2012年10月

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  道徳教育研究会武庫地区の研究授業を兼ねて武庫北小学校にて第2学年「こぼしたぎゅうにゅう」を資料に発表していただきました。

児童から次々と活発に意見が出されました。

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  授業後、研究協議を行いましいた。

 「中心発問」や「児童への切り返し」、「振り返り」や「国語と道徳の違い」等、いろいろな意見について交流しました。

  また、「道徳の時間を『学習指導要領』の視点からとらえなおす」をテーマに講話を実施しました。


 <アンケートより>

  • 道徳の授業がどんなに大切かわかりました。道徳で子どもをかえていかなければいけないと思いました。
  • もう一歩深い気づきを子どもたちに味あわせられるよう資料を読み取り、私自身が考えていかなければならないと感じました。

指導案案及び資料は こちら から利用できます。

 

 南武庫之荘中学校にて公開授業を参観し、主にICTを活用した授業づくりについて話し合いました。
 その後、授業改善アドバイザーより英語の授業について、教師として大切なことについて、今後につながるアドバイスをいただきました。
 
≪ 内容 ≫

 1 公開授業  教   科 英語科 第2学年「Talking Time『道案内』」 
 2 研究協議及びグループ交流
 

≪ 公開授業の様子 ≫

  •  ICTを活用した授業 真剣な眼差しでパソコンの画面に映る英文や地図を見る生徒たち、意欲的に学習に取り組む姿が見られました。

 

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  • 町の地図を作成  道案内の英文を聞きながら、どこにどの建物があるのかを判断し、地図上に建物の絵をを貼り付けていきます。作成した地図をもとに、英文で目的地までの案内文も作りました。

≪ 研究協議の指導助言より ≫

  •  2年目教員へのアドバイス
    「失敗を恐れずにチャレンジ(指示待ちにならない)」 「こどもをよく観察すること(変化に気づく)」など
  • 教師として大切なこと
    「こどもが好きかどうか」「専門性の向上に努めよ」「良き社会人であれ」など

     今後の指導力向上へ向けての具体的なアドバイスをいただきました。
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≪ 感想より ≫

  •  同期の先生がチャレンジしているのを見て、自分も恐れずに色んなことをしていきたいと感じました。
    採用から1年が経ち、去年よりも少しだけ余裕はありますが、学び続ける人でありたいと思います。
  • 改めてITC活用の重要性に気付かされました。昨年、学んだことも思い出し、もっともっと授業を考えていこうと思います。
    中学校の授業を見る機会はあまりないので、小学校でも活かせそうな点も見つけることができ、とても参考になりました。

  「いじめの理解と対応」をテーマに兵庫教育大学大学院教授の新井 肇 氏からご講話いただきました。

 小学校から高等学校までの先生方が集まり、いじめ問題への関心の高さが伺えました。
 

h241009tok2.jpg  「いじめへの対応の難しさ」や「いじめの心理」「学級の人間関係といじめ」「いじめの早期発見・早期対応」等、具体的な事例や資料を紹介しながら、理論的、多面的な内容を話していただきました。
 ※AMA-NETの掲示板に資料がありますので、ご活用ください。
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  いじめの事例から、「こうすべきであった」という教師の対応について交流しました。

 「動きが遅い」(危機意識の薄さ)「担任との連携」(職員間のコミュニケーション不足)「また要求されたら」(いじめ対応の基本『守る』)等の意見に問題点を見出しました。


 連携に基づくいじめ対応として「これからの生徒指導に求められる力」や「子どもの心の叫びに気づく校内体制」「多面的、包括的なアプローチの必要性」等、具体的な取り組みについても話していただきました。 
 
≪ アンケートより ≫
  • 非常に分かりやすかった。もっと事例を知っていきたいです。うっかり見過ごしていたり、軽く考えていたりしたことに反省です。
  • いじめはどこにでもあり得ることです。無くす事も大切だと思いますが、起こったときにどう対応するかを考えることも肝心だと感じました。

 

【古典 伊曽保物語を朗読劇で楽しもう】
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 塚口中学校にて公開授業を実施しました。
 授業は、古典(文語)の「朗読劇」をするという目標を持たせるところから始まります。数種の伊曽保物語の中から、班ごとに違う作品を封筒に入れ「お楽しみ袋」として用意したものを先生が生徒に手渡します。すると、班のリーダーが「ありがとうございます」と両手で受け取ります。席で待っている生徒の明るい表情が印象的です。班に持ち帰った封筒を生徒達は静かに笑顔で開き、そこに書かれてある学習の手引きに従って、学習を意欲的に進めていくのです。

