2013年8月

 どのような教材を選択し、工夫するかで、児童生徒の目の輝きは違ってきます。
 興味関心を喚起し主体的な学習を促す教材、さらに理科の本質的な知識を引き出す教材づくりについて、演習を交えながらお話をいただきました。
《 内容 》
 講話  「やさしくて、本質的な理科の実験をしようⅡ(化学分野)」


《 講話より 》
 1 化学の第一歩 周期表を使いこなそう
    -アルミ階段、世界の三大物質、原子番号、原子量
  (1) 周期表
  (2) 世界の三大物質
   ① 金属の仲間
   ② 砂糖の仲間
   ③ シオの仲間
  (3) 化学の方法
   ① その1
    ・ 物質の色や表面の様子
    ・ どんな状態か(固体、液体、気体)、におい
    ・ 感触(さわれる物だけ)
   ② その2
    ・ ガスバーナーを使って強く熱してみよう
   ③ その3
    ・ みみかき一杯ほどの物質を水に溶かしてみる溶ける
      だろうか
   ④ その4
    ・ 物質に電気を通してみよう
    ・ 物質を水に溶かしてから電気を通してみよう
   ⑤ その5
    ・ 蒸発乾固

 2 化学の第二歩(化学式、化学変化と化学反応式)


《 感想より 》

  • あっという間の楽しい2時間でした。小学校で教えたことが、中学の理科でこのようにつながっていくのだと実感を通して学ぶことができました。様々な実験もさせていただき、子どもの気持ちになってわくわくしたり、驚いたりしました。この気持ちを子どもに味わわせてあげられるような授業を自分もしたいと強く思いました。
  • 今後も松島先生の講座を開いていただけたら参加したく思います。金属の展性、延性、イオン結晶と分子結晶の電導性など、私は板書だけで教えてきました。実践の大切さを実感しました。
  • 今回の研修で、理科の分野のつながりの重要さを改めて感じることができました。

h250806rika2.jpg

h250806rika3.jpg

h250806rika4.jpg

h250806rika5.jpg

 どのような教材を選択し、工夫するかで、児童生徒の目の輝きは違ってきます。
 興味関心を喚起し主体的な学習を促す教材、さらに理科の本質的な知識を引き出す教材づくりについて、演習を交えながらお話をいただきました。
 

《 内容 》
 講話  「やさしくて、本質的な理科の実験をしようⅠ(物理分野)」

《 講話より 》
 1 「作用・反作用」の本質を突いた
    ジャンピングトイと混乱を持ち込むブービーテスター

  (1) 理科の授業における「本質」とは?
    ・ 概念・語句・言語表現

  (2) 百聞は一見にしかず
     -作用・反作用の実験(ジャンピングトイ)-
   ① 実験前の準備
    ・ 力を受けた物は何?
    ・ どちら向きに力を受けたの?
    ・ その力は何が出したの?
   ② 実験
    ・ シリーズでする意味
    ・ 「なぜ」と聞くな
    ・ 「もっと○○するにはどうしたらいい」
      「何が違ってるのかな」
   ③ 「本質」に迫るために
    ・ ブーピーテスターの失敗とリベンジ

 2 探求するための「武器」としての教具
   有効性と限界(ジグズデン・ザグズデン方式)
  ・ 「失敗」「うまくいかない」ことで気付くこと
    ゼンマイ仕掛けのおもちゃ
     ・・・運動の要素(「速さ」と「向き」)に気付く


《 感想より 》

  • 最初に「物理」と言われたときは、「最も苦手な分野だ。どうしよう。えらい研修をとってしまった。」と思いました。・・・が、楽しそうなおもちゃや実験道具を提示され、引き込まれてしまいました。2時間後の感想は「楽しかった。電気っておもしろいな。」です。受講してとっても良かったです。ありがとうございました。楽しくて、そして本質を考えさせてくれる実験や発問を考えていきたいです。
  • ジャンプするおもちゃは、はじめバネの力で跳ぶと思いました。宙づりにした実験で作用・反作用のイメージが“一目瞭然”という感じで一瞬で理解できました。イメージでぱっと原理が理解できるような実験をもっと知りたいです。
  • 以前、小中連携として小学校で授業をしていただき、子どもたちと一緒に楽しく授業を受けさせていただきました。いろいろな教材研究があるから、子どもたちが楽しい、引きつけられる授業ができるのだと、今日の研修を受けてあらためて思いました。ありがとうございました。

h250805rika2.jpg

h250805rika3.jpg

h250805rika4.jpg

h250805rika5.jpg
 


 

 

 「いじめ」をはじめ様々な問題に対して、どのように児童・生徒と向き合い、指導していけばよいのか、日々迷うことも多いかと思います。生徒指導とは何か、生徒指導の進め方について、ご講話をいただきました。

《 内容 》
 講話  「子どもの現状理解とこれからの生徒指導の進め方」
 

h250805seitosido1.jpg
 

《 講話より 》

1 児童・生徒の問題行動の現状
    -子どもたちに何が起きているのか-

  (1) ひきこもる子どもたち
  (2) 他人を、自分を、傷つける子どもたち

2 児童・生徒の問題行動の背景理解
    -なぜ、ひきこもり、自他を傷つけるのか-
  (1) 最近の子どもの心理的特徴
  (2) 子どもを取り巻く社会状況
  (3) 発達的視点からの子ども理解

3 これからの生徒指導の進め方
  (1) 生徒指導の意義と目標
  (2) 児童・生徒にどう関わるか
  (3) 開発的・予防的生徒指導の展開
  (4) 協働的生徒指導体制の構築
  (5) 連携に基づく生徒指導のネットワーク

4 これからの生徒指導に求められる力
  (めざす力、わかる力、つなぐ力、いかす力)

 

《感想より》
 ○ 最近、生徒指導の局面で、自分のポーズで激しく問いつめると上手くいかないケースがあり、理由を考えるなど、
  省みることがあった。エリクソンの発達段階や社会、家庭の背景などを踏まえた上で、接していかなければ、自分
  さえよくても極論を招きうるのだと思った。一人で悩まないようにしようと思った。
 ○ 教職を10年経験し、うやむやにしてやってきた部分、勢いでやっていた部分に気付かされた。
  2学期から初心に戻り、頑張ろうという気分になった。
 ○ 生徒指導は学校というチームで、子どもの発達に応じて計画的に行っていくことが大切なんだと実感しました。
  「しかる」「ほめる」「語る」「一緒に何かをする」など、一つ一つのことが当たり前だけど、どれも必要だということが
  改めて分かりました。

 

演 題 : 学校におけるアレルギー疾患の児童生徒への対応について
  

h250822epipen2.jpg

 今年にはいって4度目の食物アレルギー対応研修でした。

 講師の岡藤先生は、
「食物アレルギーを正しく怖がり、緊急時の対応を教職員の誰もができる体制を整えられるようになることが大事です。」と、本講習の目的として、このようにお話しされました。

 受講者は、食物アレルギーをもつ児童生徒の(誤飲による)症状が、秒単位で進行していく怖さを知ると同時に、正しく判断し、エピペンを適正なタイミングで使用することにより、重症にならないようにすることができることも知りました。
 

