2014年6月

平成26年度 事業計画

平成26年度『尼崎の教職員を支援するために』 平成26年4月

  ● 平成26年度 事業計画

  ● 平成25年度 事業報告

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 5月20日(火)塚口中学校 図書室にて数学科教育研修講座を実施しました。「算数・数学的活動を軸にした授業づくり」等について,講話をいただきました。
 

講話 「活動に培う確かなわかり~算数・数学的活動を軸とした小中連携~」

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1 習得と探究を活用でつなぐ
  習得→活用→探究  「確かなわかり」
  自分のこととして学んだものは身につく
 

2 算数・数学的活動とは
  【算数的活動をとらえる2つの視点】
   ◆児童(生徒)が目的意識をもって主体的に取り組む
    →新たな性質や考え方を見いだそうとしたり、具体的な課題
       を解決しようとしたりすること
   ◆算数(数学)にかかわりのある様々な活動
    →本来の「活動」は、子どもの興味や体験・作業から疑問が沸き起こり、それを課題として追究・解決していく
       一連の「活動」のこと。(問題解決の形で実現される)
 

3 授業をつくる
  【一般化】数学においては、ある性質や法則が確立されると、その性質や法則
  の本質を変えないで適用範囲できるだけ広げていこうとする試みが行われている。
   ※数学の常套手段  ※数学的思考の本性  ※人間の思考の本性とさえh260520sugaku2.jpg
  【ペア・グループで交流】
   ◆中学校1年 「文字と式」 3X+1  表現の転換→式と図をつなぐ
     →数学的活動の過程を振り返り,レポートにまとめ発表することなどを
       通して,その成果を共有する機会を設けること。(学習指導要領)
   ◆小学校4年 「立方体の展開図」 習得→活用→探究
 

4 これからの算数・数学教育に求められるもの
  算数・数学的活動は問題解決的な過程で実現される

 

【アンケートより】
 ○ じっくりと考え,自分で気づくことができる経験をたくさんすると,算数好きの子どもが育つのだと感じました。
 ○ 子どもたちが自分で考え,数学を楽しむ場面をつくれるように,学校でも意識していきたいです。

 

 

 5月13日(火)に平成26年度新任教頭研修がありました。午後からの1時間という短い時間の研修でしたが、熱心に話を聞く教頭先生方の姿が印象的でした。
 

講話 「新任教頭としての心構えと実務」 

1 人権感覚と危機管理能力と情報収集能力

教頭として、日常で大切にする力について
 ● 学校=一般の人は、安易に来にくいところ
   →それでも、学校に足を運んでいる保護者は、
   何か思いがあってのことだととらえる態度が大事。 
 ● 教頭として、普段から常に最悪の状態を想定して
   物事にあたったり、考えたりすることが大切。
 ● 情報とは、「情」に「報いる」こと。
   つまり、情報収集するには、人と人との間に
   信頼関係なしでは成り立たない。
 

2 ○ と × と △

物事を行ったり、処理したりする際に、「○」と「×」といった判断しやすいものとは別に「△」というものがある。その対応を教頭としてどのようにとらえ、行うか。
 

3 人を育てる3つのポイント

教頭の仕事の一つとして、「職員を育てる」ということがある。
 (1) 知らせる
 (2) 任せる限り待つ
    「待つ」ことと、具体的な指示の使い分け
 (3) タイミング良く認める
    なんでも認めるのではなく、
    適切なタイミングが大切。
    そのために、自分から動いてよく見ておくことが
    必要。
    失敗があっても、そこにいくまでの過程を評価するこ
    とも大切。
 

4 その他

● 文書処理の優先順位について
● 文書事務提要を根拠とする文書作成、管理について
● 監査について
● 接遇について
● 学校の雰囲気は、先生によって変わること   等
 
 

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【アンケートより】

● 大変、参考になった。今後に役立てていきたいと思う。
● わかりやすい話の内容であった。

 

 
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