12月15日(火)教育総合センター 視聴覚室にて就学前教育に係る研修を実施しました。 | |
【講話】 (1)遊びの中の学びとは ・学びとは「心が動く」「くり返す」というプロセスを踏みしめることである。 ・学びとはそんなに難しいことではない。⇒環境の再構成 ・表現する結果を求める幼稚園もあるが、表現する過程、 「やってみよう」という気持ちを大切にする。 過程においていかに子どもたちが楽しんでいたか 注目する。 ・心が動かないと身体も動かない。⇒心が揺さぶられる環境を用意する。 (2)学びを育む「生活性」と「多様性」 ・「生活性」とは⇒ 子どもが主体的に遊びを展開できる生活が 存在しているかということと、保育者はその生活を支えるために、 共同体の中での協働的な実践者として存在しているかという視点。 ・「多様性」とは⇒ 「多様性」とは、子どもが学びを踏みしめ始める「心が動く」場面と、 遊びにのめり込み、何度も何度も「繰り返す」それぞれの場面において、 環境構成や援助が、 個々の子どもに適切であるように、 様々に用意されているかどうかという視点。 ・人的環境を整え、子どもたちをいざなっていく。 ・ごっこ遊びの中からルールを作っていく。 | |
【アンケートより】 ○行事前の自分の保育を思いながら研修を聞かせていただくと、心の痛い内容もありました。 子どもの「心の動き」を大切に心にとめ、毎日を過ごしていきたいと思います。 ○やってみたい!(心が動く)遊びをどんどん経験し、園全体で楽しい、わくわくする遊びができるよう、 私たち大人が遊びを楽しんで過ごしていきたいと思いました。 共同、協働の大切さを改めて感じ、明日から楽しんで保育したいと思います。 ○映像も取り入れていただいて、とても分かりやすかったです。保育でつまずいていたところを見直したいと思います。 |