令和5年度の学校評価
1 教育・学習内容を充実させ、確かな学力の育成と健やかな体づくりに取り組む
●●●取組●●●
(1)朝の帯学習の実施
(2)放課後学習の実施
(3)スタディープランを使った計画的な学習
(4)明城漢字検定の実施
(5)持久走の実施
(6)クラスルーム、ロイロノートを利用した学習の実施
●●●成果●●●
(1)基礎学力の定着に繋がるだけでなく、1時間目に入る前、学習に向かう姿勢を整えるのに役立っている。
(2)放課後学習では、低学力の児童それぞれに合った学習内容に取り組めた。
(3)計画的な学習ができ、学力向上、業務改善にもつながった。
(4)明城漢字検定初級を受ける基準を下げることにより、より多くの児童が積極的に検定に取り組むようになった。
(5)体育の時間以外でも、外遊びをする習慣が身についてきている。
(6)電子黒板は、扱いやすく浸透している。
●●●課題と改善策●●●
(1)~(4)について、全国学力・学習状況調査の結果においては、確かな学力が育成されているとは言えない。校内ではさまざまな取り組みがあるが、有効活用できていないものは、削っていく必要がある。
(6)研修等により、教員のPC,電子黒板利用の技量の底上げを図る。
2 心の教育を充実させ、自己実現の意識の高揚を図る
●●●取組●●●
(1)三つの「あ」の取り組み
(2)道徳性を育む授業の取組
(3)たて割り活動の実施
(4)不登校児童の対応の充実、SSW等、外部人材の活用
●●●成果●●●
(3)たてわり清掃がうまく機能していなかったので、いったん休止し、各学級ごとで清掃の基本を一定期間指導した。その後、たてわり清掃に取り組むと、清掃への意欲と技量が増した。
(4)不登校児童のうち数名は、家庭、外部機関と連携をしながら、家に籠りがちな児童をSSWと外部機関・施設につながることができた。
●●●課題と改善策●●●
(1)あいさつの声が小さかったりできない児童がいる。また、集団登校班での登校のできない児童など基本的な生活習慣をしっかりさせるために学校全体で取り組む。
(2)道徳心を養う活動を多く取り入れているが、なかなか身に付かない。様々な方法を取り入れて根気強く続けていく。
3 家庭・地域・学校の連携を深め、活力に満ちた学校園づくりに取り組む
●●●取組●●●
(1)経験豊富な教員による指導力向上研修の実施
(2)体育大会、図工展、明城ラリー等学校行事の実施
(3)学校配信のメール、学校だより、学級だより、ホームページの活用
●●●成果●●●
(1)経験年数が少ない教員が増えた中、学級経営、学習指導の知識・技術を吸収する絶好の機会となった。
(2)様々な学校行事にボランティアとして関わる場が多い分、よく関わってくれる保護者が一定数いる。
(3)学校配信のメールを必要に応じて緊急時に有効活用している。
●●●課題と改善策●●●
(2)学校に関わる保護者と関わらない保護者の二極化が進んでる。後者に対しては、学校だより、ホームページ、PTAを通じて学校との関わりの大切さを伝え続けていく。
4 安全な教育環境を確保し、防災意識の高揚を図る
●●●取組●●●
(1)年間3回の避難訓練を実施
(2)校外児童会を実施し交通安全指導と集団登校の指導を実施
(3)毎朝、登校時の通学路の安全指導
●●●成果●●●
(1)避難訓練の実施により、安全意識を高めることができた。
(2)毎学期行うことにより、交通安全の啓発に繋がっている。
(3)登校時の安全確保を行えた。
●●●課題と改善策●●●
(3)登校時等、地域の見守りの協力は得られているが、高齢の方に頼り切っている現状がある。共働き世帯が多い中、今後、PTA等の協力が得られるか検討の必要がある。
5 教育目標 明・・・明るく元気に学び合う
城・・・じょうぶな体とやさしい心を育てる
(1) 教育目標の達成に向けた充実した教育活動の展開
(2) 教育目標の具現化と指導の充実
●●●取組●●●
(1)教育目標の達成に向け、職員会議等で、共通理解を図る。
(2)教育目標の達成に向け、授業や生徒指導の充実を図る。
●●●成果●●●
(1)(2)教育目標の実現に向け、話し合う機会を持ち、職員への意識づけ・啓発ができた。
●●●課題と改善策●●●
(2)教育目標の具現化に学校として努めていると感じるが、結果に表れていない。学校目標その他の掲示物については、啓発の仕方、掲示場所の工夫をする。ただし、掲示方法だけでは、目標達成できないので、職員会議・校内研修等で引き続き、教育目標の具現化について検討を続ける。
~ 学 校 関 係 者 意 見 等 ~
1 教育・学習内容を充実させ、確かな学力の育成と健やかな体づくりに取り組む
・学校全体として、子ども達が落ち着いて授業に取り組む姿が見られた。
・放課後学習等、子ども達のために、先生方は指導を頑張っている。
2 心の教育を充実させ、自己実現の意識の高揚を図る
・規律が守れない児童で、家庭の協力も得られない場合、学校の指導はたいへんであるが、助けてもらえる外部機関等をフルに活用し、根気強く指導していくほかない。先生達は大変な中、よく頑張っている。
・学校では教師に対して挨拶をするが、地域の人には挨拶できない児童が少なからずいる。
3 家庭・地域・学校の連携を深め、活力に満ちた学校園づくりに取り組む
・明城なかよしラリーはとても良い活動である。今後も、地域の協力が得られる行事は継続していくべきである。
4 安全な教育環境を確保し、防災意識の高揚を図る
・「1.17を忘れない」もしっかり行われている。
■教育目標
・だいたいの子どもは、学校教育目標「明るく元気に学び合う じょうぶな体とやさしい心を育てる」ができているようである。
上記学校評価に加え、保護者アンケートも毎年度7月、2月に行っています。令和5年度の内容は、「令和5年度学校だより」(3月号と3月号その2を参照)をご覧ください。