2016年12月

7月25日(月)国語科教育アクティブ・ラーニング部会(第2回第3回)を教育総合センターにて実施しました。

講話・演習 「授業づくりの楽しみ」


第1部 (10:00-12:00

○アクティブ・ラーニングに3視点
  ・深い学びの過程
  ・対話的な学びの過程
  ・主体的な学びの過程

○指導案交流・グループごとにチェックリストを使って検討
  互いの指導案、構想を聴き合いコメントを伝え合う。
  ≪指導案チェックの視点≫
  ・単元名と言語活動が明確なものになっているか
  ・単元計画が単元目標に向かって立てられているか
  ・評価計画が示されているか
  ・「めあて」と「ふりかえり」が連関しているか など

○課題になることを見出し、確認する。
  ⇒まとめたものを講師に提出

第2部 (13:00-15:00)
○各グループの課題交流
○課題解決(講師がグループごとにまわりアドバイスする)
○今後の予定と課題確認
 

【アンケートより】

  • 様々な学校の先生方と話すことによって、気付かなかった点にたくさん気付くことができました。単元について、教材について、深く考えるいい時間でした。学校の枠を越えて話し合えるのがとてもいいなと思います。
  • グループで課題になったことについて、的確に説明して下さったので、大変わかりやすかったです。
  • 思考ツールはぜひ実践してみたいと思いました。
  • 他校の方と交流できたことも楽しかったです。
  • 単元的学習に学校全体で取り組むことになりました。今日の成果を持ち帰って話したいと思います。


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5月11日(水)10年経験者研修を旧 教育総合センター4階視聴覚室にて実施しました。


Ⅰ 講話 ストレスとストレスマネジメント教育について
    
-子どもといっしょに元気になるストレスマネジメント- 
(1)ストレスマネジメントとは
(2)予防的取り組みとしてのストレスマネジメント
(3)ストレスマネジメント教育とは
(4)ストレスマネジメント教育の意義
(5)ストレスとうまくつきあう
(6)ストレスマネジメント教育の実際
 ・リラクセーション 10秒呼吸法など
 ・体罰を行った教員の責任
 ・体罰に頼らない指導体制の整備

Ⅱ 講話 中堅教員としての自覚とその役割について
      
-学校を改革する中核としてさわやかな風を吹かそう- 
   講師 元 尼崎市立園田東小学校 校長


(1)現在の課題 教師像の転換 学校教育の改革
(2)教師の役割
(3)リーダーとリーダーシップ
(4)私たちの環境を考えてみましょう
(5)グローバルな世界とアクティブラーニング
(6)学級・学校経営の視点

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【アンケートより】

  • ストレスマネジメントを市内でもっと普及させていただきたいです。
  • 上玉利先生の講話が聞きやすく、楽しく、わかりやすかったです。
  • 上玉利先生のお話を聞いて、自分が今まで信じてきたものが(笑顔で接すること)様々な良い面をもっていると確信できました。
  • 中堅教員としての心構えなどが勉強になりました。

 

4月27日(水)管外転入者研修を旧 教育総合センター4階 科学実験室にて実施しました。

講話と演習 子どもの心の不調への対応


(1)若者の危機とは

①自殺に関して
②精神疾患の発症に関して

(2)こあらの会の活動と教材「はーとトンネル」の制作について

(3)「こころの叫びに寄り添う-子ども一人ひとりを大切に」
・「神戸いのちの電話」と「こあらの会」
・学校という存在
・情けは人のためならず(ボランティア精神とは)
・ジンバブエへ行って思ったこと
・助けを求める力と一緒に居れる集団、信頼できる大人へつなぐ
 …いじめ対策、自殺予防、心の不調の早期発見、早期治療

(4)授業を体験する こあらの模擬授業
・「はーとトンネル」を用いてグループで考える
 

【アンケートより】

  • DVDで、病気になった人の心の変化に対するインタビューが良かったです。
  • 心の不調の対応は、医療との連携も大切だと思います。一方で周囲の理解も大事だと感じました。学校、学級がその一助になればよいと思います。
  • こあらの授業を教員研修、育友会研修で使うのがよいと思いました。
  • 「いのちの電話」や「TALKの原則」での話であったように、悩みを持つ児童と会話する時には、「傾聴」を大切にすることが必要です。これは自分が担任している子どもたちの関わりの中でも必要で、私が大切にしたいと思っていることです。常に子どもの気持ちを受け入れることを大切にしたいと考えています。