【 講話より(講話のまとめより抜粋) 】

 ~食後2時間以内に
   急激に進む何らかの症状を認めたときの手順~

 ①意識、呼吸を確認

 ②意識、呼吸に少しでも問題があるようなら
   近くにいる人に大人を呼んで来てもらうように依頼

 ③待っている間、他の症状が無いか確認
   (「おなか痛くない?」「かゆいところはない?」)

 ④人が集まってきたら、一人ひとりを指さし、
   「あなたは、救急車を要請して下さい」
   「あなたは・・・」「AED」「エピペン」「記録」を要請する。
   (緊急時対応研修を持つとよいでしょう)

 

 h250822epipen3.jpg

h250822epipen4.jpg

【 アンケートより 】
 ○ 非常に大切な内容をわかりやすく講話していただきました。
 ○ エピペンの使い方やタイミングについてしっかり理解することができました。もっと研修をつんで、適切に判断できる
   ようにしていきたいです。
 ○ 実践的な実技研修ができ、とても良かったです。内容も今日的課題で勉強になりました。
 ○ エピペンの模擬体験ができ、使用の方法がわかりました。アレルギー症状は、皮膚症状に注目されやすいが、
   呼吸症状を注意することも大切であることがわかりました。

 

 様々なICT活用の実践事例のみならず、学習指導と結びつけてご講話くださいました。ICTは「授業のねらい」を支援するものであり、指導者が効果的に活用することが大切ですね。

 講話及び演習  「ICTを利用した資料の活用~実物投影機、電子黒板、タブレットPCの事例を中心に~」
 

1 ICT+活用とは…
  (1)「授業のねらい」を支援する「意図的なしかけ」
  (2)ICT活用の良い点、悪い点
  (3)ICT活用では … 刺激があるが記録として残らない。
        → 考えて書かせる、考えて話させる活動が必要。
 

2 「教育の情報化の手引き」から見る社会科でのICT活用
 (1)授業での教員によるICT活用
 (2)小学校における児童のICT活用
 

3 社会科でのICT活用事例
 (1)中学校 第1学年「世界のさまざまな諸地域、地域の調査」
 (2)小学校 第6学年「明治の国づくりを進めた人々」
 (3)中学校 第1学年「アフリカの暮らしとその変化」
 (4)ICT教育活用好事例の収集・普及・促進に関する調査研究
 

4 タブレットPC、デジタル教科書の活用


5 ICT活用と学習指導

 (1)思考場面でのルール
 (2)聴く場面でのルール
 (3)授業でのつまずきを減らす
  (a)経験・体験不足でイメージが浮かばない → 拡大表示・動画
  (b)どこまでわかっているかわからない
     → 導入や振り返りにフラッシュ教材
  (c)言葉の意味がわからない
 

h250822syakai3.jpg

【 研修アンケートより 】
 ☆ 社会科におけるICTの活用方法や手立てを学ぶことができました。そして、ICT単体で使うのではなく、「書く」
   「考える」黒板などのアナログも並行して使うことが重要なのだと分かりました。2学期に実践するのが楽しみです。
 ☆ ICTがあるか無いかではなく、ICT活用の必要性を感じました。まずは、児童に有効なホームページを探してみたい
   と思います。

講話及び演習「算数から数学への移行期における今日的課題」
 

1 小中間の連携・接続に関する今日的課題
 (1)認知的学力と情意的学力の乖離
 (2)背景① 学級担任制と教科担任制という授業形態の違いがあること
 (3)背景② 小学校時点における学習上の課題を中学校と十分共有さ
         れていないこと

2 「学力」の不易と流行
 明治33年「小学校令施行規則」と
 平成20年「小学校学習指導要領」の比較

3 PISAの問題例

4 「算数」と「数学」のカリキュラム上の接続
 (1)「算数」から「代数」への展開
 (2)「図形」から「幾何」への展開(「説明」から「証明」へ)

5 算数教科書の文章題の架空性

6 移行教材:「÷分数」
 (1)算数・数学の場合、「できる」ことで、「わかっている」と見なされる
   ことがある
 (2)単にやり方や解き方だけを知っている理解
    …「用具的理解」
 (3)そのやり方が、なぜそれでよいのかという理由まで理解
    …「関係的理解」

7 操作的証明
 (1)記号的表現に依存せず、具体物に対する行為や図的表現を利用
   する
 (2)操作は、個別の場合を超えて、一般化して適用することができる
 (3)あるパターンが成り立つことを演繹的に示すことができる

 

h250821sugaku2.jpg

【研修アンケートより】
 ☆ 数学に子どもたちが意欲を持って取り組めるようにするために算数での基礎知識の差と考える力を付けていきたいと思います。
 ☆ 図などで教えていただき、スッキリできたことが多くありました。自分でクイズをつくってみたくなりました。
 

 

 

 授業の組み立て方の基本をわかりやすく教えていただきました。アクティビティでは、受講された先生方もイキイキと実践例を学ばれていました。やっぱり教師自身が楽しむことが大切ですね。


 講話及び演習  「授業の組み立て方のポイントとアクティビティ例」

1 小学校英語活動の目標
  新学習指導要領「第4章 外国語活動」


2 コミュニケーション能力の素地とは

  -「育てたい児童像」を考える


3 指導上の留意点-文字指導の扱いについて

  文字は音声によるコミュニケーションを補助するもの。


4 授業の組み立て方のポイント

  ①挨拶
  ②ウォームアップ
  ③復習④新教材の導入
  ⑤展開活動
  ⑥発展活動⑦まとめ・振り返り
  ⑧挨拶
  (1)新教材の導入
    (言葉の働きへの気づきと口慣らし練習)
  (2)展開活動(記憶し自分のものにする活動)
  (3)発展活動(自分の意志で選んで発話する活動)


5 アクティビティの選択について
  高学年では知的・認知的活動を取り入れる方が望ましい。


6 アクティビティ例① うた

  (1)Days of the Week
  (2)Sailor Went to Sea
  (3)Do You Like Hamburgers?
  (4)Hello to the World 


7 アクティビティ例② 展開活動に役立つゲーム
  (1)Mouth of Truth
  (2)Fruit Basket / Bingo /Concentration
  (3)Card Game
  (4)Touching Game

h250820eigo2.jpg

h250820eigo3.jpg

h250820eigo4.jpg
 

【 研修アンケートより 】
 ☆ アクティビティを実際やりながら教えていただけたので、理解しやすく、すぐ実践できそうでうれしいです。
   ありがとうございました。

演題 : 体罰に頼らない指導法 ~生徒のやる気を引き出す方法~
 

 「体罰は、許されない指導行動です」と、強い口調で講演を結ぶのは、
奈良教育大学教授 岡澤祥訓 氏です。 
 

【 講話から 】
 「実力の発揮を邪魔するマイナス思考を取り去り、実力を発揮できる心の状態に導くのが指導者の役目です。」
 「生徒の高すぎる興奮や緊張を和らげるために、  ①呼吸法  ②筋弛緩法  ③自律訓練法  があります。
 こういったリラクゼーションのやりとりや声がけを生徒と指導者との間でできる関係そのものが、まさに体罰に頼らない指導法であるといえます・・・・・。」  
 
 岡澤氏は、具体的な事例をもとに、体罰に頼らない指導の方法についてお話し下さいました。h250819bukatu2.jpg

【 アンケートより 】
  ☆学問的な考え方や実例を豊富にまじえて講義していただき、非常に勉強になりました。
    指導に対しての前向きな考え方が印象的でした。
  ☆呼吸法・筋弛緩法・自ら考えさせる方法を工夫するなど・・・・これから役に立てていきたいと思います。

講話「小中連携へのニーズと課題」


1 小中連携のイメージ?

