12月3日に近松デーがありました。
毎年、12月6日の創立記念日に合わせて、全校生が集まって、近松郷土学習の発表や浄瑠璃クラブ・和文化クラブの発表をしています。
まず最初は、浄瑠璃クラブと和文化クラブの発表です。「寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)」の語りと舞と下坂部音頭を披露しました。「寿式三番叟」は、4月から新しいメンバーで練習を重ねてきました。今年は、踊りの先生にも来ていただいて、振りの意味や細かい所作なども教えていただきました。
下坂部音頭は下坂部小学校のために作っていただいた踊りで、毎週金曜日の帯学習の時間に三番叟の語りと合わせて練習してきました。近松デーでは、ステージ上のクラブの子どもたちの踊りと合わせて、体育館のフロアの子どもたちもみんなで踊りました。
後半は5,6年生の近松学習の発表と三味線の演奏と踊りの披露がありました。
特に6年生は、下坂部小学校の歴史や校章の由来、近松門左衛門の紹介や尼崎とのつながりを詳しく発表してくれました。
最後は、浄瑠璃クラブと和文化クラブで教えていただいている三味線と踊りのお師匠さんの演奏と舞でした。普段はなかなか聞くことができない三味線と尺八、太鼓の演奏を、低学年の子どもたちも食い入るように聞いていました。
伝統文化を身近に感じ、自分たちの学校で受け継いでいることを誇りに思えるすてきな一日でした