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平成28年度 管外転入者研修

4月27日(水)管外転入者研修を旧 教育総合センター4階 科学実験室にて実施しました。

講話 尼崎の教育 
講師 尼崎市教育委員会 学校教育部長 


(1)尼崎市 市制100周年

(2)学校園の数について

(3)尼崎の学校教育
①尼崎市教育振興基本計画
②平成28年度『学校教育に関する重点取り組み』
③学力向上の取り組み
④今年度の重点取組
 ・確かな学力
 ・心の教育
 ・健康な体づくり
 ・安全な教育環境
 ・家庭、地域、学校の連携

(4)その他
 ・教育総合センターの移転
 ・尼崎養護学校の移転
         


 


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【アンケートより】

  • 尼崎のことを知らずに生活していたので、少しでも知ることができてうれしいです。
  • 尼崎市の良い点、課題の両面を知ることができて良かったです。また、教育以外にも文化なども知ることができました。
  • 尼崎の特色について知ることができて、大変参考になりました。
  • 尼崎のことが少し見え始め、安心しました。これからの実践に活かしたいと思います。

 

 5月20日(金)研修を 旧 教育総合センタ-4階 視聴覚室にて実施しました。

講話 「わかる授業づくりのポイント」を学ぶ-1年目を振り返り、2年目に意識したいこと-


 (1) 授業の見方 学習者の様子や教室の雰囲気など
 (2) 教師力 叱り方がわからない
 (3) 教師力 保護者が求める教師像
 (4) 授業の楽しさ
    ・学級集団を創る
    ・学級経営を考える
 (5) 教室は「まちがう」ところ
 (6) 学習のルールとマナー
 (7) 教室の基本ルール
 (8) 教室の雰囲気
 (9) 机間指導のねらい・留意点
(10) 学習物の準備
(11) 話のキャッチボール
(12) 分かる子どもたちを創る-授業、教室の手立て
(13) 子どもの様子-つぶやきか私語か
(14) 教室(時間と空間)空間を埋める学習者主体の授業
(15) 発問は「子どもとシュミレーション」を
(16) 授業設計と発問、板書の関係

 
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【アンケートより】
  • 本日の講話を振り返って、授業の改善に活かしたいと思います。様々なポイントで自分はどうなのかと振り返ることができました。
  • 普段怒ってはいないのですが、笑顔を忘れがちです。もっと子どもたちが安心してクラスに居ることができる学級にしたいです。
  • 子どもを見ていない先生は意外と多いと思いました。前を向いていても目はテキストばかり…とならないように主役の子どもた ちを見つめながら授業をしたいと思います。
  • 分かる授業はどこに焦点を当てて、授業づくりをしていけばよいか明確になりました。笑顔と叱った顔をはっきりと分別し、学級経営に充てていきたいと思います。
  • 子どもをほめる、子どもが安心できる空間をつくることの大切さを改めて感じました。

12月7日(水)子ども理解のための研修講座(3)を教育総合センターにて実施しました。 

講話・演習 


Ⅰ いじめのきっかけとは
・いじめの予兆
・いじめの態様
・兵庫県の児童生徒の様子

Ⅱ いじめ未然防止プログラムの概要
・授業を行う上での留意点
・活用方法の提案

Ⅲ 授業プラン「ダイヤモンド・ランキング」を体験する
  
ワールドカフェ形式でグループごとに意見交流

Ⅳ 「CoCoLo-34」の活用方法について解説


【アンケートより】

  • 大変勉強になりました。不登校担当として、今後に活かしていきたいと思 います。また、ワールドカフェ形式を授業でも用いたいと思います。「CoCoLo-34」に関して、いろいろと検討していきたいです。
  • 今後、担任を持つ際のクラス作りなどで活用したいと思いました。11の資質、能力のどれを伸ばすべきかの検討が大事ということがわかりました。
  • 今日、教えていただいた分析の仕方などを、いじめ・不登校の減少につなげていければと思います。
  • 不登校の児童の実態をとらえる1つの手法を知ることができました。

 


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8月17日(水)社会科教育研修講座を教育総合センターにて実施しました。 

講話 子どもの感性を学力に高める授業に挑む


Ⅰ アクティブ・ラーニングとは
                
(1)その一般的特徴
(2)アクティブ・ラーニングの実践上の課題
(3)社会科の授業で目指すこと
・日常の社会科授業実践の問題
・問題事象を実践課題に昇華する
・学力向上に取り組む視点
・リアルな文脈で知識を獲得させる
・学んだことを定着させるしかけ