 (1) アヤトゥス・カルタ(フィンランド)
   →マインド・マップ(イギリス)


2 小中連携のニーズ;なぜ小中連携(一貫)教育か?
 (1)小学校から中学校への変化(制度面)
 (2)小学校から中学校への変化(発達面)
 (3)移行に際して求められること
 (4)小中連携と小中一貫

 ☆ 子どもたちの不安を解消し、安心できる場所になると
   いいですね。


3 事例に基づく検討;フィンランドの例
 (1)ともに学ぶための環境とシステムづくり
 (2)ケアサポート・システム


4 日本での取り組み

 (1)大阪中学校区(2小1中)の事例
  ・いきいき授業実践=兼務教員の行き来
  ・いきいき相談タグループ=養護教員の連携
  ・地域連携


5 小中連携の課題

 (1)コーディネーター(リーダー)の重要性
 (2)これからの展望と次のステップ

 ☆ 実態に合わせ、できることから少しずつ取り組みましょう。

 

h250819midoru32.jpg
 

h250819midoru33.jpg

【 研修アンケートより 】
  ☆ 小中連携の必要性は日々感じており、今後もできることから少しずつ進めていきたいと思います。
  ☆ 小中連携に関しては個人の力では改善・進展していけるものでないと思います。
    学校の組織で関わる必要性を研修の中で強く感じた。 
講 話:「わくわく」理科実験で「めきめき」学力向上」
 
h250812rika1.jpg
 

 お盆の週、猛暑、学校は閉鎖がはじまる・・・8月第3週目にもかかわらず、会場いっぱいの先生方が集まりました。
 

 講師は、主幹教諭であり、マイスター教員でもあられます七松小学校の中田真一先生です。

 「先生も愉しまないと、子どもは愉しくないですよ。」
と、中田先生はお話しされます。

 子どもが喜び、思わず考えてしまうような理科クイズがたくさん紹介いただけました。

 その1:俳句の季語とその季節
 その2:豆電球の配線問題
 その3:白ネギが白いのは、なぜ?
      じゃあ・・・もやしは?
 その4:ガスバーナーの使い方、どこがNG?
 その5:パイナップルが育っている様子を描きましょう。
                           他・・・

 「あらゆる教科の中で、学びを関連させて考え、イメージさせることが大切なのです。」中田先生は、熱く語られました。

h250812rika2.jpg

h250812rika3.jpg

【アンケートより】
 ● 具体的なお話がたくさん聞けて、とても感激しました。自分が授業で、教わったことを使っていって、
  どんどん自分のものにしていきたいです。
 ● 今日は、とても楽しい研修をありがとうございました。教師のわくわく感こそが、授業のおもしろさや
  子どもの理科への興味を高めてくれると思いました。
 ● 私もたくさん知識を増やして、子どもたちに色々伝えていくことができるよう頑張りたいです。

 創作ダンスの授業における導入部分の演習を行った。受講者を生徒に見立てた授業形式の演習は実践的であり、受講者は講師の経験や理論に基づいた具体的な指導方法を学ぶことができた。また、テンポの良い授業展開と講師の適切な声かけにより、授業が進むにつれて、受講者同士の仲間意識も深まっていった。

《 内容 》
 1 開会の挨拶
 2 講話及び演習  「ひと流れの動きの体験 ~新聞になりきろう~」-ダンス-
 3 閉会の挨拶
 

《 講話及び演習より 》
 (1) ウォームアップ(2人組)
   ・ ストレッチ体操やゲーム的要素を取り入れた心と体をほぐす運動

 (2) グループでの創作ダンスづくり(ひと流れの動きの体験)
   ・「新聞紙」から受けるイメージをもとにダンスを創造する
  ①「新聞紙」を体感する(2人組)
   ・「新聞紙」を体に密着させて走る、走りながら「新聞紙」を受け渡す 等
  ②「新聞紙」の多様な動き(イメージ)を引き出し、それを体で表現する
    (2人組)
   ・ 片方が「新聞紙」を動かしたり丸めたり、放り投げたりし、他方が
    その動きを真似る 等
  ③ 「新聞紙」から得た多様な動き(イメージ)より、即興ダンスを創造
    する(2人組)
   ・ 片方が特に気に入った動き(イメージ)を即興ダンスとして踊り、
    他方がそれを真似る
   ・ お互いの即興ダンスの良さを合わせ、ダンスにメリハリをつけていく   
  ④「新聞紙」のイメージをもとに、擬態語をつけて踊る。(2人組)
  ⑤「新聞紙」以外の「紙」にも視野を広げ、イメージを膨らませて踊る
    (4人組)
   ・「厚紙」や「色画用紙」など、いろいろな質感や色合いの
     「紙」をイメージし踊る
  ⑥ 初めと終わりを決め、一連の作品にまとめる(4人組)
  ⑦ 隊形の集・散・移動などの変化をつけて踊る(4人組)
  ⑧ 各グループの創作ダンスを発表し合う。
   ※ 体育館をステージに見立て、観客を意識した隊形をつくる。
  ⑨ 創作ダンスのまとめ
   ・ 運動課題(走る、跳ぶ、回る 等)に何かのイメージ
    (風に吹かれるように 等)を融合し、工夫する
   ・ ロンド・カノン形式など「繰り返しの活用法」を利用し、工夫する

 (3) 意見交流
   ・ 各校の実践について
   ・ 指導における悩みや課題について

h250802taiku31.jpg

h250802taiku32.jpg

h250802taiku33.jpg

h250802taiku34.jpg

《 感想より 》
  ● 「イメージを表現する力」を子どもたちにつけさせたい。
   現代リズムは子どもからの需要が高く、受け入れやすく、現代リズムばかりの授業になっていた。
   エネルギーを発散する、思考をめぐらすなどの活動を今後取り入れていきたい。
  ● 小学校4年生の担任をしています。運動会で利用できるところは、どんどん活用していこうと思います。
  ●  キーワードがはっきりとしていて、とても分かりやすかったです。表現での創作の仕掛けを学べて役立ちました。

 授業における柔道の安全指導についての研修を行った。豊富な実戦経験や授業実践に裏打ちされた講話や演習は、受講者にとって学ぶべきことが多く、今後の授業に活かされる内容であった。
     
《 内容 》
 1 開会の挨拶
 2 講話及び演習  「柔道の安全指導」-武道-
 3 閉会の挨拶
 

《 講話及び演習より 》
 (1) 武道特有のものの見方考え方
   ① 伝統的に精神面を尊重する考えが重視
   ② 礼法を重視
   ③ 道を学び合う仲間同士、勝敗にのみこだわることは慎む

