭で披露したときよりまた一段と上手になっていました。
次は、浄瑠璃クラブ・和文化クラブと全校生による「下坂部音頭」。
金曜日のお昼の基礎基本の時間に、寿式三番叟の語りと下坂部音頭の踊りの練習をしているので、全校生が上手に踊れます。
ステージ上で浴衣を着た浄瑠璃クラブ・和文化クラブの人たちとフロアの全校生が心を一つにして踊っている姿はとてもかわいらしかったです。
3つめのプログラムは6年生による劇「日本振袖始(にほんふりそでのはじまり)」
近松門左衛門が、日本書紀や古事記にあるスサノオノミコトがヤマタノオロチを退治するお話をもとに書いた劇を小学生向けにアレンジしたものです。
劇の登場人物はもちろん、ナレーターや照明、音響、舞台の入れ替えなど、すべてみんなで役割分担して上演しました。
4つ目は、児童会による「下坂部小学校145周年おめでとう!」
児童会の役員のみなさんが、下坂部小学校のことについてや自分の家族の下坂部小学校とのつながりを一人一人語っていきました。
「おじいさんもお父さんもお姉さんも下坂部小学校を卒業しました。」とか、「おじいさんが通っていたころはクラスが多くて午前の部・午後の部と交代で授業を受けていた。」といった話をみんな食い入るように聞いていました。
次は、145周年の記念に新しくした東門の学校銘板の披露。
揮毫(毛筆での文字)は近松ゆかりの広済寺のご住職にお願いしました。
今日、全校生に披露して、来週月曜日には東門に取り付けていただくことになっています。
最後は三味線の演奏。
今年は三味線とマンドリンとギターの競演でした。
最後の曲は「パプリカ」。みんな知っている曲だったので、自然に口ずさみはじめ、会場がとても温かい雰囲気になりました。
内容も盛りだくさんで約2時間の会になりましたが、みんな上手に鑑賞することができました。
クラブや6年生の保護者の方にも地域の方にもきていただき、みんなであたたかい雰囲気で近松デーと14周年のお祝いをすることができました。
ありがとうございました。