環境教育
7月30日(火)
校区内にある明城小学校での愛鳥教室と巣箱製作会を開催しました。
巣箱の営巣状態を町の環境のバロメーターとして巣箱を製作し観察を行います。
尼崎の町のスズメが集めてくる巣材には多くのビニールゴミや飴の包み紙などが目立ちます。
自然豊かな地域の野鳥が営巣する時の巣材には、大量の苔や枯れ草が使われます。
まちのゴミの多さを野鳥が教えてくれます。
小学生に町からゴミをなくし、草花や樹木を育てる取組みをしてみようと啓発しました。
中学生が小学生に巣箱の作り方を教え、楽しみながら学ぶ活動となりました。
6月8~9日
自然体験学習会
自然体験に興味を持つ本校の生徒と、徳島大学の学生が共に学びあう自然体験学習会を開催しました。
始めはお互い気を使いあっていましたがすぐに仲良くなり、大学生と同じレベルで体験学習に取組みました。
高丸山千年の森ではキツネに食いちぎられた鹿の足や、頭蓋骨を見つけ真剣な眼差しで観察していました。
また自分たちで竹を切り出し、竹筒料理に挑戦し、地産の食材を使って工夫を凝らした料理を作っていました。
この2日間で世代を超えて人と交流しながら多くのことを学びました。
6月6日(水)
ジャガイモの収穫
今年は3年生が自然栽培に挑戦しました。
あえて雑草と共生させてどの程度の収穫があるのか実験してみました。
予想では管理して育てた畑の半分ぐらいかと思っていましたが収穫高はほとんど変わらず、アオイモの発生は極端に自然栽培のほうが低くなりました。
甘やかしすぎは野菜にとっても良くないのかもしれません。
5月25日(土)
パドルボードの練習会の後アサリの観察をしました。
5月3日に海に投入した時よりも少し大きくなっていました。
尼崎の海の多すぎて汚れの原因になっている栄養をしっかり吸収してくれていると思うとアサリに感謝の気持ちがわいてきます。
5月25日(土)
尼崎運河の水質浄化に取組んでいる生徒たちが、運河を楽しむための活動を開発することを目的にパドルボードに取組んでいます。
今日は今年初めての練習会で、園田東中学校の生徒達も参加してくれました。
生徒達の目標は、パドルボードを自由にコントロールできるようになって、運河の水面に浮かぶゴミを楽しみながら回収できるようになることです。
この日1年生の生徒が回収できたゴミは、ペットボトル1本とビニール袋に入れられた犬のウンチ、人間のモラル向上も呼びかけていくことも大切です。
5月17日(金)
緑化講習会
今後の成良中学校の緑化活動を行う上で大切なことを学ぶために専門家の加地一雅先生にお願いして緑化講習会を開催しました。
大切なことは次のとおりです。
①季節の変化、四季を感じられること
②土に触れ、自然に回帰できること
③育てた結果として花が咲いたり、実がなったりする喜びを感じられること
今日は、生徒だけでなく、PTA、先生、地域の方々も参加して緑化活動への課題を考えることができました。本格的な取り組みは11月から始まります。成良中学校の緑化活動が益々発展していきます。
5月13日(月)
土曜参観の代休日、徳島大学と連携して行っている。徳島での巣箱プロジェクトの観察に行ってきました。
徳島県勝浦郡上勝町の高丸山に広葉樹の人口植樹を行っている「千年の森」に設置した6つの巣箱を観察したところすばらしいことがおこりました。営巣、産卵、抱卵、孵化、巣立がすべて1日の観察で見ることができたのです。
観察を長年続けてきましたが全てを1日で観察できたことはありません。
6基中1基は営巣がなされていませんでしたが、他の巣箱は全て命が育まれていました。
この森は今後も、「多くの生物の命を支える場」となることは間違いないと確信しました。
5月3日(金 憲法記念日)
尼海の会
徳島大学 大阪湾フェニックスセンター NPO「人と自然と町づくりと」と連携して行っている尼海の会。
成良中学校の環境学習で学ぶ『循環』の手助けをする活動を行っています。
朝から尼崎の海の栄養塩を吸収して成長するアサリの観察をしました。
アサリの稚貝をネットや竹筒に入れて海に沈めます。
尼海の会では「あさり姫プロジェクト」と呼んでいます。
参加した生徒はアサリ飼育のワークノートに熱心にアサリの模様を記録していました。
アサリには二つとして同じ模様が無いこと、環境によって色や模様が変化することなど新しい発見をすることができました。
午後は尼崎港内で栽培しているワカメの観察と収穫したワカメを堆肥化する作業を行いました。
1年生は、初めて自分の力でワカメを収穫できたことに感動していました。
みんなで驚きや感動を分かち合った一日でした。
今年のワカメ堆肥は来年度の菜の花の栽培に生かされます。
4月29日(月)昭和の日(祝)
尼崎緑化公園協会の主催する花と緑のフェスタに今年も参加させていただくことができました。
今年は生徒が作ったミニ巣箱の貯金箱がとても人気でたくさん買っていただくことができ、3万円を超える売り上げがありました。
このお金を東日本の復興に役立てて頂くために寄付することができました。
今日は園田東中学校の生徒達も一緒に活動に参加して募金活動もしてくれました。
人と人がつながりあって力を合わせることの大切さを学んだ一日でした。
4月28日(日)
滋賀県近江八幡市愛東町の菜の花フェスタに参加しました。
成良中学校が大阪湾フェニックスセンターの支援を受けて徳島大学と連携して取組んでいる菜の花プロジェクトについてブース展示をさせて頂くことができました。
1年生から3年生の有志と、今年卒業したネイチャークラブの先輩達も駆けつけてくれました。
成良中学校では、人間の生活によって、尼崎の海に大量に含まれ赤潮や海の汚れの原因となっているチッソやリンを吸収させるために育てたワカメ、その他の藻類や貝類を使って堆肥を作り、作物栽培に利用しています。
その一つのプロジェクトで菜の花を育て、菜種油を搾り、料理に活用し、廃油をバイオディーゼル燃料として活用することに成功しました。今は菜種の収穫量もわずかですが、これからこの取組みを発展させていきたいです。
4月23日(火)
尼崎南部の埋立地に10年後を見据えて生物多様性に富む「尼崎21世紀の森づくり」が行われています。今回はネイチャークラブの生徒たちが製作した巣箱を設置し、自然環境が豊かな六甲山の野鳥の営巣状態と比較することにしました。この取り組みで21世紀の森づくりの今後の課題を見つけ出すことができます。
4月21日(日)
環境学習の取り組みで連携している徳島大学の先生や学生の方々と、徳島県の上勝町で巣箱製作と地産の食材を使ったごはん作りをしました。
以前に設置した巣箱にはすでに営巣が始まっていました。
偶然卵を温めるヤマガラを観察することができました。
4月7日(日)
尼崎緑化公園協会とペットボトルを活用してペチュニアの苗の植え付けをしました。
尼崎市内の公園に設置して皆さんに喜んでもらえたらいいなと思います。