 (2) 女子への指導の注意点(体の特徴)
   ① 体が柔らかい(関節が柔らかい)
   ② 筋力が弱い
   ③ 体幹の緊張がしにくい
   ④ 打ち身(青アザ)になりやすい(受身の練習だけでも)
     ※ 生徒・保護者に予めの説明が必要

 (3) 授業に入る前に
   ① 柔道場の安全確認
   ② 事故が起こった場合の手順確認

 (4) 基本指導(実技)について
   ① 準備運動(体操、ストレッチ、走運動など)
   ② 柔道の動作に結びつく補助運動(マット運動的回転運動など)
   ③ 受身(後ろ受身、横受身、前回り受身など)
     ※ 前受身は紹介程度でよい
   ④ 投技を使っての受身の練習(膝車、大外刈りを使っての横受
      身など)
     ※ 先に立ち方、組み方、崩し、体さばき、歩き方についての
        説明が必要
   ⑤ 固め技の練習(抑込技・絞技・関節技)

(5) 実技指導の注意点
   ① 取りと受けにそれぞれ別々に注意を与える
   ② 受けが安全に倒れる練習がまず重要である
   ③ 道場の広さと人数を考え、適切な人数で練習させる
   ④ 参ったの合図を最初に教える
   ⑤ 投げ技は、易→難、弱→強、低→高、安定→不安定 など
      段階的に進める
   ⑥ 授業開始時終了後の体調確認・ケガの確認は必ず行う
      (脳震盪の場合はその場では症状が出ない事もあるので
       注意が必要)

h250802taiku21.jpg

h250802taiku22.jpg

h250802taiku23.jpg

h250802taiku24.jpg

《 感想より 》
  ●  わかりやすい内容で研修に参加しやすかった。基本的なことができていないので継続してできるようになりたい。
  ● まだ武道の授業をしたことがないので、とても参考になりました。
  ● 同僚に伝達すべきことも多く、今後の実践に活かす上でよかった。
    投げ技で、受け身を中心に行うということが参考になった。
  ● 「楽しい授業の中にも『緊張感』が必要、「『道』としての指導」、「女子は剛体の姿勢が取りにくい」など、
    とても勉強になりました。

 

 孤食、ファーストフード、コンビニ弁当、主食のみという食事の取り方や児童生徒の生活習慣病予備軍について課題となっている昨今、家庭料理がいかに大切であるかを話していただきました。店で購入した惣菜も、ひと手間加えるだけで、バランスのいい一品になり、袋の味からおふくろの味へ変身するヒントを教えていただきました。

【講話】 「身体と心を育てる家庭料理」

  1. 栄養士になるまで
  2. 母親からの伝承料理
  3. お手伝いから身につく知識
  4. 「おむすび」とは、食べる人と作る人の心を結ぶ
  5. 身の回りのあふれる情報から
  6. バランスのとれた食事とは 
  7. 子どもの好きなメニューを増やすために
  8. 食事の時の話題について
  9. お米を食べよう
  10. ひと手間加えて、おふくろの料理に

【研修アンケートより】
 ☆ 今は、手軽に食べ物(出来上がり品)が手に入り便利であるが、できるだけ手造りにこだわった食事を摂る
   ようにしたいと思いました。自分に子どもができたら、親子で料理をする機会を作り、食へ関心を持つような
   子に育てていきたいと感じました。
 ☆ 料理研修もあったら楽しいだろうなと思います。ぜひよろしくお願いします。
 ☆ 米食の大切さを教えていただきました。

 楽しみながら科学の原理原則や授業方法を学ぶことができ、とても有意義な研修講座となりました。
 受講された先生方も子どもに返ったかのようにわくわく、どきどきしていただけたのではないでしょうか。

講話及び演習
 「楽しい理科実験とは!
  ~子どもも、先生も、わくわくする授業を目指して~」
 

1 小学校、中学校、高等学校での電磁気の学習・電磁気
  の基礎

2 導入の大切さ
 (1)どんな授業が展開されるか?→わくわくする!おどろき!
 (2)どんな実験があるか?→興味を持ち、探求心がもてる!
 

3 磁石の種類
 ①フェライト磁石 ②金属磁石 ③ボンド磁石
 

4 棒磁石の性質
  棒磁石のどこにクリップはつく?
 

5 磁石につくもの・つかないもの
  予想し、ワークシートに書いた後、実験する。
  鉄粉を磁気カードにまぶすと… ゴム磁石を切ると… 
  磁石をバラバラにすると…
 

6 方位磁針
  方位磁針の針は、なぜ北をさすのか
  方位磁針の針の向き
 

7 磁石の力(磁場・磁界)
  (1)磁石の世界(磁石の力の様子)を調べてみよう
  (2)棒磁石の力(磁界・磁場)を写し取ろう
  (3)磁石の性質と特性
 

8 教師の力量とは
 (1) 子どもが楽しいと思える授業(教える先生も楽しい)
 (2) 先生の話し方・雰囲気
 (3) 教師として ①信念 ②知識 ③技術
 (4) 人間としての教師像 ①聖職者 ②専門性 ③多様性

 

h250809rika2.jpg
 

h250809rika3.jpg
 

h250809rika4.jpg

【研修アンケートより】
 ☆ 楽しい2時間でした。興味があるとやってみたくなるのですね。自分でやり、話を聞き、メリハリのある授業でした。

 最近の特別支援教育における法律の改正や今後施行される法律等国の動きについてわかりやすく説明していただきました。
 また、各園・小中学校とセンター校との連携のポイントや方法等についても教えていただき、よりよい支援を行うために大切なことは何かを考える研修でした。
 

【講話】 特別支援教育コーディネーターの役割について
       ~センター校との協働について~

  1. 特別支援教育について
  2. 最近の国の動きについて
  3. 障害者虐待防止法
  4. 障害者基本法の改正
  5. 共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進
  6. 通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果
  7. 個別の教育支援計画と個別の教育指導計画
  8. 校園内委員会
  9. 効果的な指導・支援のために 
  10. 特別支援教育コーディネーターの役割
  11. 特別支援学校のセンター的役割
  12. 小中学校のコーディネーターと特別支援学校との協働について
  13. 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律
  14. 「学校教育法施行令の一部を改正する政令案」に関する意見募集
     

【研修アンケートより】
 ☆ 法改正等の話も含め、具体的でわかりやすかったです。園内で広めたいと思います。
   また、幼児教育がこれからの土台となるため、計画を立ててすすめなければいけないと感じました。
 ☆ 特別別支援教育についての話題を幅広く、詳しく話していただけました。
   また、詳しい資料、役立つ資料もたくさんつけていただいたことがよかったです。

造形の過程から指導、評価にいたるまで、専門的に詳しくお話していただきました。
評価については受講された先生方で意見交流が行われました。 
 

講話及び演習
 「魅力的な先生による、素敵な図工・美術科の評価」
 

1 いろいろな造形過程
 A 発想、構想、ねらい、目的、イメージ
 B 素材、材料
 C 技法、形態、行為
 ①A→B→C  ②A→C→B  ③B→A→C
 ④B→C→A  ⑤C→A→B  ⑥C→B→A
 大人は①②から、子ども(幼少期)は③~⑥から造形を始める
 ことが多い。
 

