4年生は総合的な学習で水の循環について学んでいます。
今日は、尼崎市が環境問題を解決するために取り組んでいる尼崎運河の水質改善の取り組みについて、ネイチャークラブの中岡先生がゲストティーチャーとしてお話してくださいました。
中岡先生は、尼崎市の中学校で先生をしておられましたが、今は大学でもお仕事をしておられます。
運河ができるずっと前、尼崎の海には干潟があって潮干狩りができたのだそうです。
50年ほど前に運河ができ、埋め立てもすすみ、尼崎の海は大きく姿を変えていきました。
その後、堤防ができ、防潮のための水門ができたりする中で、運河の水の流れが止まり、水質の悪化が重なり、運河にはヘドロがたまって汚れた海になってしまったのだそうです。
20年度ほど前から、生物を使った水質浄化の取り組みが始まったのだそうです。
その努力が実って、様々な生き物が見られるようになり、その生き物を追ってカワセミなどの鳥も姿を現すようになってきたのだそうです。
私たちの尼崎や地球の自然のために自分たちは何ができるのか、これからも4年生は考えていきます。