Ⅱ 実際に採点してみよう
・採点の結果を検証しよう
・見えないこと(思考)に迫る授業
・レディネスには格差がある
・発問で子どもの能動性を引き出す
・一学期の授業を振り返る  

Ⅲ 課題作文が意欲を引き出した
・作文を書けなかった子が書けた
・作文を拒否していた子が感想文を書いた
 

【アンケートより】

  • 明確な指針を持って、実践されていることがよく分かり、学ばせていただきました。また、評価規準を具体的に設定することの大切さがよく分かりました。
  • 社会で作文を書くという取り組みをしたことがなかったので、評価規準をしっかりと決めて自分も実践してみたいと思いました。
  • ALというと、「グループ学習すれば良い」と誤解されているように思いますが、「生徒が主体的に学ぼうとする状態」であると確認できてよかったです。本研修の中でも、学習者としてALできました。
  • 子どもたちの感性に響くように教材研究をし、2学期少しでも社会科好きの子どもを増やしていきたいと思います。


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8月3日(水)算数科教育研修講座(第3回算数科教育アクティブ・ラーニング部会を兼ねる)を教育総合センターにて実施しました。 

講話「クラス全員をアクティブにさせる算数授業の創り方」 


1 小学校の算数科教育がなぜアクティブになりきれないのか?               
○教え込み,繰り返しの練習,形式通りの展開に終始する授業…
○教師がアクティブになりきれないから?
○アクティブな展開によって,子どもが育った実感がもてないから?
 「子どもたちがちゃんと学習をしているといえるかどうか」
 教師が不安を感じている

2 具体的な算数の授業実践を通して
  (追究のプロセスを楽しむ子どもたち)
①のこりはいくつ(アニメーション)
②3けた+3けた=3けた  1,2,3,4,5,6,7,8,9
③3けた+3けた=3けた  ②に「0」も含めると…。
④直方体の展開図は何通り?

○アクティブ・ラーニングのコツは,教師がいかにうまくボケるか
→教師が動かない子どもの背中を懸命に押している
→教師が半歩下がってみる 「たまたまじゃないの?」
→子どもが自分で動き出さないと意味がない
  「たまたまじゃないよ。だって…」
○「子どもってすごいな」と思える瞬間をたくさん味わう
→最初から「教えること」に気負い過ぎない
  (教師である自分だけが答えを知り尽くしている…)
→ときには子どもたちといっしょになってドキドキ、ハラハラする
  時間を楽しむ 
○ノートはきれいだけど,テストをやると理解できていない…。
→「まとめは写す」と「まとめは子どもが自分で行う」の間を考える。
→子どもは先生が書いたまとめにまちがいがあるとは思っていない。
→先生がまちがいを含むまとめを書いて
  「先生のまとめ方でいいかなあ?」
 


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【アンケートより】

  • 子どもの発言を先生がまとめない。「つまりどういうこと?」と子どもに返す。子ども同士で発言内容を解決させることがアクティブ・ラーニングだと思いました。
  • 言葉の使い方一つで子どもが答えやすい環境をつくれたり、対応の仕方を一つ変えるだけで、子どもの可能性を広げたりすることを実感し、教師の言動一つ一つの大切さを感じました。
  • もっと教師自身がアクティブになれるよう,子どもがアクティブになれるよう努めていきたいです。
  • 普段の授業で教師が無意識に子どもたちに与えている情報をメタ認知する、そしてそれを工夫して、子どもたちの意欲を高める,この二つのことの大切さを考えました。
  • 子どもに委ねるのかそれとも教えるべきところなのかを考えて、どの子どもも参加できる授業をつくっていきたいです。
  • 子どもをアクティブにさせるには、教師が半歩下がって話を聞き、発見する喜びを味わわせることが大切だと学びました。
  • 実際に現役で担任をされている田中先生のお話だったため、実感がわき、とてもわかりやすかったです。子どもたちが緊張感をもって,考えられるためにはどうしたらよいか、子どもたちがわくわくして考えられるにはどうしたらよいかを2学期から考えていきたいと思います。
  • 子どもより知っていて当たり前、答えられて当たり前を教師はこうあるべきと思っていましたが,ある意味「知らない」「まちがえる」ことが子どもにとって,やる気をアップさせると知り、2学期からチャレンジしてみようと思いました。
  • 算数の授業で感じていた「全員がついてきているのか」「取り残されている子にどのような手立てをするか」という悩みに対し、多くの発見をいただくことができました。
  • 生きた授業をするために、教師はどうあればよいか、大変心を動かされる研修でした。考える子にするために、教師と子どもの位置が大切だということがよくわかりました。
  • 子どもたちが表現するときの心の状態や教師として価値づけをしていくことなど、自分の授業を振り返ることができ、とても勉強になりました。

