平成27年9月29日(火)に園田中学校 理科室にて、理科マイスターによる 公開授業研修講座(4)が行われました。 | |
「実験結果を暗記させる勉強が理科なのではない。」と松島先生は、お話しされた。 この日の授業では、化学変化の原則を実感させるために以下3つに気づかせておられた。 (1)はじめの物質がなくなってしまうこと (2)あたらしい物質ができること (3)化学反応による温度変化があること 【授業中のようすから】 昼休みを終えた生徒が、それぞれの用事をすませて、静かに理科室に集まる。 これから始まる理科授業に期待を寄せているのが生徒の姿から見て取れる。 いざ、授業がはじまると、松島先生の言葉や行動に注目する生徒の姿があった。誰一人としてよそ見はしていない。 説明を受けた生徒の実験器具を扱う手は、常に両手で、とても慎重であった。 また、実験中のすべての生徒は、いすを机の中にいれ、安全に留意していた。 基本を大事にした指導の積み重ねがあるからこそ、「暗記ではなく、実験や体験を大事にした授業」ができるのである。 研修終了後も、松島先生を囲んでの質疑応答は続き、実際に定量実験を体験していく意欲的な先生方の姿が見られた。 | |
【アンケートより】 *生徒の理解を助けるような実験や考えを深めるような設問などを 工夫されていて、 いつも大変勉強になります。 *「Fe+S」を1:1で反応させて、うまくいかない実験を見せて 考えさせる方法など大変参考になりました。 *質問形式でたくさん聞くことができて、ありがたかったです。 *機会があれば、参加します。 |