2 造形遊びとは…
 必ずしも作品にすることを目的としない、色や形と格闘すること
 そのものを大切にした遊び。
 

3 作品主義的指導と解放主義的指導
 (1)作品主義的指導
   教師の「つくらせたい」作品を、子どもを使ってつくらせる
    → 作品の画一化
 (2)解放主義的指導
   子どもにただ任せるだけの指導
    → 放任

  ☆ 教師のねらいが子どもたちのやりたい気持ちに変換されるような
    授業を考えることが大切ですね。
  ☆ どんな力を身につけさせたいか → 授業のねらい → 評価
 

4 評価に関する考え
 (1)教師は素敵な鑑賞者であるべき
 (2)作品は作者が筆を置いたときに完成するが、アートはその時から
   始まる。
    → 教師の役割は形成的評価
 

5 「教育の過程は芸術表現の過程を含んでいる」
   H.リード(1893~1968)
 (1)芸術の過程 : 発見 → 発想 → 構想 → 表現 → 鑑賞
            (過程の中で鑑賞)
 (2)教育の過程 : 発見 → 発想 → 構想 → 実践 → 評価
            (過程の中で評価)
 

h250809ziko2.jpg

 

h250809ziko3.jpg

 【研修アンケートより】
  ☆ 評価について、自分がわかっていないことばかりだったので、とても勉強になりました。
    「アート」の定義についても目からウロコでした。
  ☆ 評価の観点の考え方など、他の先生と意見を交わすなど、深く考える機会となりました。

 2校目に変わり、不安な中、1学期を終えた多くの7年目教員にとって、勇気とやる気を与えてくれる研修となりました。 
 
【内容】
 講話 「中堅教員に望むこと」

【講話より】
 1 授業は教師の命である

  (1) あるべき姿
    ・育てたい子ども像、育ちたい教師像、日々の実践から
  (2) あるべき姿に近づけるための学習
    (学習の主体者である子どもを育てるために)
    ・とらえる、みなおす、いかす
  (3) 生きてはたらく教師の支援
    ① 学習の土台づくり
    ② 一人ひとりの子どもの素地づくり
  (4) 授業の場での教師の「はたらきかけ」
    ① 本時のねらいに近づくために
    ・ 授業構造と教師の「はたらきかけ」
    ・ 板書(子どもの考えを大事にした板書 等)
    ②一年間、六年間のねらいに近づくために
    ・ 一人ひとりの子どもの素地に対する「はたらきかけ」
     (認める、掘り起こす、ゆさぶる)
    ・ 話し合い活動の指導段階
     (自由発言、視点を転換させた発言、人の意見を聞き分けた
      発言 等)

 2 心を込めた分だけ、喜びを感じられる
  (1) 自分の仕事の目的をどのように理解するかで、仕事に対する
     意識は変わります。(「三人の石工」より)
  (2) 「今わたしは、自分に出来ることをしているのです。」
     (「ハチドリのひとしずく」より)
 

h250801_7nen2.jpg

 3 教育の主役は子ども達である。先生方は尼崎市の教育の宝である。


【感想より】
 ○わかりやすく、今の自分にとって必要な話が聞けました。自分の育てたい子ども像、育ってほしい姿が見えて
  きました。主体的に動く、考える、子どもたちを育てるには、子どもを待ってあげる力が必要だと思いました。
 ○国語の教員ですが、子どもに対する発問の方法のお話がとても興味深かったです。
  どのように聞けば子どもが答えるのかや、子どもの能力を育てるための発問の仕方など、先生の経験を踏まえた
  実践的な話が大変勉強になったと思います。
 ○「子どもを変えるには、教師が変わらなければならない」という言葉が心に残りました。
  日々努力を続け常に変化していける教師でありたいと思いました。

 

 中堅教員としての資質と役割についての理解を深め、また同期との絆を強め、15年次教員にとって今後の教育実践へ向けて新たな気持ちでスタートを切ることができる研修となりました。

《研修内容》

 1 講話Ⅰ 「尼崎市の教育の現状と課題について」
 2 講話Ⅱ 「中堅教員としての資質と役割について」
 3 演習   構成的グループエンカウンター
 4 意見交流
 


《講話Ⅰより》

 ○ 人が育ち、互いに支えあうまち
 ○ 教育課題先進都市から教育課題解決先進都市へ

 尼崎市の教育の現状と課題を知り、今後の教育に向けて考えを深めました。

 

《講話Ⅱより》

 ○ 3つの役割
  ・プレーヤー(業務遂行者)
  ・トレーナー(教育・助言者)
  ・フォロワー(管理職補佐)

 中堅教育に求められる資質と役割について理解を深めました。

 

《演習及び意見交流より》

 ○ 小中の連携について
 ○ 後輩の指導について

 現在の課題や困っていることについて、改善への手立てなど活発な意見交流が行われました。また、受講者同士のネットワークを広げる上でも有効な機会となりました。







《感想より》
 ○ 節目となる時期にこのような研修を開いていただきありがとうございます。
  今日のお話は、実際に起こる(起こっている)ものばかりで、大変参考になりました。今後に活かしていきたいです。
 ○ 同じ年代の先生が、中堅教員としての自分のあり方に悩まれていることが分かって安心しました。
  もっと悩んで、自分らしいやり方を見つけていきたいと思いました。
 ○ 尼崎市のいろんな現状を知ることができたので、こんな情報は広げていったらいいなと思った。
 ○ 意見交流は、悩みなど、中堅教員になり感じていたことが多く、大変勉強になりました。
 ○ 後輩を育てるというのは難しそうだなと思いました。まだまだ自分のことで精一杯という感じなので・・・。
  でも今後はできるようになりたいと思います。

講話「今さら聞けない!次世代育成処世術」

1 次世代のリーダーとは
 (1) リーダーシップの定義
 (2) リーダーシップとマネジメントの違い
 (3) リーダーの在り方
   ☆ 使命感や価値観について、探求し掘り起こすと役割
     「リーダーシップ」は磨かれるそうです。
 (4) 傾聴とは
    信頼関係をつくる傾聴
    → 相手の発言をよく理解しようとして、意識的に話を聴くこと
 (5) 考えさせる・意見を引き出す傾聴法
    オープン・クエスションとクローズド・クエスション

2 GROWモデル
 (1)  面談のための10のポイント
    (コーチングフロー10ステップ)

3 次世代のリーダーに必要なコミュニケーション
  (3つのステップ)
 (1) 基盤をつくるコミュニケーション
 (2) 信頼関係を構築するコミュニケーション
 (3) 人望を獲得するコミュニケーション