12月13日(火)就学前研修を教育総合センターにて実施しました。 

講話 「学びに向かう力」を育む保育実践とは


Ⅰ 国の最新動向               
 ・幼児教育部会における審議の取りまとめについて(報告)
 ・保育所保育指針の改定に関する中間とりまとめ
 ・改訂から見えてくるポイント
 ・幼児教育において育みたい資質・能力の整理

Ⅱ 認知能力と非認知能力
 ・社会で大活躍する大人の要素
 ・非認知能力(学びに向かう力)を育てる活動を
  充実させるための   具体的なヒント
 ・先生の立ち位置について
   ⇒「生活者から離れた立ち位置」と
  「生活者としての立ち位置」⇒≪≪対話的な学び≫ 

 Ⅲ アフォーダンスの世界観
 ・私たちにとってイスは座る道具という認識
 ・自分のプロダクトが何を与えているか
    すべて把握できているか
 ・あなたはいくつアフォーダンスピックアップできますか
  ⇒ガシャポンの入れ物を使って、
  どんな遊びができるかを受講者に考えてもらう
 ・今、保育者に求められるものは
 ・しなやか度チェックリスト⇒受講者が各自でチェック


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【アンケートより】

  • 自分がどのタイプの保育者なのか考えさせられるお話でした。保育者1つひとつの言葉、行動、関わりによって学びに向かう力が変わるのだと改めて感じました。非認知能力をたくさん育んでほしいと思いました。
  • アフォーダンスは本で読んだだけではわかりにくかったのですが、今日教えていただき、よくわかりました。
  • アフォーダンスの概念がとても新鮮でした。子どもたちの発想はこういうことなのか!と思いました。
  • 教師自身も固定的な考えにとらわれることなく、様々な環境に柔軟に対応していけるようになりたいと思いました。
  • 西川先生のお話を聞かせていただくたびに、保育について考え直し、明日からの保育につなげていこうと思えます。
8月29日(月)図書館教育研修講座を教育総合センターにて実施しました。 


講話
子どもと本と学びをつなぐ
-多様な読書活動のための授業のアイデア-

 Ⅰ子どもの心と言葉を育む読書力
  -美しい言葉のシャワー-
 ・知らず知らずにつく力⇒絵本の持つパワー
 ・言葉の力を磨く⇒「言葉」の種をまく
 ・文字が読めても本が読めない子どもたち
 ・読み手と聞き手の心のふれあい
    =信頼感 読み聞かせの効果
 ・耳から聞く読書体験の大切さ=絵本から文学へ
    聞かせ読みの効果
 ・家でも読書タイムを=読書週間から読書習慣へ

Ⅱ豊かな学びを支えるために
  -教科学習と学校図書館
  曲里先生の、西宮市立広田小学校での授業実践
  DVD「豊かな学校づくりのために」を視聴

Ⅲ アニマシオンで言葉のおもしろさを楽しもう
  谷川俊太郎「くだもの」「みんみん」の詩を使って
 

 

 

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【アンケートより】

  • 学習に活用できるよう、図書館を整えていかなければならないと思いました。子どもたちの意欲を高められるよう、授業の中で手立てを考えながら2学期から進めたいです。
  • 曲里先生の講座にすぐに次の日の授業に使えるものや、「そうだったのか」と納得できるものが多く、とても参考になります。2時間ではなく、図書の中でもテーマをしぼり、講座Ⅰ、講座Ⅱ…と
  • シリーズ化していただきたいです。
  • 絵本のもつパワー、また読ませ方について再認識したり、初めて知ったり…実践してみたいです。
  • 「本を読みなさい」というのではなく、子どもたちが本を読みたいと思うしかけをすることが大切なのだと気づきました。
     

 

6月29日(水)2年次教員研修を旧 教育総合センター4階 視聴覚室にて実施しました。 


Ⅰ 講話
生徒指導上の課題解決に向けて
-学校全体で取り組む生徒-

(1)尼崎市の小・中学校の現状
(2)組織としての生徒指導体制
(3)生徒指導体制の整備
(4)校種間や関係機関との連携
(5)体罰とは
  ・体罰には該当しない場合
  ・体罰の児童生徒への影響
  ・体罰を行った教員の責任
  ・体罰に頼らない指導体制の整備


