12月に昆虫の標本を寄贈してくださった、66年前の本校の卒業生の中村さんが、3年生の総合的な学習のゲストティーチャーとしてお話をしてくださいました。
本校に来られる前に朝から上坂部西公園に行かれて、3年生の子どもたちのために冬越しのチョウの幼虫を探して持ってきてくださいました。
中村さんは66年前の下坂部小学校の様子や、3年生の子どもたちが総合的な学習でグリーンワールドをもっとよくしようといろんな生き物が来るように取組をしていることがとってもすばらしいということや、昆虫の標本をどうやって作るかといったいろんな話をしてくださいました。わざわざ昆虫採集の時に使うおおきな捕虫網をもってきてくださいました。チョウの羽などがいたまないように、柔らかい素材でできているのだそうです。
まもなく80歳になろうとする中村さんの昆虫愛にあふれたお話に、子どもたちはまた新しい影響を受けたようです。
放課後、数人の子どもたちが中庭でゴソゴソしているので声をかけると、虫を見つけて中村さんに教えてもらったように標本を作りたいとのこと!(いくら何でもこの季節はむずかしいですね。)
「校長先生!中村さんに毎週来てもらえませんか!」と頼まれてしまいました(笑)。