「いじめはダメ」といえる子になろう
校長 杉本 浩美
今朝の朝礼で「いじめ」についての話をしました。
これは以前から考えていたのですが、10月に神戸の小学校での先生同士のいじめの事件があり、子どもたちに話す上では、その話も避けて通れないので、その話もあわせてしました。
このようなことが起こった背景には、「このくらいだったら」「相手もいやがっていないし」「おもしろいから」「他の人もしているから」といったやる側の都合のいい解釈があったことと思いますが、それと同時に、「どんなことがあってもいじめはぜったいダメだめなこと」という認識が職場全体で共有されていなかったことが大きく影響しているように思われます。
今日、子どもたちと、相手が笑っていても、相手がやめてって言わなくても、他の人がやっていても、相手が自分より力が弱くても、自分がされていやなことは絶対人にしてはいけないという話をしました。
大人同士であっても、子ども同士であっても、大人と子どもであっても、自分より力が強くても弱くても、「いじめ」は絶対ダメなこと、ということを確認しました。
そして、
「どんなことがあってもいじめは絶対ダメ。」
「いやなことがあったら、違う方法で解決しよう。」
「そして、もし自分がいやな目に遭っていたら、その場で“やめて”っていうか、誰かに相談しよう。」
「まわりに、いやな思いをしている人がいたら、その場でとめる、とめることが難しかったら、すぐに大人に知らせよう。」
この4つを約束しました。
私たちは、下坂部小学校の子どもたちに、いじめを決して許さない、そしてどんなことがあっても、いじめ以外の方法で問題を解決できる子に育っていってほしいと心から願っています。