Ⅱ 講話と演習
ストレスとストレスマネジメント教育について
-子どもといっしょに元気になるストレスマネジメント-
 
(1)ストレスマネジメント(ストレスとうまくつきあう)
(2)ストレスマネジメント教育
(3)ストレスマネジメント教育の実際
   リラクセーション体験
  ・10秒呼吸法
  ・漸進性筋弛緩法
  ・肩上げのワーク
(4)ストレスマネジメント教育 授業の実際


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【アンケートより】

  • 生徒指導では、事実を正確に確認することが重要だと感じました。
  • 生徒たちのストレスを感じている部分を、少し理解できたように思います。板書の仕方などより良い方法が見つけられそうで良かったです。呼吸法に関しても、クラスの中で取り組んでみたいと思いました。
  • ストレスと上手に付き合っていけそうです。ストレスと聞くと「悪いもの」ととらえがちでしたが、そうではない事を知りました。とても興味深く聞かせていただきました。
  • 生徒指導の講話では、事例をたくさん挙げていたので、こうした問題はすごく身近なもので、対応を間違えると大きな問題につながるのだと驚きました。報・連・相の大切さを改めて確認できました。
7月28日(木)教科化に向けての外国語活動研修Ⅱ(1)を教育総合センターにて実施しました。 

講話と演習


Ⅰ 挨拶・外国語活動概要について 

 ・共通教材「Hi.friends」とは

Ⅱ 授業形式 学級担任による授業の流れ 一例の紹介 
題材:  Hi.friends2 lesson5 
 ・HRTが主導を取り、授業を進める
 ・HRTはALL in Englishで授業を行うのか?

Ⅲ 授業形式 ALTとHRTのティームティーチングの一例の紹介
 ・小学校外国語活動の趣旨
 ・ALTとの授業でよく使うクラスルームイングリッシュ
 ・HRTが主導を取り、授業を進めるための打ち合わせの
   具体的方法
 ・HRTは児童たちの代表者として関わる
 ・アクティビティはALTにおまかせ!

Ⅳ アクティビティの紹介 ゲーム
 ・ベーシックアイディア
 ⇒キーワードゲーム、サイモンセッズ、ミッシングゲームなど
 ・レベルアップアイディア
 ⇒キーワードゲーム、サイモンセッズゲーム
 ・子どもたちに「考えさせる」工夫がされたアクティビティ
 ⇒カウンティングゲ


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【アンケートより】

  • ゲームをおりまぜながら学習することで、自然に身につくものだと勉強になりました。
  • 実践的なことが学べてよかったです。クラスで試してみたいと思います。
  • 英語が苦手な人でも楽しめる内容でした。ついつい日本語を使いたくなりますが、簡単な指示だけでも英語を使えたらいいと思います。
  • 初めは「外国語」ということで緊張していましたが、講師の先生が実践して下さるゲームや活動を通して、自分も楽しんで取り組めました。子どもの気持ちで受講できました。


 

 

9月15日(木)就学前教育研修を教育総合センターにて実施しました。 

講話 生きる力の原風景となる遊びのなかの学び

Ⅰ 「生きる力」とは               
 ・遊びの重要性 子どもは「遊び」によって
  どんな 力を身につけていくか
 ・知・徳・体のバランスのとれた力
 ・「生きる力」が必要とされる背景
 ・国の動向
 ・「生きる力」のキーワード
 ・「適当な環境」の重要性とその意味

Ⅱ 習得 活用 探究
 ・学びの連続性⇒保育者の援助 計画的な環境構成
 ・習得⇒遊びの中の学びによって、
  小学校以降の学習につながる豊かな経験をため込んでいく
 ・活用⇒環境に自ら働きかけ、
  1つの遊びが次の遊びへと展開していく
 ・探究⇒湧き上がってくる意欲や追究心
 
Ⅲ 「見える教育」と「見えない教育」

 ・保育ドキュメンテーションの活用

Ⅳ「遊び」とは
  心が動かされる体験が次の活動を生み出しくり返す営み

    

