1.研修のねらい : 国語科における評価について 国語科の評価の実態を振り返ることから始めた本研修。受講者は、同一作品であっても、評価基準やその捕まえ方によって、評価に微妙な差異が生じることに気がついた。 「どうすれば、この差異を縮められるのだろう」 評価の大きな壁である。実際に、評価規準から具体の基準を設定して児童がつくった「かるた」4作品の評価を通して評価に大切なことを見つけていった。その上で、公開授業を見るに至った。 |
| 2.公開授業研修 : 書くこと 園田南小学校3年の公開授業 目標:読み札をよりよい表現に直すことができる。 「よりよい」という表現を具体化することで評価がしやすくなる。 |
を具体の基準に設定し、児童と教師ともに理解した上で、授業(学習)に取り組んでいた。 発言やその取組から主体的な児童の姿が見られた。 |
3.事後研修 (1) 授業を振り返って 「私なら・・・ここの評価は、ひとつだけにとどめておきます。」などの活発な意見や質問がみられ、有意義な研修となった。 冒頭の課題でもあった、評価の微妙な差異を限りなく少なくするには、指導する教師同士が、学習指導要領と児童の実態を見通した中での話合いが不可欠であることに気づいた。また、教師が具体的な目標を示し、児童もその目標を持つことが、評価の具体につながることがわかった。 | |
≪ アンケートより ≫
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