4 職場のメンタルヘルス
 (1) ストレスとは何か
 (2) ストレス耐性を高める タイプ別ストレス要因
 (3) ストレスパターン

5 モチベーションを高める13項目
  ①安心させる ②関心を持つ ③悪口を言わない
  ④やる気に火をつける ⑤方向付けをする
  ⑥話すより聞く ⑦任せる ⑧大人扱いする
  ⑨相談する ⑩情報を積極的に渡す
  ⑪ライバルをほめる ⑫温度差を受け入れる
  ⑬失敗してもチャンスを与える

h250808midoru2.jpg

 

h250808midoru3.jpg


【 研修アンケートより 】

  ☆ みんなで一つの方向性をもって、同じ志をもってやっていくにはコミュニケーションが大切だと思いました。
  ☆ モチベーションを高める13項目はその通りだなと感じました。
    自分自身がさらに経験を積んだときに活かしていきたいと思います。
 

 聞き書きの手法を演習しました。まず、初対面の先生同士でペアになり取材し合いました。熱く語る先生、笑顔で話す先生、真剣に聞く先生、表情豊かに聞く先生。熱気あふれる研修室になりました。取材後、相手のことを400字でまとめました。熱気から静寂へ。先生方の集中し、真剣に考える姿が素晴らしかったです。
 
講話及び演習
 『「話すこと・聞くこと」と「書くこと」を関連づけた授業づくり』
 
h250806kokugo2.jpg

h250806kokugo3.jpg

h250806kokugo4.jpg 

1 モデルを示す(新聞記事を参考に)
  →聞き書きの手法を知る

(1) リードのような役割   

(2) 起(具体的な内容展開)
(3) 承
(4) 転

   

 下調べの知識と
 取材を通じて、
 内容のミックス

  
(5) 結(取材した結果の印象・感想)
   「   」はその人の言葉
   
 

2 実際にインタビューをする(演習)
  質問する力、聞き出す力を高める。
 

3 短い文でまとめる(演習)
  構成力、語彙力を高める。
 
4 2人で聞き合う(演習)
  出来上がった原稿を聞き合う。

  ☆ 代表で6人の先生方に発表していただきました。
    どの作品も完成度が高く、驚きました。
 
5 聞く力を高めるトレーニング
  ワークシートを活用した聞き取り練習。
 
6 現在も活躍する長寿商品
  子どもの興味関心が高まるものを提示する。
  教材研究が大切。
 
【 研修アンケートより 】
  ☆ 実際に演習があるのはよかった。文を書くことに対して、普段子どもたちが感じるであろう不安・悩む気持ちが
    わかりました。
  ☆ 「読む」「話す・聞く」「書く」力は3つ全てすることで、どの力も落とさずに学力を上げることができるという話を聞
    いてとても納得した。また、多くの資料や掲示物でとても楽しく研修を受けることができた。 

 

講 話 「保護者対応の基本」 
 
h250726hogosya1.jpg「保護者対応は、難しい時もありますが、常に『ピンチをチャンスに』できるような誠意ある対応を心がけていくこと大切です。」

「保護者対応に回答はないが、対応した後に、どれだけ子どもに寄り添えるかが重要なのです。」

【 講演より抜粋 】

 ★保護者対応に回答はないが・・・・

  1. 基本を知れば解決しやすい!
  2. 臨機応変さや瞬時の判断力が管理職も先生にも必要である
  3. 初期対応が大きな鍵になる
  4. 誠実な対応が大切である
  5. 学校の共通理解で軽減する

 
 ★保護者基本対応10ヶ条(作成者による加筆省略あり)

  1. 日頃から明るい声、元気なあいさつ
  2. 報・連・相(ホウレンソウ)
  3. 学年主任等に対応時に同席してもらう
  4. 子どもが言う「大丈夫」を鵜呑みにしない
  5. 保護者対応は、傾聴のこころで
     (受容・繰り返し・明確化・支持) 
  6. 「学校では全く問題がない」という態度は、保護者に不快な気持ちを与える。
  7. 同じ目線で関わり、すぐに結果を求めない。
  8. 先生も大変だけれど、保護者の育児・仕事も大変、保護者の気持ちを理解する。
  9. 様々な関係機関の活用
  10. 「いやだなあ」と思うことほどすぐ対応!

h250726hogosya2.jpg

 

h250726hogosya3.jpg

【 アンケートより 】

  • ユーモアたっぷり、そして、もちろん勉強になるお話たっぷりで、あっという間の研修でした。実体験をもとに具体的なアドバイスをいただき、自分自身にも置きかえて、真剣に考えることができました。ありがとうございました。
  • たくさん「そうだなあ」と思うところがありました。私ももっとこうしたほうがいいな、子ども達と一緒に楽しく過ごせるように工夫しないといけないなと思いました。
  • 本日のご講義を、今後、懇談会や2学期からの学校生活で活かしていきたいです。

尼崎の土地の特徴から考えた、防災安全対策や学校で取り組める生活安全対策について教えていただいた。
大阪教育大学附属池田小学校で実施されている、不審者対応訓練の様子をDVDで見て、訓練の大切さについて学びました。
 

【講話】「実践例から学ぶ、安心・安全な学校づくり」

1 安全教育とは
  ①防災安全
  ②交通安全
  ③生活安全

2 防災安全
   ・尼崎における防災について
   ・全国の学校で実施されている防災教育実践例について

3 交通安全
   ・過去の事故等から考えること
   ・全国の学校で実施されている交通安全教育実践例について

4 生活安全
   ・意識を変えるだけで安全に暮らせる工夫
   ・大阪教育大学附属池田小学校の取り組みについて

5 不審者対応訓練について
   ・大阪教育大学附属池田小学校の訓練のようすから学ぶ(DVDを見て)

6 これからの安全教育について

 

h250806bosai1.jpg


 

h250806bosai2.jpg

【 研修アンケートより 】
 ☆ 何かあってからでは遅いので、日ごろから緊張感を保ちつDくけることが大切と思いました。
    何よりも、「生徒の命を守る」教師であり続けたいです。
 ☆ 訓練の様子をDVDで見て、マニュアルを作ることよりも、訓練し、身体で覚えていくことの方が大切なのだと改めて
    感じました。教えていただいたことを、学校に持ち帰って少しでも実践していきたいと思います。
 ☆ 改めて、自分の園の安全管理を考え直す機会になった。 

 

授業で「話す・聞く」の活動を取り入れるけど、なかなかつながらない…。
そんな悩みを解消する手立てについて、授業風景のビデオを見ながらお伝えしました。
演習では先生方が見事に「ことばでキャッチボール」をされていました。さすがです。
 
講話及び演習
「あしたすぐ使える 話す・聞く~ことばでキャッチボールをするには~」


1 主体的な「話し手・聞き手」とは
  →進んで開いてと関わり、たえず相手との心の距離を調節しながら、
    話のやりとりができる
 

2 「話す・聞く」活動によって育つもの
  ①認識力・思考力・判断力
  ②表現力・伝達力
  ③社会性
  ④言語感覚・情緒性
  ⑤想像力
  ⑥言語の文化性
 

3 言葉の交流の働き
  伝え合いとしてのコミュニケーション
  通じ合いとしてのコミュニケーション
 

4 言葉の交流の成立←指導が必要
  つくる→(話し手)話題・内容設定
  発表→(話し手)音声言語
  質問→(聞き手)聞き取り 疑問型・確認型・意見型
       教室掲示、ワークシート、認定証などの活用

  ☆ 子どもが話し合いたくなるように、学習の目的
    (興味・関心が高まるような)を明確にすることが大切ですね。
  ☆ ペアトークに取り組みました。
    さすが先生方、初めて出会った方でもしっかり「ことばのキャッチ
    ボール」ができています。
 

5 より効果的に身につけるために
  学年ごとの系統的指導プランがあるか?
  他教科でも活用しているか?