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【アンケートより】

  • 自分がしている保育がいかに指示的なものになっているか、子どものためにと思いしているつもりが、探究、活用、習得をうばっ ているかに気付き、ショックを受けました。明日から1つずつ見直していこうと思います。
  • とても心に響きました。うれしい先生は私の理想の姿てす。一歩でも近づけるように努力しようと思いました。
  • 保育の中でどうしても一斉保育や指示をすることの方が多く、心が傷みました。しかし、もう一度子どもたちがどんな遊びに興味をもち、「楽しい」「おもしろい」と感じながら遊んでいる姿を見て、環境を整えていきたいと思いました。
  • 子どもの気持ちに寄り添うことの大切さを改めて感じました。
  • 写真や映像もあり、とてもわかりやすかったです。
  • とても心に響きました。うれしい先生は私の理想の姿てす。一歩でも近づけるように努力しようと思いました。
  • 保育の中でどうしても一斉保育や指示をすることの方が多く、心が傷みました。しかし、もう一度子どもたちがどんな遊びに興味をもち、「楽しい」「おもしろい」と感じながら遊んでいる姿を見て、環境を整えていきたいと思いました。
  • 子どもの気持ちに寄り添うことの大切さを改めて感じました。
  • 写真や映像もあり、とてもわかりやすかったです。

8月10日(水)国語科教育研修講座を教育総合センターにて実施しました。 

講話 筆者の工夫を見つける説明文教材分析の方法と実際                  

Ⅰ 説明文教材とは その定義
                
 筆者が自分の伝えたいこと(情報や考え)を
 読者に理解・納得してもらおうとする文章のこと

○相手に理解・納得してもらうために必要な条件
 (1)分かりやすいこと
 (2)論理的であり、説明の筋道が通っていること
 (3)事実や根拠が挙げられている
 (4)言葉の選択、表現の仕方が工夫されている
教材分析を体験し、筆者がどのような工夫をしているか見つける

Ⅱ 演習
 
「ありの行列」「ムササビのひみつ」を使って教材分析

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【アンケートより】

  • 言葉に注意して、筆者が説明文に持たせている説得性を学ぶという先生のお話に共感いたしました。一方で、それを学んだ後に、いかに自分の書く力にいかしていくかが 難しいと思うので、そういった活用のさせ方のお話もうかがいたいと思 いました。
  • 具体的な教材で、いっしょに考えながらできたのがとてもよかったです。説明文にもさまざまなパターンがあることがわかりました。物語文でもこのような講習をしていただきたいです。
  • 段落分けは、授業をしていても、自分自身が釈然としないまま教えてしまっていることがあり、この研修を受けて、文章構造を分析する ヒントを学びました。
  • 文章の書き方について目をつけて考えていくことがとても新鮮でした。「その文、要らないのでは?」と考えていく視点はとても大切だなと 学ばせていただきました。説明文解釈の切り口を新たに持つことができ,授業づくりに活かしていこうと思います。
 7月22日(金)体育科教育研修講座(1)を尼崎市立尼崎双星高等学校プールにて実施しました。

実技 泳法指導の実践-水慣れ・クロールを中心に- 


Ⅰ 水慣れについて
      1 水浴び
      2 水中歩行・ジャンプ
      3 バブリング・ボビング
      4 水に浮く
          〔だるま浮き・くらげ浮き・伏し浮き〕

Ⅱ クロールの練習について
   1 壁掛けキック
   2 壁キック〔グライドキック〕
   3 板〔グライド〕キック
   4 グライド〔伏し浮き〕
   5 スタンドストローク
          〔陸上・水中〕
          (息継ぎなし・あり)
   6 コンビネーション
         〔息継ぎなし・あり〕


Ⅲ 講師による模範演技

Ⅳ 質疑応答


【アンケートより】

  • 指導の仕方や、補助のやり方など具体的に教えていただけたのでわかりやすかったです。
  • 今日学んだことを来週からの水泳指導に活かしていきます。実際に泳ぐのを見せることが大切だと感じました。ありがとうございました。
  • 苦手な子どもに対するアプローチが学べて良かったです。
  • クロールに関して、水のかき方やキックの仕方など、すぐにでも実践したいものばかりでした。
  • 平泳ぎなどのシリーズ化を望みます。


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 8月19日(金)体育科教育研修講座(2)を尼崎市立尼崎双星高等学校 武道場にて実施しました。


講話 体育(柔道)指導法-安全指導に焦点をあてて-

Ⅰ 武道特有のものの見方考え方                
Ⅱ 女子への指導の注意点
Ⅲ 安全管理 
 
授業に入るまでにやっておくべきこと

演習(実技)