 手引きには、(1)繰り返し音読すること。(2)班で内容を解釈し、大まかなあらすじを画用紙にまとめること。(3)発表準備をする。というような内容が示されてありました。
 講話では、「聞くだけの国語、ノートをとるだけの国語では生徒に力はつかない。」と、富田先生は言います。はみ出す生徒はいるが、教えるラインをしっかり持って、学び合いをさせること(言語活動)が大切であると語られました。その中でも、声を出すことは、やる気モードのスイッチを入れることにつながる等、たくさん教えていただきました。

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 ≪ アンケートより ≫

   ● 先生の授業をみせていただき、教科をこえて生徒指導のコツをみることができとても参考になりました。
   ● 5年目になり、今までの経験で授業してしまうことが増えてきました。
     熱心な先生の後ろ姿をみて、もう一度自分の授業を作り直していきたいと思いました。
 

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 講話 「学校における環境学習」
 

 身近な野鳥の生活史
 ●  ツバメの話し
    人を利用して生活している鳥
 ● 尼崎市の野鳥の紹介
   〔 市街地 〕  スズメ ヒヨドリ カラス オオタカ
   〔 工事現場 〕 コアジサシ コチドリ
   〔 河川 〕   アオサギ カワウ ミサゴ カセミ
   〔 水田 〕   アマサギ タマシギ 

イラストを使うと・・・
 興味を持ってみることができる

巣箱の注意
 南向きの出入り口
 周りに薮がない高いところ
 巣箱の下に穴を開ける
 出入り口の穴(2.8cmで変わる)
 冬に設置し夏におろす(蜂への注意)

 

環境学習のプログラム
 ● ツバメの営巣分布調査(6月がピーク)
    ツバメと人との関係を知る
 ● 実物サイズのかもづくり
    見た目と実物サイズの違いを
     実感する
 ● 草木染め
    タマネギの皮 木綿の布
    ミョウバン
 ● ダンゴムシの好きな葉っぱは?
    土壌生物の葉っぱの分解能力


グループ研修「地域学習発表」

 10グループに分かれている研修班で、先生方が地域をまわり調べてきた内容をグループの中で発表をしました。
 この中で良かった発表は2月5日に全員の前で発表し、最優秀を決めます。

 みなさんいろいろな方法で発表し、素晴らしいプレゼンテーションでした。時間が短かったとの感想も寄せられるなど、みんな熱心に取り組んでいました。

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 立花中学校にて理科の公開授業と講話を実施しました。
 生徒が主体的に活動する授業づくりについて学ぶ研修となりました。
 松島先生は、理科教員への指導力の向上をねらいとした自主的な研修「サイエンスデポ尼崎」を定期的に開催するなど、精力的に活動されています。 

≪ 内 容 ≫

  1 公開授業  「運動とエネルギー」 
  2 講  話  「授業づくりについて」


≪ 公開授業 ≫

  • 生き生きと活動する生徒

     
    メトロノームの音(1秒ごとに音が鳴る)を聞きながら、ゼンマイ動力のおもちゃの動きを模造紙に記録した。コミカルに動き出すおもちゃに引き込まれるように熱中していく生徒、教室中に笑顔や歓喜の声が溢れた。

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  • 教師からの誘導ではなく、生徒が実験から学ぶことができる授業展開

     はじめは 「生徒の興味関心を引き出すおもちゃ」、
     次に 「速いまたは方向が定まらないなど記録が困難なおもちゃ」、
     最後に 「ゆっくりと直進し記録が取りやすいおもちゃ」と段階的に実験が進んだ。
     
     あえて「記録が困難なおもちゃ」を実験させることで、実験中の生徒の疑問や気付きを引き出した。さらに、記録の「取りやすさ」と「取りにくさ」の比較より、運動の要素(運動の向き、速さ)を生徒の言葉から体験的に導いた。


≪ 講 話 ≫

  • 授業研究が大切 

     「物理の本質を教えてくれるようなおもちゃを教材として日頃から探している」とのお話をいただいた。受講者は、授業づくりへ向けての熱意とたゆまぬ努力を実感し、教材研究の大切さを再度認識した。
     
  • 教師間の情報交換を活発に

     
    お互いの実践を交流することが指導力の向上の一歩であると、教師の横のつながりの大切さについて教えていただいた。

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 ≪ 感想より ≫

  • 準備の大切さ、先生の思いの強さを感じさせていただきました。
  • 運動の要素について話だけで終わったり、打点タイマーを使ったりと、教師主導または日常生活と関連がない実験器具を用いてしまいがちです。次はおもちゃを使った実験をしてみたいです。

 

 
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