  ☆ 成功体験の積み重ねが子どもの成長につながります。
 

h250806kokugo21.jpg

h250806kokugo22.jpg

h250806kokugo23.jpg

h250806kokugo24.jpg

【 研修アンケートより 】
 ☆ 1年生の担任ですが、学校に慣れてきた2学期から本格的に「話す聞く」の方法を伝え、伝え合うことの楽しさを
   実感させてやりたいと感じました。しっかり準備をして、子どもたちの目のキラキラを引き出したいと思います。
 ☆ ペアトークを実際やってみて確認型、質問型を取り入れると聞いてもらっているんだなという思いになりました。

 「聞こえない」ということはどういうことかを知り、正しく伝える方法を講話と手話を通して学ぶことができました。
 
1 障害について
  ・聞こえないとは
  ・重複障害について


2 学校で
  ・書いてあることを写すことと理解について
  ・つらいことのはじまり
  ・楽しい思い出
 

3 ろうあ協会で学んだこと
  ・両親への感謝
 

4 伝えるということ
  ・口話の限界について
  ・筆談について
 

5 思いを伝い合えるために
  ・手話は言語である
  ・手話表現について
  ・間違った伝わり方
  ・正しく伝えるために
 

6 弱者の立場になって考えてほしい
 

h250801tokusi1.jpg

h250801tokusi2.jpg

h250801tokusi3.jpg

【 研修アンケートについて 】
 ☆ 聞こえないということはどういうことなのか、聞こえる者が想像するだけではなく、当事者の立場から、
    当事者の思いを聞くことが、どれだけ大切かよくわかりました。聴覚のみならず、あらゆる障害について
    同じことを心に留めていきたいと思います。
 ☆ 「聞く」言葉と「見る」言葉(手話)では、とらえ方がこんなに違うことにびっくりしました。
 ☆ 誰に対しても、気持ちを相手に伝えられるよう、いつも考えていこうと思いました。

 

「気づく大人、発信できる子ども」
  【講話】「あっ!ここを変えるだけでこんなに違う」
       聴き方のコミュニケーションスキル

 
1 聴き方の順を変える。
  ① お前の気持ち、わかった(知った)」
    (相手の思いをキャッチする)
       ↓ 【発信できる空間】
  ② 次、先生言っていいか」
    (キャッチしたボールを投げ返す)
 

2 ききかたを混ぜる
  例)「先生、昨日映画行ってきてん、おもしろかった」    
   ①「誰と行ったんや、どこに?何の映画?」          (訊く)
   ②「先生も最近行ったんやで、これがなかなか面白くて」(聞く)
   ③「そうかぁ、映画おもしろかったんや」            (聴く)
 

3 実践してみよう
  (実践)「この夏の計画」
   (短い時間で聴く方法)
   ・聞き手と話し手を分ける。(聴くときは、聴くだけの役)
   ・あいづち、うなづきを繰り返し使う。(相手が話しやすくなる。)
   ・相手から出たものを受け止める。(まずは、キャッチする。)
   ・「そうかあ、そう思ったんか。」と受けてから話す。
 


h250801counseling2.jpg

 

h250801counseling3.jpg

【 研修アンケートより 】
 ☆ 「きく」には3種類あることがわかりました。
    意識に人の話をとってしまったり、尋問のようになってしまったりすることがあることに気づきました。
 ☆ 聴くときと話すときを分けて、短時間でたくさん相手のことを知るという技法をわかりやすく説明してい
    だきました。
特別な配慮を必要とする幼児への具体的な支援方法だけでなく、就学前から大人への支援で大切なことについて講話を実施しました。
 

講話  「特別な配慮を必要とする幼児の教育的支援について」

1 就学前の現状から
  ① 就学前の気づきが増えてきた
     → 小学校で支援学級への入級が増加
     → 早期の対応で落ち着く
  ② 1歳児3歳児検診の充実→早期療育へ

2 就労の現状から
  ① 学力は高くても自立活動ができないと就労に結び付きにくい。
  ② 障害者雇用のほとんどが身体障害者

3 二次的な障害について

4 就学前で配慮を要する子どもとは
  ① 早期発見で大切なこと
  ② 早期発見の役割
  ③ 困り感から気づきへ

5 幼児期としてできることとは

6 保護者への支援
  ・ペアレントトレーニングについて

7 集団の場の役割
  ① ユニバーサルデザインの工夫
  ② 通常の学級で使える教材・教具
 

h250731yoji41.jpg



 

h250731yoji42.jpg



 

h250731yoji43.jpg 

【 研修アンケートより 】
 ☆ 大学や就職のことについて教えていただいたことは、知識としてありがたかったです。
    接し方のポイントを具体的にわかりやすく教えていただきました。
 ☆ 特別エオ身構えるのはなく、少し見方や接し方を変えるだけで互いに生きやすくなることが分かりました。
 ☆ 良い行動の後には「それでいいよ」と認めることが大切と分かりました。
 
幼稚園での遊びの中から生まれる気づきが、小学校の生活科の活動から生まれる気づきがどのように高まるのか、
また、3年生の理科・社会科へのつながりについて講話を実施しました。
 
講話及び演習
 「生活科での気づきを広げる・深める」
  ~幼児期の保育・教育を生活科で活かし、
               理科・社会科につなげるために~

1 幼児期の保育・教育
         ↓
  小学校教育
         ↓
  大人(社会人)
  「社会人基礎力」とは

2 幼稚園教育/生活科/理科・社会科の目標の対比について
  生活科の改善の課題について

3 「くるくる回る紙コプター」で、「保育」「生活科」「理科」の
  指導の違いを考えよう。

4 生活科における「気づき」とは

5 「吹きコマを作って遊ぶ活動」の「気づき」と「展開方法」について
  考えよう。

6 「自ら学ぶ意欲」のプロセスについて

7 生活科における「気づきの質を高めるために」
 

h250731seikatu1.jpg

 

h250731seikatu2.jpg

 

h250731seikatu3.jpg

【 研修アンケートより 】
 ☆ 保育→生活科→理科のつながりを意識することが大事だと勉強になりました。
    もう一度、指導要領、保育要領を読み返す必要性を感じました。 
 ☆ 紙コプターや吹きゴマ作りは、絶対子どもたちも好きだと思うので、やってみたいと思います。

 

武庫庄小学校にて第5,6学年キッズサイエンス(夏休み理科実験教室)の公開授業と
講話を実施しました。
公開授業では、「空気(水)と遊ぼう。」をテーマに授業をしていただきました。
児童一人ひとりに「何でだろう」という疑問を持たせ、児童とともに理由を考える実験教室となりました。

1 キッズサイエンス(理科実験教室)
 ①カップに水を入れて(プラバンシートでふたをすると?)
 ②下敷きを持ち上げる力は?
 ③カップに水を入れて(プラバンシートに穴をあけて)
  ・プラバンシートをガーゼに変えると?
 ④ペットボトルに発泡スチロール球をつけると?
 ⑤真空になると
  ・真空にするとは?
  ・風船の大きさは、どうなるだろう?
 ⑥空気砲で炎を消そう
 ⑦空き缶つぶし
 ⑧マブデグルブの半球
  ・アルコールランプを燃やして、真空にすると?