Ⅳ 基本動作 体さばき 崩し 受身の練習方法
Ⅴ 投げ技の分類 支え技系 まわし技系 刈り技系
Ⅵ 投げ技の実際 大外刈り 小外刈り 小内刈り など
Ⅶ 固め技の分類 けさ固め 四方固め など
Ⅷ 固め技の実際 上四方固め 横 四方固め肩固め など
Ⅸ 打ち込みと乱取り その留意点

「脳しんとうなどの機能障害」が起こらないように

 



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 【アンケートより】

  • 2学期からの授業で活かしていきたいことがたくさんありました。毎年必ず参加したいと思います。   
  • 毎回参加させてもらっていますが、本日もとてもわかりやすいご指導有難うございました。受け身を子どもたちによりわかりやすく、飽きさせずにする方法を学べました。   
  • 何よりも安全を大切にして、自分なりにも研究していきたいです。   
  • とてもわかりやすく説明していただきました。学校で実践していきたいです。
8月4日(木)国語科教育研修講座(2)を教育総合センターにて実施しました。 


講話 『メディアを活用した国語科授業
      -アクティブ・ラーニングの視点から-』
 
Ⅰ これからの国語教育について
    ・これからの国語教育のイメージ
    ・作品理解を軸にしたメディア活用
    ・メディア理解を軸としたメディア活用
  
Ⅱ 効果的な物語の冒頭について考える。
    ・宮崎 駿『ハウルの動く城』(2004)の場合
    ・「物語を読み解く」『伝え合う言葉 
      中学国語2』(教育出版)の場合
    ・映像の冒頭の種類-『隠し砦の三悪人』の場合
     黒澤 明 監督の映像と樋口 真嗣 監督の映像との違い

Ⅲ 演習 「映像物語の冒頭を作ろう」
      36枚の写真から6枚の写真を選んで、
   物語をアピールする
     ・グループごとの演習
     ・グループごとに作品を発表する
     ・聞き手の評価

 


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【アンケートより】

  • 自分が実際に取り組みを行うことで、子どもの気持ちを考えることができたような気がしました。難しかったですが、とても楽しく、メディアを使えば、子どもらしい面白さを引き出せそうだなと思いました。
  • あまりICTを使った授業をしたことがないので、写真を利用し、全体で発表する時に、今日のような発表方法は非常にわかりやすいと感じました。
  • いろんな材料がたくさんあって、自然と交流がはずんだものとなり、楽しく活動できた。また、写真があるだけで、思考が広がっ ていくので、このような形でメディアも使っていきたいと思った。

8月9日(火)特別支援教育コーディネーター研修を教育総合センターにて実施しました。 

講話 通常学級の授業づくり・学級づくりーどの子も「わかった」「できた」「楽しい」を目指してー


(1)早期からの発達障がい児支援と課題
   地域の特性に合わせた発達障害システムの構築

  (インクルーシブ教育システム)
 ・読み書き検査後の指導の工夫
 ・気になる子どもたち

(2)通常学級でできる特別支援教育

 今までの学級づくり授業づくりのノウハウを活かす。
  ① ユニバーサルデザインの教育
  ② 授業に活かすユニバーサルデザインの視点
    1つのやり方がすべての学習者にぴったり合うことはない。
    ユニバーサルデザインの教育
  ③ 規律のある集団にするためにめあてやルールを
    明確にする。

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(3)保護者との関係における悩み
  
成功体験、認められ体験、安心体験

(4)学校全体の取り組みの中で
   地域のネットワークを活かすということが大切である。


【アンケートより】

  • 子どもたちの体験に、私もそうだったと思うことがいっぱいありました。丁寧に話を聞いたりしたりすることや、繰り返し学習に集  中させることの大切さを改めて思いました。自尊感情の大切さも感じる毎日です。
  • 通常学級内の困り感のある子どもの、支援などとても分かりやすく、これからの担当・支援に活かせると思いました。
  • どうしても上手くいかなかったことなどを子どものせいにして声を荒げてしまうことがあるのですが、どうすれば、何をすれば合えることが力になると感じました。
  • 発達障害の児童・生徒が居心地の良いクラス環境、プラス思考のことばがけの大切さを教えていただきました。

12月6日(火)マイスター教員による公開授業研修講座(11)を尼崎北小学校にて実施しました。

1 公開授業 第6学年 体育科『バスケットボール』


2 講話「体育学習で大切にしたいこと」
  
(1)体育は何を学ぶ(教える)教材か
   運動と自分との関係づくり 運動を追究する力
        ⇒ 生涯にわたって運動やスポーツを豊かに
   実践する力
              
