講 話 学校におけるアレルギー疾患に関する対応について 食物アレルギー緊急時の対応について、小児科 医長 岡藤 邦夫 氏を招聘して研修を行いました。 「食物アレルギー緊急時の対応を教職員の誰もができる体制を整えられるようになる」ことを目的に、岡藤先生は話されました。 |
【 講話より 】
1. 食物アレルギーの基礎知識を身につける 乳製品のアナフィラキシーを例に、食物アレルギーやその症状の出かたについて学ぶ機会となりました。 |
2. 食物アレルギー緊急時の対応を習得する 食物アレルギーの時間的な症状変化を軸に、エピペン使用のタイミングを体感的に学ぶ演習、また、エピペントレーナーを実際に使用する演習など、実践的な内容となりました。
「エピペンは重症になってから使用する薬ではなく、重症にならないように使用する薬」など、受講者のエピペンへの認識も深まりました。 | |
| 3. 上記内容を他の人に説明できる 質疑応答では、各受講者より現場で感じた疑問が数多く出ました。
岡藤先生より、一つ一つ明確な答えをいただき、受講者にとって、今後の実践につながる内容となりました。 |
【感想より】 - 命にかかわることですので、今日詳しくお話を聞けて、今後の対応に活かさなくてはいけないと思いした。
担任である自分が理解するだけでなく、学校全体でしっかりと理解しておかなければならないと思いました。 - エピペンを打つタイミングがよく分からず不安でしたが、いくつかの事例を考えることで、できるだけ早く、緊急になる前に使用すればよいということが分かりました。
保護者との認識の違いに気づき、もう一度理解し合う必要があると感じました。
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