2 講話
  ・児童の興味関心を持たせるための工夫。
  ・理科の教材研究について
  ・フズリナの化石磨き
  ・人と自然の博物館、恐竜の骨の発掘について

 h250729meister32.jpg
【 研修アンケートより 】
 ☆ 先生の発問の仕方や指示の仕方など、勉強させていただきました。
 ☆ 「なんでだろう?」ともっと知りたくなることがいっぱいの授業でした。
    その答えも、わかりやすく示しておられ、子どもたちが、「やりたい」と言って手を挙げる姿がたくさん見られ、
    良い授業だなと思いました。
 ☆ 所属も教科も違ったのですが、とても楽しく興味深い授業でした。

【講話】音楽を媒体とした人格形成「見る!聞く!集中!」


1. 音楽遊び「ジョイジック」は楽しい音楽遊びである。
   音楽遊びを使って、遊びながら音楽力と人間力を達成するための
   具体的方法について
 

2. 園児や児童に「やる気」を起こし、達成する喜びを味わうことができる方法
   について
   ・スモールステップをていねいに設定することが大切。
   ・できたら認める。みんなの前で認めることで、やる気が起きる。
   ・やる気になる曲はどんな曲?(例えば六甲おろし)
   ・気持ちが良くなる曲はどんな曲?(短調)
   ・音楽を組み合わせてゲームをする。
     音楽は言葉以上に伝達能力が強い。
   ・団体の中で個人を育て、どの子も育てるという考え方
    気になる子については、個人カルテを作り、良かった
    関わりや効果のあった関わりについて等記録する。
 

3. 保育や授業のとき、聞いていない子や気になる子を早く発見し、
   叱るのではなく、楽しいトレーニングにしていくことが大切。
   興味を持つとやる気を起こし、自ずと見る力・聞く力・集中する力がつく。
 

4 終わり方が大切である
  「楽しかった」と終われるようにする。

h250702yoji3.jpg

【 研修アンケートより 】

  • 事例を聞いて、うなづける話でした。
  • この指導法をもっと知りたいと思いました。
  • 子どもを認めること、否定ではなく本人に気づかせることの大切さ、スモールステップで育てること等、
    目からうろこの内容でした。最後には素敵な演奏をありがとうございました。
 

 

大島小学校にて第5学年図画工作科の公開授業と講話を実施しました。
公開授業では、「鑑賞と表現の一体化を目指して B鑑賞から A表現2」をテーマに授業をしていただきました。
国語科で学習した、詩「だいち」(谷川俊太郎作)を思い出し、写真をもとに児童一人ひとりの
だいちイメージを持たせる。

h250704meister21.jpg

1 公開授業

  ① 「だいち」を探せ!わたしの「だいち」と比べてみよう

  ② あなたの「だいち」はどんな感じ?

  ③ 自分なりの「だいち」を創ってみよう!

  ④ 多様な視点を感じよう!
    鑑賞カードで楽しもう!

  ⑤ 認め合う楽しい鑑賞!新たな「だいち」の誕生!
 

2 講話及び演習

  ① 授業づくりについて

  ② 鑑賞カードを使って

  ③ 粘土体操をしよう
 

h250704meister22.jpg
【 研修アンケートより 】
  ☆ 他の教科との横断的な学習に興味があったので、まさに観たかった授業でした。
     国語の学びが、図工で創ることを通して自分のものになるという感想を持ちました。
     これからも深めたいテーマの一つだと思います。
  ☆ デジタル教科書、板書、鑑賞カード、児童への声かけ等たくさんの授業づくりのヒントをいただきました。
小田北中学校にて公開授業と講話を実施しました。

 単元名 英語「TOTAL ENGLISH 3 Lesson2-B」
          「Nana’s Basketball Game」
 

1 公開授業

  (1) 基礎・基本の定着を図るために、
     単語の小テストを行う。
     答え合わせは、その場でPairのPartnerと
     交換し、解答をチェック。
 

  (2)「動詞変身BOX」をつかって
     リズムに5つの動詞変化を覚える。
     生徒が興味を持ち、集中して動詞の変化を言うことができた。
 

  (3) 現在完了形の文型を復習
     ① 文カードと絵カードを利用
     ② 文カードをはずして
     ③ 絵カードのみを見て
        Speaking
           ↓
         Writing
 

2 講話
  (1) 授業づくりについて
  (2) 教材・教具について

 

【研修アンケートより】
 ☆ 小学校・中学校の違いなど、いろいろ勉強させていただきました。
 ☆ 子どもたちとのやり取りの中に先生の愛情がとてもあふれていました。

h250619meister1.jpg

h250619meister2.jpg

h250619meister3.jpg

h250619meister4.jpg

 

「メンタリング」の基礎的な知識、取組例、実践方法などを演習も交えて研修しました。
人生を振り返るワークラインでは近くの先生方でお互いの教師人生を聞き合いました。
人生いろいろ、山あり谷ありですね。
 
講話及び演習
「学校の組織的取組におけるメンタリングの役割」

1 なぜメンタリングか
  経験ある教員の大量退職に伴うアンバランスな職員構成
  →教員の職能成長を効果的・組織的に図る必要あり。

2 メンターとして支援したこと
  →若手教員の相談を受けることや授業のアドバイスが多い。

3 24年度までの取組で得られてきたこと
  →授業を見せ合うことが最もよい研修になる。

4 メンタリングを進めていく際に前提としておさえておくこと
  →メンティが求めているニーズに合わせて研修することが
    大事。

5 学校における取組例
 (1) 授業設計の手順を視覚化するためのカードの活用
    →専門性を見直す
 (2) 若手支援→ミニマムの授業力の意識化を学校全体で
 (3) 専門性のパワーアップ
    →システム思考を使って考えてみる
 (4) 学習する組織の5つのディシプリン
    ・自己実現・共有ビジョン・メンタルモデル・チーム学習
    ・システム思考

6 メンタリングをどのように進めていくか
 (1) 求められる役割イメージする(演習:ワークライン)
 (2) リーダー観を視覚化する→関わり方のイメージをつかむ
     (演習:リーダー性カード)
 (3) 社会的な人的ネットワークを見つめる
 (4) 相手の状況に応じて対応を考えるアイディアを
    意識化する

 

h250725ojt1.jpg

 

h250725ojt2.jpg

 

h250725ojt3.jpg

【 研修アンケートより 】
 ☆ メンターとして、どのように若手の先生たちと関わっていったらよいのか、考えていくいい機会になりました。
   少しでも、若手の先生、そして学校全体のために自分の役割を全うしていきたい思います。
 ☆ 聞き慣れないメンタリングについてよくわかりました。今後どのように若手に働きかけるかよく考えたい。

 

 
研修カレンダー
2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
色付の日にちをクリックすると当日開催の研修内容が表示されます

サイト内検索