(2)熱中する体育授業のポイント
   ① 運動の特性(楽しさや魅力)を大切にする。
     運動の特性=その運動のもつ楽しさや魅力
     (できるかどうか に 夢中になる世界)
   ② 易しい学習からのスタート。
     今もっている力を大切にする。
     子ども全員が今もっている力で運動の特性を味わえる
     優しい学習(ねらい・ルール・場など)からスタート
     ⇒ 今もっている力で運動を楽しむ
   ③ 子どもの必要感からの技能獲得
     (例)ゲーム学習の場合  ゲーム ⇒ ふり返り・練習
     ⇒ ゲーム ⇒ まとめ
   ④ 50%の計画と50%の実践
     はじめの単元計画にとらわれすぎず,
     目の前の子どもの様子を大切にする。

(3)本実践について

(4)質疑応答
  

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【アンケートより】

  • 学びのねらいに向けて、視点を与え、バディやグループで一生懸命練習やゲームに取り組む姿におどろきました。グループやペア学習でも1時間の中での学びの視点を明確にしてできるかできないかのワクワク感を大切にします。
  • 男女関係なく、みんなが夢中になってプレーしている姿がすごいと思いました。
  • 「何のために体育をするのか」や「授業を計画する時に大切にしたいこと」、「授業中に大切にしたいこと」がよくわかりました。明日からでもすぐに生かしていきたいです。
  • 明日からの実践の中で、運動の特性をしっかりと把握するとともに、子どもの必要感を大切にしながら授業づくりをしていきたいと思いました。
  • すぐに実践してみようと思える内容ばかりでした。普段向き合っている子どもがいかに楽しめて、いかに学びのある授業になるかは教師の指導によると感じた。

11月22日(火)第6回算数科教育アクティブ・ラーニング部会を園和小学校にて実施しました。

1 公開授業 第1学年 算数科『□□-7=□のしきをつくろう』


2 公開授業についての研究協議会
ア)受講者による研究協議
  (付箋を用いて、個人→グループ→全体の順で)
  視点①:子どもは能動的に動いていたか
→子どもが動いた瞬間はどこか?
→動いた瞬間を引き出すために有効な働きかけは何か?
視点②:次の公開授業に引き継ぐものは何か
→同じ手立てで試すことは何か?
→改善した手立てで提案することは何か?
※自分が本時の授業を実施することを想定し、
「どんなふうに展開したいか」等について指導略案(本時案)に
まとめたものを持ち寄っています。

  イ)指導助言
  【この授業のよさ】
◆教師の演出力抜群
◆自由に呟く,価値ある呟きが生まれる空気感
◆きまりが潜む課題(子どもが動く課題)
◆同じ答えのカードを意図的に提示
◆曖昧さをそのままにしないこだわり
◆引く数と個数の関係への気付きが生まれた
◆一般化に向けた展開がある

  【この授業の課題】
   ◆導入が長い
◆ためを作ること
◆並べ方を演出すること
◆ポイント場面での展開を急ぎすぎたこと 
◆きまりの一般化での感動が少なかったこと
◆「-6」は全体で実験する → その後,子どもに任せる

【尾﨑先生の実践より】
  「平均は何点でしょう

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【アンケートより】
○教材によって子どものアクティブ感が生まれることや黒板の前に集合させたり、
ペア学習を取り入れたりすることによって、一人学習で苦しんでいる子どもも救われるということを
改めて感じました。
○今日の研究授業を通して、自分で試してみたいと思うところがたくさんあり、大変勉強になりました。
○教師が実際の授業をみて、授業について話し合えることが力になると感じました。
尾﨑先生が示された「ためをつくることの大切さ」や「代案」がとても納得できるものでした。
○事前に本時の授業について考えてのぞむことで、授業をみる視点がよくわかりました。

教育総合センターだより No.142

・ 今を最高に生きる
    
常陽中学校 校長 小谷 豪郎

・ ユニバーサルデザイン研究部会に参加して
    武庫東小学校 教諭 東田 直久

・ 子どもが人権を受け留めるには
    
元園田東小学 校長 上玉利 敏昭

・ 教育情報コーナーおよび視聴覚ライブラリーについて
    教育情報コーナー担当:幾田/フィルムライブラリー担当:上玉利

こちらからご覧ください ↓
教育総合センターだより No.142(PDF)

 
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